ちょっと知床へ

今日の休みはぐったりしていないで外へ出よう!と知床へ。しかしウトロは33℃・・車のエアコンが気持ちよくて・・それでは避暑に知床峠へ行ってみる・・

やっぱりいつものように霧一色で人もまばら。連休の時はかなり混んだようですが・・

風があり寒いぐらいの21℃。ほんの10分走っただけで10℃以上下がりました。このままこの涼しいところで昼寝でも‥と思ったけど、竿も持ってきたし、今シーズン初のカラフトマスの様子を見てくるか・・

道の駅に車を停めて自転車でウトロの近くの有名ポイントへ。ウェーダーなんて暑くて履きたくないのでウェーディングシューズだけでジャバジャバと水に入ると気持ちいい~しかし33℃、快晴で季節も早くて釣れそうもないので誰もいません。とりあえずルアーをあちこちに30分ほど投げてダメだなこりゃ、と帰ろうとすると視界の端に背びれが出たのを発見!!いるじゃん!しかしルアーには反応なく、浮き釣りに換えてたぶんここを通るだろうというところで待ち伏せすると浮きの周りの水がざわめき・・スゥ―とアタリ!

岩と海藻をなんとかかわして釣れました!!50センチほどと小さいけどオスの銀ピカカラフトマス。幸先の良い初物。7月に釣ったことって初めてかも。さてこれからシーズンイン。道具ももっとちゃんと用意して食材調達にがんばります!

道北イトウ釣行2021初夏

10日ほど前、大宴会を開いているイトウを前にほぼ敗北した悔しさから再び300キロ先の猿払を目指しました。そしてまた来ちゃったよ・・のエサヌカ線。猿払までの一般道の300キロは信号も少なく、しかし取り締まりも結構やっていることもあり安全運転で走って5~6時間。景色も最高で気持ちのいいドライブです。北海道の地方の道はホント疲れません。(眠くはなる・・)

今日も道路が逃げ水で無くなって見えます。向うから浮くように近づいてくる対向車。

猿払川にはよく白骨化したエゾシカが沈んでいます。ぬかるむ泥底から抜けられなくなったのか老衰か・・生き物と水と大地の輪廻でしょう。それにしても川にはイトウの姿がかなり減ったと感じます。(データー的には数は減っていないらしい)。2年ぐらい前からエサの小魚やエビの姿もめっきり少なくなりそれに伴ってのことだと思うけど、その原因が人為的なものでないことを願います。

海では釣れるようになったと聞いているのでエサの小魚を探しに海に下るイトウの割合が増えたのではないかと・・河口や海も偵察。ホタテの町というだけあって猿払村の砂浜はホタテをはじめ貝殻でいっぱいです。

2日間の釣行も終盤。迎えてくれたのは野生化したミンクとウグイ君。無心と疲労のあきらめモードで海に向かって、もらった拾い物のルアーを投げていると・・

いきなり釣れました!!久しぶりの大物92センチ。河口の防波堤から釣ったので足場も高く、高波とテトラに走られてダメかとおもったけど、ちょっと強引になんとかいなし、たまたま買って持ってきた磯用の長いたも網(持ってきてホントによかった!)で波の合間を見計らってネットイン。掬って足下に上げた瞬間に”バキッ”と網の柄が折れました。横にすると折れることはわかっていたので慎重に縦に引き上げたけど魚の重さには耐えられなかったよう。初めて掬った一匹のイトウで折れるなんて「あ~あ」という気持ちもあるけどそれより「イトウはやっぱすげえ!」と思いました。(一張羅の竿(モアザン)が折れなくて良かった・・)次は人間を掬っても折れないような網を作るかな・・

まもなく夕暮れ。真っ赤な夕焼けの手前に新しく設置された中型の風車郡が道北らしい。・・防波堤から全力でイトウを持って浜に走ったので胸は苦しく足もつりそうだったけどこの一匹ですべてが報われました。(そのあと2回、足もとの波打ち際で中型がアタックしてきたけどフッキングに至らず)今回も海と川を行ったり来たりするイトウの釣り方もなんとなくわかってきたし野生動物ってやっぱりアナログなんだな、と再認識しました。秋も楽しもう!

