やっぱりいろんな意味で網走湖スゲエ!

網走湖、女満別側へワカサギの仕入れに出陣。現地に着くとすでに大混雑!日曜とはいえなんでここまで混むの?なんと釣り場まで1キロぐらい車が道路沿いに駐車されています。まあソリを引いてのちょっとしたハイキングだと思えばいいか・・(先日のスキーシューでの歩きであちこち痛いけど・)

混雑の理由は・・手軽で人気の呼人の釣り場がコロナ閉鎖とのこと・・なるほどね。でもボクらは静かなところが良いので釣り場の一番奥まで歩いて穴を開け、テント設営。やっと晴れの中の氷上釣り。外は氷点下5℃でもテント内は温室。下着とシャツでOKなぐらい暖かです。ワカサギ釣りはこれじゃなくちゃね!

一投目から爆釣!針は大きめ、魚は小さめだけど4つの針全部に釣れることもありました。

でかい!ニジじゃね?アメマスじゃね?と、知床K氏が慎重にやり取りして上げたのは良い型のウグイ君。やさしくリリース。

横の森からはおこぼれを取りにオジロワシが頻繁にやってきます。クマゲラもいてなかなか良い森です。

今日2回やった、秘技”1フック2フィッシュ” いつもの昼前後の食い渋りが今日はありません。休む暇無し!

休む人あり!?S嬢が腰痛と接種の腕痛を癒しています。なかなか絵になるな!

昼から参加のS嬢、M名人と4人で約3.5キロ釣りました。小さいのが多かったのでたぶん約1000匹。一日中釣れ続いてこれぐらいです。やっぱり網走湖はスゲー!

 

神の子池へ

今日は環境省の事業で神の子池へスノーシューではなくスキーシューで旅行会社や雑誌社の方などを案内しました。カーブミラーの高さから見ると1メートルほどの積雪。今回のスキーシューはかかとが少し上がる太く短いスキーでソールにうろこ状の溝がついていて緩い登り坂なら歩くように登れます。今回はかなり新雪がありラッセルはつらかったのでスノーシューのトレースの上をあるきましたが、凸凹でスキーが横に振られてかなり歩きづらい状況。皆さん苦戦・・

時間の制約がある中、かなりがんばって歩いてもらいました。天気は曇りがちで暗かったので池は青いというより群青色でしたがさすがに静かで癒される場所。ボクも帰ると股関節などスノーシューとは少し違うところに疲れがたまっていました。スノーシューは自然観察や登山に、スキーシューは緩い斜面を遊ぶスポーツ的に使うのが楽しいようです。

電柱バキバキ

昨日の夜中から今朝9時ぐらいまで暴風雪と東からの爆風!気温が0℃と高かったので重~く湿った雪が窓や外壁、樹木にビッシリついています。そして朝一で付けるストーブのスイッチを押すと・・停電・・この湿雪と爆風じゃどこかの電線も切れるよな、と復旧を待ちます・待ちます・・天候は急速に回復して一安心。でも北海道の家の暖房は灯油でも電気も必要なものがほとんどなので停電で家の中で凍死する人もいるのです。

朝6時半からの停電が昼になっても復旧しません。結局今日は一日中除雪していました。雪、重かったなぁ~

ネットで調べたり、夕方やっと電話のつながった北海道電力に聞くと隣の地区で電柱が折れているとのこと。復旧予定も未定・・それじゃ冷凍庫のものとか大工仕事とか先が読めないので状況を見に行くと!電柱が10本以上バッキバキに折れて電線や電話線が散乱しています。これは時間かかりそう・・

ヘッドライト、ろうそく、ランタンを用意し薪ストーブを着けました。これでとりあえず人間は大丈夫。早く復旧してもらわないと冷凍庫の食材が・・まあキツネやテン、オコジョ、カラスに注意して外に出せばいいんだけどね・・そしてようやく19時半、仮復旧しました。13時間の停電。前回の地震による24時間の停電よりはマシだったけど、やはり送電してもらう電気依存は高リスクだと再認識。たまにこういうことがあると将来のこと、考えますね。

