家の前の畑の小麦が小さい花をつけ、実も大きくなってきました。まだ薄緑色ですがあとひと月足らずで小麦色になり収穫が近づいてきます。後ろの斜里岳も薄緑の新緑から濃い緑となり夏の装い。原生花園の花々も盛りの季節。おすすめです。
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長い付き合いありがとう
友人が爺ちゃんの形見だと言って大事そうに使っていた財布に触発されて以前勤めていた群馬県高崎市のアウトドアショップで購入した皮の財布。25年という女将といるのと同じ時間、いやそれ以上に行動を共にしたのですが、ついに修理不可能なほどに皮と布が裂けてしまいました。新しいものは1年ほど前からあちこちで探していたのですが、ついに北見の店で購入。やはり使い慣れていたものと同じようなものを選んでしまいました。まだ馴染んでないので分厚くカードは入れづらく出しづらいのですがそこは皮という自然素材のアナログさで時を経て体の一部のようになっていくのでしょう。お役御免の旧財布、ポイッと捨てる気にもなれないのは歳のせいでしょうか・・まだこのパソコンの横にあるのですが使える部分の皮だけでも再生させて何かに生まれ変われないか思案中です。
もはや戦い
斜里岳と流れ星
カメラに詳しい京都のMさんがキャノンパワーショットの星空モードで撮影。これだけいいタイミングとアングルでの斜里岳と流れ星撮影はさすが。コンデジでも撮影モードのある上位機種で腕(運が90%、奇跡が10%で機材と腕はそれぞれどこまでマイナス分を減らせるか・・Mさん談)があればこんな写真もとれるのですね。
そして今日は猛暑日・・先程から少し下がって34度台になりましたが、暑さに対応できなくなった北海道人の私にはきついものがあります。風も強めに吹いているのですが熱風・・ただ地中の温度はまだかなり低いので1階のお客さんの寝室はそれほど暑くならず夜は12~13℃に下がったりするのでまだ布団は夏用には換えられません。北海道は気温の乱高下が多く服装なども難しいのが特徴です。旅の方はどんなに暑くても薄手のジャケットはあった方が安心でしょう。
掃除の後の喜び
一昨日までの嵐の土ぼこりで悲惨な屋内を昨日の客室に続いて今日も丸一日掃除・・まず風除室(内玄関と外玄関の間の小部屋、冬の暖房の暖気を逃がさないためにある)のものをすべて外に出し掃除機と雑巾がけ、次にすべての窓を室内側、屋外側共にスポンジとワイパーできれいにし(2階の外側をやるためハシゴに登るのが危険を伴う)居間の掃除を高いところから低いところへ順にやっていきます。これに役立つのがコードレスクリーナー。1年で髪の毛をやっと吸うぐらいの吸引力になってしまったダイソンではダメな部分はマキタでなんとかしていきます。そして宅配便が来ました・・
2~3か月かかると言っていた修理に出したロッドがなんと新品で帰ってきました!当時の保証書(20年以上前)の取り扱いについての輸入代理店とのやり取りでひと悶着あったけど、生涯保証のうたい文句はホントだったと見直しました。ビックリするほど高いのは送料で往復約8,000円。2本継ぎの長物だから仕方ないけどあまりに高すぎ・・だから最近は4本継ぎとかの仕舞いこみが短いものばかりなんだ・・負担金と合わせて18,000円ほど・・これならちょっとした新品のロッドが買えることを思うと、嬉しさ半減ですが、このロッド、アクションがとても気に入っているのでたぶん一生使うでしょう。これからもよろしく!
