女将使用のベッドサイドのテーブルに塗装。ニスといえばシンナー臭と思っていたけど今は水性があるのですね。匂いがないので室内でも塗れます。また濃いときは水で薄められるし乾けば濡れても大丈夫。たぶん密着性という面では油性には劣るとおもうけど必要十分な性能はありそう。次は水回りに使ってみます。
外は雪!湿っていて東京の雪のよう。こんな時は宿やガイド業の予約の延期の対応や今後の業務の調整など事務仕事にヤル気が出ます。
オホーツク海沿いの雪の降り方は吹雪が多く、特に発達した低気圧が来た場合、物の風下側や低いところに吹き溜まりができます。宿の駐車場の出入り口は人力ではとても手に負えない腰の高さまでの吹き溜まりでしたが近所の方が重機でやってくれました。ほんとに感謝です。
玄関もドア前だけは除雪したけど干してある魚もすっかり雪びたし・・(涙)。建物は全体が冷凍庫の中の霜状態です。
JR釧網線がすべて止まってしまったため、急きょ知床斜里までお客さんを送りましたが道中はこんな白い世界。ちょっと緊張と慎重。でも主要な道路の除雪はすぐに行われるためバスは正常通り動いています。ここ数年はこんな暴風雪は少なかったので久しぶりに来ると除雪用の筋肉がなまっていて疲れました。今日もよく眠れそうです。
ようやく雪が積もって新雪を楽しめるようになったスノーシューツアーも、お客さんのいない日の休日もかなり充実しています。冬は楽しいなぁ~。まずは久しぶりに外国の方、フランスと韓国からのお客さんを神の子池へご案内。川沿いはまったく踏み跡もなく、ずっとラッセル。でもFさんはだれもいない雪面での転がるのが夢だったといって楽しんでいました。早く言ってくれれば、もっとどこでも寝れたのに・・
昨日は藻琴山の下見。しかし強風、極寒。すべてが凍り付いています。天気もイマイチでこんな日はツアーには行きませんが、下見ということでちょっと歩こうかと・・しかし登りで深雪、ラッセルでゼイゼイしているものの汗もでません。北斜面で北風なので背後からの風のため顔は大丈夫でしたが、なんか肺が冷える感じでヤバイかな~と温度確認。
氷点下18℃・・これで強風、山の中に一人ぼっちで夕方では・・・
そして胸までの踏み抜きとラッセルでハイランド小清水手前で終点。まだ人生楽しみたいのでさっさと下りました。この後は温泉で体を解凍。
ワカサギ釣りのために朝起きて玄関に出ると・・網の中のワカサギと製作中のサケとばが散乱!?・・
2メートル上に吊り下げてある干し網が破かれている!・・足跡から犯人はたぶんキツネの野郎。ジャンプ力とぶら下がったであろう爪の強さ、どうにかして破いた能力には脱帽。ただ悔しいのは食い散らかし。「ここまでやるなら全部食べていけよ!(怒)」
網走湖、女満別側では狙いのトラウトは出ませんでしたが、ワカサギは一日中爆釣!こんなに釣れていいのでしょうか?間違いなく日本一、というか世界一ワカサギの釣れる湖でしょう、今日は。
皆が帰るころにはオジロワシが待ってましたとやってきました。さて明日からも楽しもうっと。
スノーシューツアーに向けた体力維持のため宿周りのお散歩コースを歩いたり走ったりしてると、あれっ?ムギ?(3年前に死んじゃった犬)と間違うような道路を走るキタキツネに出会いました。
しかし、さすが野生!ムギとは違って緊張に満ちた目付きをしていて毛並みもよく冬仕様の体つき。
帰ってからは2度目のワックスがけ。1度目はヒイヒイ言いながら雑巾がけのように布で塗ったらムラだらけ・・こりゃダメだ・・とフローリング掃除用のクイックルワイパーみたいなモップを買ってきて塗ると!楽だしキレイだし、やっぱり道具は大事だと再認識。あんまりピッカピカではなくて逆に風景画的にはいい感じに仕上がりました。とりあえず一部屋だけね・・
北海道の家の多くには風除室という玄関前の小部屋があります。ここは冷たい風が直接屋内に入らないようにするところですが、除雪道具や工具の置き場にもなっていてウチは他にも釣り道具や長靴、焚き付け用の薪などがあります。もし宿をやっていなかったらきっと生活感あふれる?混沌、雑多な場所にたちまちなってしまうでしょう。気を付けねば。昨日はここを大掃除、そしてスノーシューを出しました。
レンタル用の防寒靴もいつの間にか、お客さんや元ヘルパーが置いて行ってくれたもの、買ったけど足の形に合わなくて使えないものなどが増えてきました。スノーシューツアーに行きたいけど靴がないという方はご相談ください。しかし!大雪がまだ来ない今シーズンは雪が足りません・・この分だと正月のスノーシューツアーはハイキングツアーになってしまうかも・・