荒天予報

一昨日の天気予報から明日はひどい暴風雪になる、というニュ盛んに流れています。でも今日の昼過ぎまでは風もなく穏やかな晴天。ただ気温が0℃ととても高いのが怪しい兆し。今日のうちに外に出る用事を済ませ、室内でもできる魚の加工や床の塗装など室の段取りを進めます。

午後3時。斜里岳は南からの雲に隠れ暖かく湿った風が吹いてきました。

午後4時ごろ、斜里に抜ける町道は”いちおう”通行止めに。この道路は風雪が強くなると地形的にすぐに吹き溜まりができ2WDの車はよく立ち往生していたので(特に昔のFFのプリウス)、明日はひどく荒れるという予報の場合は前もって道路を締めるのです。動けなくなった車の人は目の前のウチに皆、助けを求めてきて暴風雪の中、救出が大変だったので早いうちに道路止めてくれ、と道路管理者にお願いしたのです。(一日3回救助したことあり)さて今は午後11時、気温0℃、湿った雪のそこそこの吹雪になってきました。明日は最大瞬間風速が30メートルになるとか・・周りに何もないここでは風だけはいやなものです。

連日の吹雪

昨日、今日と北西の強風が吹き荒れていて吹雪、地吹雪の波状攻撃を食らっています。宿から斜里方面に向かう道は”基本的”に通行止めで左側だけゲート設置しています。しかしそこは自己判断、自己責任の北海道人。「このぐらいならなんとかなるべ」という顔で何台も入っていきます。たしかに道路を半分ぐらい吹き溜まりがふさいでいてボケッと運転していると突っ込んで出られなくなりますが皆さん慣れたもの。こういう「一応通行止めにするけど、自宅に帰るとか、もしどうしても行くなら自己責任でね・」的な規制、好きです。

さっそく食材調達

斜里岳山頂付近に雲が残る初日の出。気温は低いもののいい天気になりました。

地元のオオワシ・オジロワシのなる木の周辺のワシの数は5年前の5分の1ぐらい。毎年確実にサケの遡上が減っているのでやって来るワシの数も(もしかしたら生息数も)急減しています。

近くの沢に食材調達。唐揚げサイズのヤマメ、オショロコマ、アメマスが体が冷え切るぐらいの時間で十分に釣れました。

昨日は北見のM名人、網走S嬢とサロマ湖流入河川の氷上チカ、キュウリウオ釣りへちょっと遠征。国道下はほとんど釣れていなくてあきらめムードだったけど、地元のおっちゃんが釣れている場所を教えてくれて移動。穴を開けてテントを張りサビキ仕掛けを上下させます。水深は国道下より深くて2.5mぐらい。

小さいアタリを合わせるとさっそく程よくチカ、キュウリウオが釣れてきました。真昼間なので魚たちの食欲があまりないようで、仕掛けを上下に誘って止めてを10回ぐらいやって横に動いたり食い上げたりするアタリがいつもより多かったです。ちょっと見づらいけど立派な牙を持ったキュウリウオ。引きもちょっとドンくさい感じだけど意外と獰猛なのでしょう。

おっちゃんのおかげで3時間ほどでキュウリ約60、チカ約30の90匹ほどの釣果。ありがとうおっちゃん!ホントにキュウリの匂いがする魚だけどみりん干しにすると甘味が出てとても美味です。キュウリウオの最大は28センチ!そんなに良く引く魚ではないけど足元の20センチ足らずの穴から抜き上げる時の重量感は病みつきになります。

YouTubeで80~90年代の洋楽、邦楽を聞きながらハラワタを丁寧に出します。(これが一番大変・・)キュウリオウの胃には小魚がけっこう入っていたからその気になればルアーでも釣れそう。(たぶん面倒でやらない・・)みりん、醤油、酒と砂糖の漬け汁に丸一日ぐらい漬けてから寒風の下、3日ぐらい干します。しっかし道路脇の川で美味しい魚がこんなに簡単に釣れるなんてやっぱり北海道すげぇー!!

