今年も山、始まる

Photo 今年も山開きが24日日曜日にあり、その前の登山道整備に入りました。主目的は道しるべのピンクテープを付けるのと、登山道をふさぐまで伸びてしまった草刈り。

歩き始めて少し経つといつもの場所に危ないスノーブリッジが・・

2012 今日は台風が来る前にやってしまおうと頑張りましたが、この台風崩れの雨で登山者のいないときにこの雪の橋が崩落してくれることを願いたいです。登山をはじめ、野外での遊びはもちろん自己責任ですが、日本の裁判の判例や意識がなかなか進まず、これで事故がおきたら、私たちの責任になってしまうのかとおもうといっそのこと登山禁止にしてしまおうとヤケにもなりそうです。でも危ないほど面白く充実感があるのが遊びというもの。どうか皆さん危ないかどうかは慎重な判断でお願いします。

さくらます飛ぶ

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今年もさくらの滝のサクラマスが飛びはじめました。海でもけっこう獲れているいるのに、ここ斜里川の中流にも登ってきているのでこの魚はかなり長い期間バラけて遡上するタイプのようです。あと見に行くのはなるべく午後遅い時間がオススメ。午前中、特に朝は飛んでいないことが多いようです。

Photo_2 神の子池も行ってきました。この季節は射し込む太陽の角度が高いので特にブルーが濃いと感じます。自然の造形物はいつ見てもホント美しいものです。

センターできました・・

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昨日オープンした小清水原生花園のある濤沸湖(とうふつこ)水鳥・湿地センター。世界遺産センターとかと同じ、パネル展示がほとんどで環境省が関わるいつもの箱物パターンですが、おそらく何億円という税金を使った建物。これからどのように有効利用していくのか、国民として皆でしっかり見ていくのも義務だと思っています。こういった箱物のソフト的な運営はやる気のある学芸員にかなりの部分を任せ、第3者が評価するという仕組みを作れば、かなり内容の濃いものになっていくと思いますが・・

Photo_3 でもこのフロアから見る濤沸湖越しの斜里岳は見事な風景でした。これは良かった。

日食撮影ビデオ

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先日、多くの人が楽しんだ日食。その日食を確実に楽しむためその時間を飛行機で雲の上から観察したKさん自作の太陽撮影用フィルター。段ボールをレンズの大きさに合わせて切り貼りし、フィルターを挟んで制作。映像も見せていただきましたがちゃんと写っていて、日食よりもこっちのほうが勉強になった感じです。

羅臼湖へ

Photo 雪がまだ充分残っているGWで知床峠が開通していて、かつ天気が良いという条件がようやくそろった今日、久しぶりに羅臼湖ハイクへ行ってきました。今年は残雪がとても少なくて、もうあちこちにハイマツが立ちふさがっていて何度も行き止まりにあたり引き返しましたが、やはりこの時期の羅臼湖は不思議な独特の素晴らしさがあります。まだ行っていない方は是非!

Photo_2 帰りに見つけた鹿。よく見ると角が落ちかけています。落ちたらいただこうとしばらく見ていましたがなかなか落ちないものなんですね。

ようやく晴れて・さくら

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久しぶりの強い雨のあとようやく晴れた一瞬の立ち上る靄(もや)まだ芽の出ていない畑の春の風景。

Photo_2 公園の桜はさすがだけど、今回は自生している桜を探しにバイクで散歩。家の近くで斜里岳をバックに咲く桜を見つけたけど、やっぱりうまく撮れない・・コンパクトデジカメだから、よりも腕の問題でしょう。後ろの山の輝きに負けて花の色が出ないのとこれだ!というアングルがなかなかとれません。

Photo_3 桜はイマイチ良く撮れなかったけど、斜里岳に泳ぐ鯉のぼりを発見!これが清里の子供の日の風景でしょう。

知床へ

Photo ここ10日間で雪のだいぶ解けた知床五湖へツーリング。

今は水芭蕉が見ごろで、連休中は250円払ってクマ対策ビデオを見てレクチャーを受け、地上の歩道を散策できます。歩く人も高架木道が多くて、地上歩道はけっこう空いていて快適。またヒグマの対処法を知るにもいいでしょう。

Photo_2 同行したドカッティーのMさんが見つけた開拓のときの住居跡の前に残されていたバイク。たぶん昭和30年代の名車ホンダドリームでしょう。全戸離農となったここ知床で当時バイクに乗っていた人もいたとは、開拓とはつらさばかりじゃなくて楽しみもあったと思います。時間的には遠いけど親近感も感じました。

Photo_3 そして昼飯はウトロ、一休屋さんの絶品「さけ親子丼」。一番美味しい状態の少ししんなりしたイクラと鮭の刺身のハーモニーはイチオシです。

黒曜石

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遠軽町白滝にある黒曜石の展示がある埋蔵文化財センターに行ってきました。

黒曜石とはガラスのように固まった溶岩で昔、鋭利に砕いて刃物として使われていた石。この石が多く産出されていたのが(今でもいっぱいある)白滝周辺。今回はその展示施設の訪問でしたが、7月~9月は実際に黒曜石のある場所へのツアーもあるとのこと。観光的にはなかなか目につかない白滝ですが、まだまだ奥が深い場所のようです。

知床五湖はまだ早春

Photo 結氷した知床五湖の高架木道終点近くより見る知床硫黄山と第一湖。知床一の観光地ですが、やはりここからの展望は素晴らしい!まだ開園したばかりで人も少なく、しかし鹿は多く、知床らしいウォーキングが気軽に楽しめました。

1204 反対のオホーツク海側はなんとまだ流氷が沖に見られました。この時期の流氷は解けるのを待つばかりのようなはかなさも感じられていいものです。

今シーズンラストか?

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10℃まで気温が上がった 今日は午後から知床へ、今シーズン最後かな・・?と思われる流氷を見に行きました。フレペの滝の上の草原もまだ雪で覆われており、例年なら100頭ぐらい集まる鹿も少しだけ。原生林も静かでいいストレス解消に(そういえばストレス、ないなぁ~)なりました。

流氷もさすがに南風でバラけていますが、3月末にこれだけ氷があるのは何年ぶりかのこと。今年もありがとう流氷さん。

Photo_4 夕方、道路端には草を求めて鹿だらけ。跳ね飛ばしたトラウマがよぎります。でもなんでわざわざ飛び出してくるのさ!