この冬最後のスノーシューツアーで、ルベス岳へ行ってきました。歩いているうちに晴れてきて、真っ青な空へ登って行くと絶景が待っています。
先日の嵐で流氷が斜里近くまで戻ってきました。この高さからみると広大。
さらに登っていくと流氷で埋まっている野付半島が国後島の一部とともに見えてきます。
斜里側と半島を挟んだ標津側両方のオホーツク海、知床の海別岳、斜里岳の他見事な山々。いつ来てもため息のでる美しさです。
風雪が強くてツアーなどに出られない日のおすすめがここ知床博物館。といっても知床にあるのでなく、知床のある斜里町の中心街です。(知床は一般的に半島の部分で斜里の中心は半島より西)ここでは自然や文化の解説を一人づつ借りられる i Pod ナノで聞くことができ内容もとても濃くて、すぐに2時間ぐらいたってしまいます。目立たないところにあるのでいつも空いているのもいいのですが、やっぱりこのような施設は知床観光の中心地、ウトロにあるのが普通でしょう。ウトロの道の駅の隣の世界遺産センターという施設は内容が無いのでここに移せばいいと思うのだけど、そこは環境省の予算だ、博物館は斜里町だ、などと縦割りの意見を言われそうです。こういった自然だけではなく、政治的に不可解なことがあちこちに見られるのも地方ならではかもしれません。