ブラウンアウト
裏摩周展望台はやはり高いところ、今日の爆風を見事に受けていて樹々の風切り音が怖いほどでした。
そんな風でもここ神の子池は森に囲まれたくぼ地だけあって静かで水面の波立っていません。
問題は我が家もある畑作地帯。まだ葉の出ていないジャガイモ、ビートの畑は土が飛び町中がブラウンになり薄暗くなっています。作物は土と一緒に植えたものも飛んでしまう風害が発生しているでしょう。車は点灯して運転。
運転中の状況。この数秒後にはホント目の前も見えなくなる猛吹雪のときのホワイトアウトとおなじ状況に!(茶色だからブラウンアウト)走っていると前の車にぶつかりそうだし、停まっていると後ろから追突されそうだし・・最徐行か止まるしかありませんが焦ります。
帰宅すると家中がほこりまみれに・・・(泣)今日のような爆風+ほこりのときは数年に一度あり、新築のときから何度もこういう目にあったのでサッシも自分でコーキングして隙間をふさいでいます・・それでもこんな感じ・・(涙)汎用品のサッシの気密性なんてこの程度です。家は高気密高断熱で作っても完璧なんてありませんし、もしホントに気密性が完璧なら窒息や中毒など危険度も増すでしょう。と、いうことで明日は雨の予報。まずは大掃除。観光の方には申し訳ないですが恵の雨を期待しています。
ありがとうジャケット
25年以上も使ってきた双進(リバレイ)のウェーディングジャケット。一昨年あたりから雨が漏れてきて、先月ようやく新しいものを購入、ついに今日廃棄しました。5年ほど前、ボタンが割れて自分で修理、全体的にボロボロになったものの使用に耐える性能は維持し、日本各地とニュージーランドも共にした一着。これでボクのリバレイに対する信頼は確固たるものになり、新しいものもやはりリバレイに。今主流のストレッチ素材+防水透湿という相反する性能をうたう製品のため耐久性には期待していませんが、コストパフォーマンスはきっとなかなかのものでしょう。登山用などは耐久性が重視されていますが、釣り具はそこは触れていない製品が多いのがいま一つ。いろいろ考えるに、ボクがメーカーとなるのがいいのかな、なんて思うこともあるのでした。いや、宿業主体のため、メーカーのテスターのほうが合っているかも・・・
いつも外です。
これを書いている今、知床峠では雪が降っているとか・・まだ氷点下になる日もたまにあるようですが、さすがに雪は積もらないと判断してタイヤ交換。GWも終わり夏のシーズンに向けて遊びも仕事の準備も全開です。
天気の良くない日はやはり釣り。アメマスは雨鱒と書くように雨の時やその後が釣れるのです。
ワカサギを食べ始めたようでGW前に比べて一回り太ってきた魚体。50センチほどになると引きも強烈でニジマスかと思ったりします。
ニジマスはお腹パンパン。まずたらふく食べてしばらく経つとマッチョになります。
今日は自然と畑ガイドのためのガイド研修、ヒグマ対処編。座学と野外でのロールプレーイング、熊撃退スプレーの試射練習などみっちり1日勉強です。・・この直後、試射の的を引っ張るK氏が風で流れたスプレーを浴びてしまい悶絶!。一同「ああやっぱりスプレーは効果あるんだ」と実感(見ているほうは(笑))。
野外での研修は雨でしたが、帰路、知床の海に沈む夕日があまりにもキレイで撮影。山の斜面は赤く染まり虹も出ました。北海道らしい広い空には雨が降っている場所もよくわかります。
いつも雲が水平線上に出てしまう日没、珍しく海に沈みました。明日もよろしく、太陽さん!
君にとっても美しのか・?
部品移植
ガイド業を始めたおよそ20年前に購入した最初のスノーシューと15年ぐらい前にヘルパーBちゃんの置いていったスノーシュー。ツアーで使って壊れては直しの繰り返しでしたが、一つはビンディングのプラスチックが経年劣化で一気にバラバラになり、もう一つは布地がこすれて破れフレームから外れ、2台ともついに修理不能となりました・・しかし!お互いに使える部分を移植すればまだ1台は使えるのではないかと考え、分解、組み立て開始。こういうときに電動ドリルやハンマー、鉄ノコなどの大工道具が役に立ちます。でも使える部分を壊さないようにリベット留めを外すのはかなりの労力でした。
壊したリベット留めの部分は今度はネジ留めにしてかかとのアイゼン部分が布地と干渉している部分をニッパで切り取って完成!直せば使えるうちは最後まで使う、という考えを貫けて満足です。でもスノーシューって物のわりにホント高価ですねぇ・・そこそこ使えるリーズナブルなものも出てきましたが、ボクは冬山での使用もあるため信用度の面でメーカー品を買わざるをえませんが誰か良くて良いもの作ってくれないかな?自分で作るか?・・さてGWに知床峠が開いたらこの時期最も美しい羅臼湖へこのスノーシューを持って行ってみようと思います。