夏がきました。バイクの季節。小清水原生花園へ花見に行くのに少し裏道を通ってみました。濤沸湖の裏側、つまり山側は車もほとんど通らないきれいな農道。お勧めロードですがここにカモメ橋という名の橋がありました。カモメの漢字も珍しいけど、山の海が近いこの場所ならではの名前。いい感じです。
そして近所の網走~斜里間の斜網広域農道。ここも畑の中をとおる温かみのある直線です。
最高気温が10℃以上になるということで、物置の奥からCB750Fを出し、バッテリーを取り付けセルを回すとすぐにエンジン始動。行き先も決めずにお気に入りの清里峠から別海方面を目指しました、が、この場所(養老牛温泉入口付近)を過ぎると気温が急降下したちまち指先の感覚がなくなり全身ガタガタ。たぶん5℃以上下がったでしょう。そこで反転、暖かいオホーツク海側へ北上。ここは北のほうが暖かいことが多いのです。
美幌峠で名物の揚げじゃがいもを食べてから小清水峠へ。どこも残雪が多いですが結構暖かかったです。でもオホーツクの沖合にはまだ流氷が!この時期でも流氷が見えたのは8年ぶり?ぐらい。
ついにツーリングシーズン到来。今年はどこを走ろうかな。
定番的写真、牛とバイク。大好きな中標津、別海周辺の、車もたまにしか通らない長大な直線路の横に牛が放牧されているのを見て、「やっぱり北海道だ!」と再認識。何度通っても本州在住のころの旅の気分を思い起し「ホントに住んでいるんだなぁ・」と不思議な気分になっています。
ここもいちおしの場所、野付半島。自然の花、鳥、動物、ホッカイシマエビの宝庫でトドワラ、ナラワラといった森が海水で枯れていく様を見られる独特の場所。そして道路はいつ行っても両側を海に囲まれた直線道路は「ここもやっぱり北海道だ!」と感激します。やっぱり広いからでしょう。ここからの帰路は知床半島に向かい、「さて、あの山の裏に帰るか!」とアクセルを開ける気分も最高です。