迷彩服の集団、斜里岳に現る!?

Photo_2 実は自衛隊の訓練の斜里岳登山。迷彩服の人が何十人も列をなして登る姿は壮観です。隊員の人たちも「なにかあったら救助しますので」とやさしい言葉をかけてくれたのが身近な存在に感じました。こちらも調子にのって「疲れたのでパラシュート貸してください」と言ったら、「今日は持ってきてないんです」とうまい返答。事が起こった際はお願いしますね、頼りにしています。

ハクサンチドリ白

Photo 毎年斜里岳の上部に咲く珍しい白のハクサンチドリ。北海道の高山植物はチシマなんとか、とかエゾなんとか、とかの名前が付くのですがこれは本州と同じくハクサンチドリ。紫色が主体のこの花はたまに白やピンクがあり、見つけたときの気持ちはいいものです。

山は泥まみれ

Photo 昨日、斜里岳の下山途中の下二股にてIさんの泥だらけの足。下りのコースの熊見峠~下二股では雨が降るとグチャグチャになります。きちんとに整備すればよいのですが、ここは北海道立自然公園なので、財政状況の悪い北海道から予算が出ず、わずかな町の予算でできる範囲での整備しかなされていません。登山者の皆さん、北海道庁に意見のメールをどんどん送っていただければと思います。それかお金を集める別の手を考えるしかないかな・・

ジャガイモの花 満開

Photo 宿の周辺ではジャガイモの花が満開です。このところ天候が不安定で雨の日もあるのですが、そんな日は傘をさして花の撮影がオススメです。これはコンパクトデジカメを使うボクの素人考えではあるけれど花や緑に関しては晴天の日は日が当たり全体的に白っぽくなってしまうのですが、ちょっと暗めな曇りの日や、雨の日は色鮮やかにきれいに写ります。また、しずくのついた花などは特にいい感じ。植物や動物の撮影でも、ちょっとした変化を見つけて撮影すると短い物語のある想い出の写真となるでしょう。

エゾカンゾウ大群落

Photo_4 群落の面積が広くてきれいに写りませんがここは野付半島のエゾカンゾウ(ニッコウキスゲ、ゼンテイカの同種あるいは近種と言われている)の大群落、これほど見事な群落はめずらしいのですが、ここまでの公共交通機関が無いのと有名観光地からちょっと離れているので人も多くなく、他の原生の花々やトドワラやタンチョウヅル、オジロワシも見られ、国後島も間近。観光船に乗ればアザラシも見られる、自然の素晴らしい穴場と言えるでしょう。まだ行っていない方は七夕前後の花の季節は特にオススメです。(他の季節もいいですよ)

さくらの滝最盛期

Photo_2 清里町の今イチオシの見どころのさくらの滝。今海から上がってきたサクラマスがジャンプして越えようとする姿を見れる最盛期です。なかなかカメラで収めるのは難しいですが動画モードで撮るといいでしょう。このジャンプは例年8月下旬まで見られます。ただ朝方や冷たい雨の後などは飛ばないことが多いのでご注意を。

最後の桜と高山植物

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Photo_3山は登っているときは「なんでこんなつらいことやっているんだろう」と毎回思うのだけど山頂が近づくにつれ花々が出迎えてくれると少しづつ達成感がやってきます。桜は斜里岳のチシマザクラで今年の桜も見納め。そして高山植物の代表格のツガザクラ。今年もつらいのにまた行ってしまう夏山登山のシーズンインです。

おっかない!

Photo 例年になく残雪の残る山開きとなった斜里岳。こんな雪の橋(スノーブリッジ)となった場所が多く残っていて、いかにも踏み抜いて落っこちそう。なるべく通りたくはないけれど迂回もできない場合は細心の注意で通過し山頂を目指します。こういう安全が保障されない登山などの野外での遊びは自分の力を試し、成長するいい勉強の場です。事故があったら責任問題になるから、と言って規制ばかりかけている・・?・・の方々にも見習ってほしいものです。

天候不順

Photo ここ10日間ほど不安定な天気が続いています。朝は晴れて眩しいぐらいであったのに南からの雲が流れ込んで昼は曇って雨もぱらつく感じです。この写真は知床連山に太平洋側(羅臼側)から流れ込む雲。こうなると峠から向こうは肌寒い霧雨です。6,7月はこのような天気が多いのですが、オホーツク海側は比較的晴れているか、標高だと1000メートルぐらいから上が雲海の上で晴天が多く、山登りも登って見ると最高の景色!ということもあるので下界が曇りでも山の上は期待ができるかもしれませんね。

ぶっ飛ばされる!

Photo 1年を海ですごし、さくらの滝へサクラマスたちが今年も帰ってきました。まだひっきりなしに飛ぶ、というほどの魚影の濃さではありませんがまだ遡上したてのフレッシュな銀色の魚体が空を切っています。このシーンはジャンプに失敗、滝で跳ね返されたマス。ここを越えられる確率はかなり低そうですがあきらめずに何度もジャンプし上がろうとする姿はサラリーマン時代の自分の姿を想い出すようです。(すぐにあきらめていたか・・・)