 

 

ウグイのち月見

毎回「今日こそは釣れるだろう!」というプラス思考で出陣して1時間ぐらいすると段々「今日も釣れないのかよ~・・」と心折れてきます。そんななかでもウグイ君たちだけは遊んでくれるのはありがたいことです。ウグイばかり釣りすぎてエゾウグイと普通のウグイのだいたいの釣り分けとかかった時の引きで両者の違いが分かるようになりました。(だからなんだ?という感じだけど・・)エゾウグイ君、上唇硬いんだね。

小河川のインレットではワカサギを狙っていつものやつが来ています。ただ例年よりワカサギがかなり少ない・・それも自然のサイクルならいいけど・・

森にはオオバナノエンレイソウ。

雪もかなり解けた藻琴山の夕暮れ時。右奥200mにM名人が黙々とルアーを投げています。他にはだれもおらず屈斜路湖貸し切りのよう。

帰宅すると斜里岳の上に暗いオレンジ色の(カメラで明るく撮った。実際はかなり暗いの皆既月食が見事でした。凄いのは満天の星空が現れたこと。月の明るさがよくわかりました。

数十分後、左上から通常の明るさの月の出。そしてまもなくスーパームーンの明るい満月に戻ると同時に暗めの星たちは見えなくなっていきました。宿の居間のライトを消してお茶を飲みつつの天体ショーは最高でした。

道北イトウ釣行2021春

道北といえばこの道、猿払村 村道エサヌカ線。道の向うが逃げ水で消えているほど直線で平ら。ここまで280キロ。快適な一般道で5時間ほどですが、やっと着いたな、と旅情が出てきます。

エサヌカ線のどこかにいるエゾ鹿。牧草地のご馳走をたっぷり食べて美味しそうです。

暑かったので窓を少し開けて釣りをして昼に戻ると車の内外に黄色い細かい粒子が・・どうりで鼻水と目がかゆいはずだ・・(主にシラカバの花粉)

いつもの猿払川下流の周りの風車が増えていました。脱炭素化の流れはここでも顕著です。

今回は50センチ代が2.5匹。一匹は海の砂浜で上げる時に外れちゃったので.5としました。また釣れないボクの横で爆釣している凄腕がいたり、海の釣りがだいぶわかってきたりと楽しい釣行でした。遠いけどまた行こうかな・・

 

 

100匹釣り男

あまり釣れなくてもやっぱり通ってしまうこの場所。オジロワシやキツツキ類が鳴き、ミサゴがダイブし、エゾシカがかっ歩する自然環境は最高です。でも釣れないとやっぱり寂しい・・

ウグイ君爆釣のちょっと後、Y氏のロッドがしなり「こんどは違う!」と慎重にやり取りし、妙に光る魚体をネットに収めると・・

銀ピカッピカのサクラマス!ニンフで、しかも至近距離で釣れたのは意外でした。この30分後にも2匹目をゲット(この写真は2匹目の小さい方)

翌朝は4時に起きて海サクラへ。しかしピーカンの天候と休日の混雑の中では4時半からでも遅かったみたい・・

唯一の獲物、Y氏がゲットした(見えますか??)極小サイズのイカ?タコ・・よくシラスの中に入っていますよね、こんなの・・

土曜日は知床E氏、Y氏、M名人、ミスうぐいS嬢と勢ぞろい。しかしアメマスはE氏と名人の2つのみ。でもエゾウグイ君と並ウグイ君が遊んでくれたのでまあ、いいでしょう。

日曜日はほぼ一日雨。でも腕が濡れるほどの大雨じゃなかったのでまったく苦になりません。岸沿いでなにやらトラウトらしいライズの小魚がいたので、なんとか小さいドライフライでゲットしてみるとチビアメ。たぶんチビサクラ(ヤマメ)もいそうでした。

ウグイを釣りまくってようやくゲットできたアメマス。太くてパワーあったなぁ~大型ではないけどこれまでボウズまくりだったので嬉しいというよりホッとしました。このあとルアーでヤマメと一回り小さいアメマスを3連続ゲット。久しぶりの回遊に当たったようです。

今日も小雨の中、ウグイの中のトラウトを狙います。

100匹釣り男(昔からフライやっている人ならわかるはず・・)となったY氏。100匹とはもちろんウグイ君です・・

 

 

 

 

春の海へ

昨日、湿った大地に5月の日差しが当たり一面の蒸気の畑に。これも北海道らしい風景です。

3時に目が覚めて網走の海へ。4時にはすでに明るく、曇の下には海の向うに知床半島が浮かび上がっていました。たまには超早起きもいいですね。

狙うはめちゃ美味い海のサクラマス。川で釣るのは違法だけどここの海は合法。重いジグという鉛の塊のルアーを遠くにひたすらぶん投げてはリールを巻きます。こんな早朝なのに知床氏はすでに1匹ゲットしていました。しかしやはり簡単には釣れない海のサクラマス。4時間頑張ったけどボクはボウズでした・・早起きしたのに・・

青空と満開と急変

昨日の町内の緑ヶ丘公園。桜が満開です。

少し葉が出てきているけど鮮やか。午前中はこんなに青空だったのに・・・

午後2時から湖へ出陣すると晴天が急変・・雨にも負けず合流したS嬢とのダブルヒット!(エゾウグイの・・)しかしこのウグイ、太い40センチぐらいのやつも多く、一瞬ドラグを逆転させてこれはトラウトだろう!?と思わされます。が・・すぐにあっさりスゥ~と寄ってきてやっぱりなぁ・・となるのです。このあと2時間大雨の中がんばりましたがウグイ君のみ・・

