ここ数日雪が降り続いています。密度の濃い大雪ではないけど気温が低く雪の結晶そのものが落ちてくるとても軽い雪。しかし着実に少しづつスノーシューツアーにいいコンディションになってきています。
こんな軽い雪はウルトラホーキという少し硬い箒で雪はね。(北海道弁で除雪は雪はねと言います)パパパッという感じですぐに完了。また今日は網走で沖に流氷が見えた流氷初日。待ってました!
昨日釣ってきた小さい大物。15センチもあったのできっとチカに違いないとおもい図鑑で調べました。チカは腹びれの位置が背びれより少し後ろ側についているけどワカサギは同じぐらいかちょっと前。で、結果はワカサギ。図鑑やネットによると最大は15センチで寿命は通常1年だが2年、3年と生きるものもいるとのこと。そういえば一昨年は小さい魚が多かったからそれが育ったのでしょう。
その30匹ぐらいの大物はハラワタをとり他の中小物と一緒に塩でもんでぬめりをとり水洗いして干し網へ。これで3日ぐらい水分を抜いて熟成させてから甘露煮を作ります。
買い物ついでに近くのオオワシのポイントへ遠くの木の上に留まっているオオワシ。斜里岳とのコラボが見事。
やはりサケの遡上の少なさからか例年の10分の1ほどの20羽ほどしか来ていません。でもその少ない獲物のサケをついばむオオワシとそれを横からつついて食べようとするカラスの攻防が面白く、「おいっ邪魔すんな!」という声が聞こえてきそうでした。
帰宅するとサンピラーが樹々の向うの藻琴山の上に出現。薄く扇状にも広がっていて後光のようでした。
今日は暖かくなる!との予報で釣り竿を持って屈斜路湖へ。12月中旬に行くのは初めてです。アメマスはどんなに寒くても釣れるけど、人間が寒くて釣りにならないかな・・そして一昨日の雪で近郊の道路はこんな圧雪アイスバーンのつるつる。気温もプラスまで上がり表面が解けて特に滑る状態がこれです。車の乗り降りで転倒することも多いのでご注意くださいね。
峠道に入ると気温は氷点下2~3℃なのに路面は解けています。これは道路管理者(国とか北海道とか)が塩をまいているため。氷点が下がるので雪は解けますが、この塩が車に錆、腐食という結構なダメージを与えるのです。撒く量も大量なので環境にもかなり影響ありそう。安全第一をかかげればここまでしてもいいのかな・・?とも思ったりして・・滑らず、車にも環境にもインパクトの少ない全く違うもっといい方法ないかなぁ・・?
冷え込みが厳しく温泉地帯でもある弟子屈町川湯の樹々一面霧氷でとってもキレイ。
湖は水全体が冷えるまでまだしばらく凍りませんが波打ち際ではしぶき氷が発達しています。でも4月の寒い日よりよほど暖かく糸や竿が凍り付くこともなく問題なく釣りができました。
釣果はフライで53センチのアメマス一匹。産卵後でまだ痩せていてパワーもありませんでしたが、まだ釣れるんだなーと確認できた満足の一匹でした。
今日は真冬日だけど晴れ。空気が澄んでいて気持ちいい!
しかし知床方面はいつものようにどんよりと雪が舞ったり曇ったりしているよう。そして製作中の干しておいたサケとばを見ると・・・
網が大きく破かれてサケが半分無くなっている!!・・・3匹分、およそ60人分のサケトバがぁ~(泣)・・・周りには食べ残しも全く無い?しかも猫がどこからか来ている・・?網の高さは2メートル以上はある・・イイズナがロープを伝ってきたのか?いや、それにしては網の破け方が大きいしサケがキレイに無くなりすぎている・・やはりカラスが持ち去ったのか・・そして網から落としたときのかけらや食べ残しを猫が食べに来ていたのか・・しかしここまでやられると悔しさよりも見事とたたえたくなる。が、許さんぞ!犯人め!(犯鳥か・犯猫か・・犯イタチか!?)
残った鮭と無事だった方の網の半乾きのサケの半身にカッターで切れ目を入れてさらに干します。あと一週間ほどで完成。今年はちょっと塩分控えめ、そして量も控えめ(涙)となりそうです。
隣のJ子さんから「病気や虫のついたのリンゴ、そのままにしておくと他にもうつって良くないよ」とのアドバイスから少しだけ実ったリンゴをすべて収穫。問題のあるやつはコンポストへ、いいやつは食べてみると・・甘くない・・なんか苦みがある・・ということで観賞用かな。不思議なことに農薬も使わず除草もせず放っておいて出来たリンゴは数か月経っても腐らず、乾燥してしおれていくだけなのです。(これが本来なのでしょう)
皆さんも注意!2年ほど前、急に冷蔵庫が冷えなくなって修理にきてもらい基板交換ということで出張旅費も含めて2万円以上かかったけど、原因はたぶんこれ!このP社のものは背面の右側の上下にあるのが吸気、左側が排気のようで吸気がホコリでびっしり!で、内部温度が上がって電気部品が損傷したのでしょう。年に一度は掃除をおすすめします。これは動かすのが重いので旦那さんの仕事ですね。
さて、ようやくハエもいなくなったし午後はサケとば作り。宿業の合間に釣ってきて、疲労困憊で意識が半分ぐらいしかない中、がんばってさばいておいたサケがこのときに労力を減らしてくれます。(今年はよく釣れたなぁ~)半解凍で扱いやすいうちになるべくきれいに包丁などで皮側のぬめりを取り(この作業が後で生臭さを減らしてくれる)粗塩をすりこんで1時間待ち、さっと水で流して干しました。
世間ではちょうど今、どこかの社長だかが10億円だかの所得を申告しなかっただの流用しただのと騒いでいますが、なんかホント違う世界です。自分の庭になったリンゴをかじって、釣ってきたサケで肴を作って・・なんて自分では最高に贅沢な暮らしをしているな、と感じました。ちなみに夕食はさばいたサケのアラで野菜たっぷりあら汁を作りました。銀ピカのサケを選んで使ったので特に美味かったです。