今、宿業は2ヶ月の長期休暇。「いいねぇ~そんなに休めて」と言う方もおられますが、春から秋にかけて休みの少ないこの仕事は今しっかり休んでリフレッシュ。よく「休みの日は何をやっているのですか?」と「(ヒマすぎない?)」みたいに聞かれますが、やりきれないほどやらなきゃならないこと、やりたいことが多く充実しています。今日は家族の用事、宿の宣伝に関するパソコン仕事(Web関係)、バイクや草刈り機の片付け(キャブのガソリンを抜いたり、バッテリーを外したり)そしてゆっくりコーヒーを飲みながら新聞を見たり、急なお客さん(泊まりではない方)と話をしたりしていました。これから年末までの予定を紙に書き出し一つずつやっていくのですが、毎年半分もできずに春の時期まで持ち越してしまうのが現状です。宿のリフォーム、大掃除、薪割りなどやりがいのある肉体労働も待っていますが、天気と相談しながら、たまに遊びに行きながら冬の準備です。ちなみに今日はめちゃ寒くて、昼でマイナス5℃、夕方の今はマイナス9℃。北風も吹いていて体感温度も真冬の一番寒い時と同じ。こういう日は室内仕事優先、という感じです。
カテゴリー: 生活
冬へ
冬用のタイヤに交換する時期がやってきました。何年か前までは2台ある車は自分で交換していましたが、ミニバンのほうはアルミホイールのため鉄ホイールに比べてバネ性が少なくネジを外すのが大変。そのため車屋さんにやってもらっています。でも軽自動車は自分で簡単に取外ししたいのであえて鉄ホイール。ここ数日寒い日が続いているので例年より早めに交換です。
ウチの上は白鳥の渡りのコースになっているらしくこの時期はよく鳴きながらV字編隊を組んで飛んできます。写真は撮れなかったけど、はるか上空には(斜里岳より高かった!)オオワシも飛んできています。北風の吹くことの多くなった晩秋。でも根雪になるのは12月になってからがほとんどで、これからは寒いけど遊べる季節が続きます。
降ったわ!
夕方、空が真っ黒になり急に冷たい北風に変わってまもなくするとカンカンと窓に霰(アラレ)が当たる音が・・そのうちザァ~と降ってきてたちまち一面真っ白。毎年来ていただいている東京のTさんと「お~すげぇ!」と天変地異に喜ぶ子供のように外に行ったり写真を撮ったり。
もちろん斜里岳は全体が白くなりました。
雪景色とは相反する車ですが、この車を始めとするチューニングショップをやっているTさんの広告塔ともなっているNSXは見ても乗ってもいじっても楽しそうな車。http://t3tec.jp/キレイなガレージからピカピカの状態で走ってきて、徐々に虫が付き、泥がハネ、雪も積もって「旅してきたんだなぁ~」と感じさせる車やバイク、自転車の姿もいいものです。
まだ凍結の残る宿の前をテールスライドを楽しみながら出発。でもこの3時間後の今はもう晴れて路面も乾いて通常の状態に戻りました。あ~あ、だか、よかった、だか・・
大発生
一斉に麦刈り
6月の気温
休館日の生活
ファン不動
朝、トイレ掃除をしようとファンのスイッチを入れても回りません・・冷え込みがきつかったのと年月も経っているからかな?と隣のトイレのファンを回してみるとやはり回りません・・3カ所目は回りましたが、どうもおかしいということで壊れてもいいやっとちょっと強引にバラしてみると・・ホコリがクモの巣のように!
一年前に掃除した覚えがあるのですが、それだけでこんなにホコリがくっつくとは・・これではくたびれたファンには抵抗が大きすぎて、なおかつ冷え込みが厳しくて回転部の油が固くなっていたため回らなかった様子。キレイに掃除して軸に油をさし取り付けると生き返りました。ある程度なんでも自分でやらねばならないこの生活、けっこう気に入っています。
そしてきました・・
天気予報どおりにこの冬初の暴風雪、きました。メディアでは警報のフルコース、交通機関全停止、学校全休校、海沿いは避難勧告という物々しさ。しかし外は車も通らず宅配便のオジさんもお兄さんも来ないので家の中は風の音しかしない、静かな日です。様子見に目出し帽にゴーグル付けて外へ出る・・・出られないっ!!玄関前のドアは吹き溜まった1メートル50㌢ほどの雪の壁に抑えられてなかなか開きません。ドアを少しづつ押して開け、外へスコップを投げ、できた隙間からお腹を引っこめて脱出。吹き溜まりや異常個所(ストーブの排気管や灯油タンクの吸気部分が雪で塞がっていないかなど)を確認して外からドア前だけ除雪して家の中へ。毎年のこととはいえ、やっぱり凄いや、と感じるなかなかの猛吹雪。いつまで続くのやら・・
年末年始
再び藻琴山へ。この日は稜線沿いが風が強く氷点下10℃。でも風にあたらず、陽射しを受ければ意外に寒くありません。
このぐらい気温が下がると雪印がそのまま降ってきます。
この年末は天気にも恵まれ(しかし雪が少ない・・)宿からみる夕映えの斜里岳は「美」です。
大晦日、23時40分ごろ宿を出て来運神社へ初詣。歩いているときに明けましておめでとう。
元日は恒例の近隣ツアー。オオワシと斜里岳が良い構図。
反対側はワシのなる木。今年はオオワシ、オジロワシはちょっと少なくて100羽ぐらい。やっぱり留まりやすい樹は決まっているようです。
正月休みの道の駅パパスランドでも足湯だけは利用できて暖まりました。ここでスープなど温かいものの昼食。
2日のツアーは天気もイマイチなのと雪が少ないのでスノーシューハイキングはあきらめ標津町方面へ。まずはメロディーロード。ちょっと雪が積もっていたけどちゃんと「知床旅情」聞こえました。
そしてサーモン科学館へ。釣り師のM名人と群馬H氏は子供のようにイトウにかじりついています。それとチョウザメの指パクパク体験も爆笑。職員のNさんが見せてくれた大型チョウザメ腕パックリには驚愕!ここは面白い!皆んな大満足でサケがいないときでもオススメです。(特に魚好きには必見)
旧川北駅で鉄ちゃん気分を味わい、
ラーメン屋さんで得た情報から野付半島へ行くとトドの死体をキツネが独占。カラスがちょっかい、オオワシはジッと待つ、という構図の北海道の野生が見られました。トドは肋骨がすっかり出ていますがまだまだ動物たちの恵みになりそう。
ここにいた何匹かのキツネは丸々していてタヌキのよう。夏のガリガリ君とは別の生き物のようです。
野付半島の夕映え。凍った海面、島のように浮かぶドドワラやナラワラ。ここでしか、この季節にしか見られない風景。こんな絶景なのにあまり有名でないところが野付半島の良さかもしれません。オススメです。



























