知床・冬

1キツネ2匹

知床五湖へのツアー途中、流氷を展望する場所で2匹のキツネが出てきました。これはおねだりギツネといって、以前人間にエサを与えられて味をしめ、寄ってくるようになってしまったキツネ。しかしそのうち車にハネられてしまうのが多いのです・・

2アザラシ

流氷はこんな感じで、よく見ると遠くにアザラシがいました。

3鮭親子

昼はこれ!ウトロ、一休屋さんの鮭親子丼。この少し凹んでいるぐらいで小粒で柔らかいイクラが一番上等で美味しいイクラ。サケの刺し身もとろける美味しさ。これ以上はありません!

4五湖

知床五湖越しに観る冬の知床連山は見事!これをみられれば大満足間違いなしでしょう。

風景画 流氷初日

宿流氷初日

宿から流氷が見えました。でもこれは先に流れ着いた先遣隊で、本隊が来るのは順調にいってもまだ何日かはかかるでしょう。この冬は寒いのですが、やはり春から秋までの暑さで、海水温が例年より高くなったからだと思います。でも知床はいい感じで来ているとのことでしばらくは楽しめるとおもいます。

寒そうだけど

雪藻琴

今日の藻琴山は曇り時々雪。視界はなんとか屈斜路湖の湖面が見える程度でしたが、やはり別世界でした。

雪藻琴2

今日もダケカンバの樹氷の中、北側の斜面を一気に駆け下り途中で半地下の雪洞を作り昼食。氷点下15℃はこたえたけど一昨日、足の冷えが辛かった教訓から今日は厚手の靴下+つま先カイロで快適でした。毎年同じような装備装備と気温なのになんでこんなに冷えるんだろう?と考えたら、どうやら人間側の体調や年齢が原因のよう。これには道具を合わせていくしかないですね・・

私の流氷初日

1藻琴0130

ほぼ快晴の藻琴山へ。前回の大雪により、ようやく樹木に邪魔されず稜線歩きができるようになり、また樹氷も発達してきて最高の風景です。

2流氷藻琴

ついに見えました、私の流氷初日。まだ10~20キロぐらい沖合で氷の面積も小さいけど待ち人来るの気持ちです。あと何日したら本体が接岸するのか楽しみ。

3山頂樹氷

山頂直下のダケカンバの樹氷。ちょうど太陽が上にあり、よけいに神々しく光っています。

4

積雪が充分になったため帰路は北斜面へ。広大な斜面を颯爽と”転倒する”Tさん。見ているほうはとても面白かったですよ~(失礼!)

眩しい

1月山

昨日は玄関上の屋根の雪下ろしをしましたが、あまりにもキレイな斜里岳に癒やされました。すそ野の樹木まで白くなるのは降雪後の数日間だけ。眩しい美しさです。

今年の氷結

ルベス稜線

1年ぶりのルベス岳。空はお天気雪、気温氷点下8℃。先週の暴風雪でいきなり雪たっぷりとなり、樹木に水蒸気が凍りつく霧氷の中のハイキングとなりました。

霧氷ルベス1

山頂付近は、霧氷満喫。浮世離れした美しさです。

雪洞ルベス

昼食用に半雪洞掘りに励むOさん。気温は低くても風さえこなければゆっくり休めます。

転倒

撮られてしまいました・・新雪で転ぶとスノーシューを履く足が体の下にいかなくて簡単には起き上がれません・・

知床半島の付け根にあるルベス岳。登山道もなく一般的には無名な山ですが、アクセスもよく、山スキーやスノーボード、そしてスノーシューハイキングにはちょうどいい距離で展望も素晴らしく(晴れていれば・・)ちょっと緊張する場面もありという、実は人気のあるとてもいい山です。

この積もり方です

次の日1 次の日2

暴風雪2日目。雪が少し弱くなってきたお昼時、スノーシューを履き完全装備で外へ。これがオホーツク海側の雪の積もり方、風下側には吹き溜まりで1~2メートル積もっているのに手前の部分は無し。建物などがあると風下側はこんな感じになりますが風上側と風の通り道は吹き飛ばされてほとんど積もりません。この後はいつも重機で除雪してくれるSさんのおかげで駐車もできるようになり、玄関前もスコップでキレイに除雪。(でも今も風が強いから明日も吹き溜まりを除雪か・・)住居を作るときもこのような風の通り道と積もり方を考えて駐車場や家の形状を考えれば余計な仕事をしなくていい住居ができるとおもいます。それら自然に立ち向かわない、共存、利用するという考えから作られたのが先住民族の竪穴式住居(半地下の家)。時間のある方は是非網走の北方民族博物館へ行ってみてください。

そしてきました・・

初暴風雪

天気予報どおりにこの冬初の暴風雪、きました。メディアでは警報のフルコース、交通機関全停止、学校全休校、海沿いは避難勧告という物々しさ。しかし外は車も通らず宅配便のオジさんもお兄さんも来ないので家の中は風の音しかしない、静かな日です。様子見に目出し帽にゴーグル付けて外へ出る・・・出られないっ!!玄関前のドアは吹き溜まった1メートル50㌢ほどの雪の壁に抑えられてなかなか開きません。ドアを少しづつ押して開け、外へスコップを投げ、できた隙間からお腹を引っこめて脱出。吹き溜まりや異常個所(ストーブの排気管や灯油タンクの吸気部分が雪で塞がっていないかなど)を確認して外からドア前だけ除雪して家の中へ。毎年のこととはいえ、やっぱり凄いや、と感じるなかなかの猛吹雪。いつまで続くのやら・・

美・降雪後

雪の後

昨日から今朝にかけて軽い雪が上から下にしんしんと20㌢ほど積もりました。例年ならば12月中下旬のときのような降り方で、今シーズン初のまとまった雪。この軽い雪が止むと山の樹木はパウダーをまとい、森林限界から上はお色直しをし、畑は凹凸が無くなり、空気はパリッとしてとにかく外に出たいという情景。

畑夕日

平らに見える雪面に近づくと細かい模様が出来ています。これも風紋というのでしょうか。さて来週にはついに暴風雪の予報。右から左へ叩くように降る雪がやって来るようです。明日明後日と月曜大工をすませて、念のため2~3日家に籠城となったときのための兵糧の準備をしましょうか。

やはり藻琴山

藻琴1月

リクエストも多く、また自信を持ってオススメできる藻琴山。このようないい天気ですが気温はマイナス10℃以下。風が吹くと顔が凍ってしまうのではないかというぐらい冷たく口も回らず、しかし山登りなので体は暖かくそして絶景。まだ例年のような樹氷もなく、いつもの量の積雪には程遠いですが、この風景を見られるだけでも東北海道を堪能できます。これから雪はもっと降ってほしいけど昨年のような猛吹雪の連続でずっと通行止めになるのも困りもの。山だけ雪乞い・・そんな都合よくいかない・・だろうなぁ・・・