手がかじかみカッパを着ていても肘まで水がしみてきてビショビショ。S嬢根性あるなぁ~この袖口からの濡れは腕を上げる釣りには避けられないことでドライスーツのような薄手のゴムのついた袖口でもない限りどうすることもできません。濡れるし寒いしモチベーションダダ下がり・・しかし夕方、急に日差しが!この時の気温は4℃だったので太陽さんの暖かさを体で感じました。

そして今日も連日の出陣。雪の混じる氷雨なのに風が弱くなるとコカゲロウが羽化していました。でもなかなかトラウトのライズらしきものは見られず・・ウグイ君は一時爆釣でしたが・・

やっとフライで上げた35センチほどのアメマス。小さいけど釣れて良かった。このあとルアーでも30センチほどのアメマスをゲットし、なんとか昨日のリベンジができました。でもこの春の湖はホント厳しいです。トラウトたちはどこ行っちゃったんだろう・・

 

 

なんとか納得

GWの準備があるし釣れないしもう屈斜路湖は終了!・と思っていたけど、昨日かなり釣れたとの情報が・・いても立ってもいられずK氏、M名人と出陣!釣り場に着くとさっそく氏がアメマスゲット。これはいける・・

かなりのウグイの後、35センチぐらいのアメマスののち、この48センチをゲット。体高もありお腹はワカサギでいっぱいのよう。(やり取りしているときにこいつが吐いたであろう未消化のワカサギが水中あった)しびれちゃうパワーでした。

しかしその後はウグイばかりでトラウト系がつれません。ミサゴも一生懸命に魚を探していますがなかなか獲れない様子。

ミサゴがダイブした瞬間。でも失敗したみたいで魚は持っていませんでした・・

ようやく同じような型がポンポンと釣れて計4匹。アメマスってなんかほのぼのするような美しさです。

その後夕暮れまで頑張りましたがパタリと釣れなくなりました。やはり例年よりここに寄ってくる魚の数が少ないようです。そしてこれでさすがにGW明けまでは釣りも休止。急きょ出陣しましたが、ボウズではなくて良かったです。

 

環境最高!釣果は最低・・

快晴は釣りにはよくないけど釣れそうな良い風が吹く、という予報でM名人、K氏と湖へ。先日買ったばかりのハズレのフライラインにガッカリし、再び買ったリバーピークFREE STYLE 5/6-Fのラインに巻き替えて投げてみました。このライン、柔らかめだけど癖もつかず、よく浮くしよく飛ぶし色分けもわかりやすいしかなりいい!コスパ的にも最高でしょう。あとはこれから耐久性をみていきたいと思います。

しかし昼から日没までねばったもののトラウトは釣れず、たまにスイッチオンのようにウグイが連発するだけ。やはり今年はいまのところ魚影薄いようです。

でも良いもの、良い音も聞けました。大音量の出る枯れて乾いた木をちゃんと選んで叩いていたアカゲラ。恋の季節です。

唯一、M名人が来て早々に61センチのアメマスをゲット。デカかった!(写真より現物は太い)

ミサゴが魚を捕らえて運んでいきます。ウグイでありますように・?鳥たちも段々増えてきたようでハヤブサがハクセキレイを追いかけていたり、オジロワシが後ろでけたたましく鳴いていたり、クマゲラやヤマゲラの声も聞こえてきました。ハクチョウは旅立ったよう。そして最後に夕方、森の奥からシマフクロウの大きな”ボウボー”という声!姿は見られなかったけど自然には大満足です。今までで一番釣れなかったこの早春の湖の釣りは一段落。明日からはGWの用意や大掃除、看板製作などしっかり宿業の準備をしたいと思います。

撤退

嵐のように正面から吹き荒れる風と大波で釣りにならず一番のポイントをあきらめ風裏へ。しかし魚っ気がありません・・このあと湖の反対側の風上側へ行ったけど水がえらく冷たく魚っ気もゼロ。再び最初のポイントに戻ったものの吹き付ける強風で釣りをせずに撤退。この春は例年より釣れずに風も強く苦戦しています。(2日に一匹ぐらいしか釣れていないような・・)なんかこのままあまり釣れずに終わってしまうのか・・漠然とだけど、どんなに気象条件が変わらずとも、魚って3年ぐらいの周期で釣れなくなったり釣れたりするような気もします。きっと水の中ではいろいろな生物のせめぎあいとか、ウイルスとかあるいは公害など何らかの条件で高い繁殖率のときと低いときがあるのでしょう。はたして今シーズンは何匹も釣れる日は来るのか・??