有終の美

今日が年内最後の晴天かも・ということで湖へ。白くなった畑に少ないエサを求めて鹿が出ていました。

まだ積雪は少ないので林道は普通に通れました。気温は氷点下1℃。

朝は氷点下15℃ぐらいのときもあり、こんなしぶき氷もあちこちに出来ていました。水温も数日前に比べて一気に下がった感じです。

寒さ対策も兼ねて林道をしばらく歩きながらルアーを投げるも結局出発点の車の前で来た50センチほどのオスのイケメンアメマス。少し深いところを回遊しているようで下から抜く感じのやり取り。いいファイトをしてくれました。

フライに換えて待ちの釣り。しばらくするときたっ!・・30センチのウグイ君でした。君たちまだいるんだね・・しかしウグイ君が釣れた後にトラウトが来ることが多いので再び水流と波によるフライの動きを考え、かけあがりの底付近に流します。

夕方薄暗くなり始めたころにやってきたM名人。10投もしないうちにアメマスを上げていました。さすが!

アタリに合わせると、最初はかな~り重く、かつ突っ走りリールが逆転して糸がどんどん出ていきます。これはデカい!大アメマスか?サクラか?倒木に入り込まれそうになり、こらえていなして「バレないでぇ~切れないでぇ~」と叫びつつ、ランディングしようとすると走られてを何度も繰り返しようやくゲット。やったぁ!!56センチのニジマス。この先は天気も良くなさそうだし気温も低い予報なのでこれが今シーズン最後のトラウトフィッシングかも。ということで有終の美を飾れました。今シーズンは海も湖も魚がすっかり減ってしまった感があるけど、新年は氷上穴釣りから。楽しみです。

川が・・

気温は低くて道路は真っ白のアイスバーンだけど天気がいいので大アメマス狙いで女満別へ行きました。が・・分厚く氷結していて今季終了・・・

水音一つしなくなった川岸ではアカゲラが木をたたく音だけが響いていました。

せっかく来たので網走港へ。相変わらずワカサギ掬いのおっちゃんたちでにぎわっています。ボクはチカ狙いで1時間ほど竿を出しましたが全く釣れず地元の学生らしき釣り人も今年の網走はどの魚も釣れない、いないと言っていました。能取湖もホント魚いなくなったし、これほど急激にどこの魚も減っているのは温暖化だけじゃないでしょう。毒かな?いつもながら不安です。

冬が来ました

一昨日までは雪も無かったのに昨日から雪が降り始め午前中までこの冬初の吹雪でした。

積もったのは15センチぐらいだけど昼でも北西の風が強く、最高気温も氷点下5℃で極寒。万全の装備で玄関前や駐車場入り口の雪かきや片付け。

日没間際、斜里岳も顔を出し紫の夕映えに。吹雪は寒いし車の運転は危ないし除雪は面倒だけど後の風景はいつも期待どおりの素晴らしい!冬本番を実感です。

マリモ?発見!?

朝晩はすっかり氷点下となったけど昼前後はまだ暖かく普通に釣りもできるので昨日は屈斜路湖へ向かいました。朝晩用事を済ませて昼の3時間ぐらいだけ釣りに行く感じです。近所の管理釣り場のようかな・贅沢。

平日で真冬ということもあり人気の釣り場も誰もいません。ルアーのラインも氷結に弱いPEからナイロンに交換しあっちこっち投げ続け1時間後、ようやく若々しいアメマスがヒット。

葉が落ち、明るくなった森にアカゲラやクマゲラの声が響き渡っています。

ハクチョウもずいぶんやってきました。

湖岸で発見したのはマリモ!?阿寒湖のものより茶色だったけど・・

水中に漂っているものもありました。きっとマリモでしょう。ちょうどいい波があれば意外にあちこちでもできる、と聞いたことがあります。

フライに換えて沈めて誘って一匹。そして波が立ち始めてもう一匹。魚はある程度の群れで定期的に回遊してくるけどスレていてルアーへの反応は特に厳しいような感じでした。

日没は15時半。今日はルアーでもフライでも「釣れた」感があって満足。そろそろ吹雪がやってきそうだけど湖が氷結するか林道が雪で通れなくなるまではやってみようと思います。