フライフィッシングウィーク15秋

0屈斜路湖

毎年秋恒例のフライフィッシングウィーク。今年はいつもの神奈川Y君+ルアーのM名人も参戦。まずはドライフライで釣りたくて屈斜路湖へ‥・釣れません・・ロケーション抜群で特に好きな北岸も林道の荒廃?で通行止め。そんな中でもM名人はルアーでニジマスを釣っていましたが、秋は特にドライフライでは釣れなくなってきているような気がします・・

1砂湯

でも見上げればカエデ類がステンドグラスのよう。この中で竿を振れることだけでも良しとしますか。

1山口西別

湧水の川はいけるだろうと、サケのいる場所の下流側にエッグフライを流すとアメマス、ニジマスが大きくないながらも入れ食い状態。「これでこそ北海道だ!」とY君も楽しんでいます。

2西別

ここのアメマスは黒くて痩せ気味の、たぶん産卵後のやつと、プリプリでメタボでこれから産卵?というような色白なやつが混ざっていました。

4西興部

次に昨年好調だった渚滑川へ。ここは泊まった西興部村の風景。建物はオレンジ色で統一されていて、山間の過疎地を明るく色付けするのもありだな、と思いました。でもホテルはトータル的にもっと上を目指してほしいなぁ・・滝上のホテル渓谷は料理もちゃんとしたコースで従業員もきちんと気遣いができていて好感度でした。また泊まろう。

3滝上

渚滑周辺はとにかく寒い!今年はハズしました・・川は濁りと増水。山は雪・・3日間もかけたのにY君が川で一匹上げただけの貧果。低温注意報が出ていて曇りの予報のときは雪も降るし、虫は出ていないのでライズは無いし・・勉強になりました。もうクマのふりするしかないね。(ちかくにでっかい糞がありました・・)

5釧路川

清里に戻り、M名人の案内で釧路川へ。ここは釣れました!このアメマスたち何匹いるんだろう、というぐらい。やはりサケの卵を狙っていて魚体も丸々。40~50㌢の型揃いで大満足。

6釧路川アメ

今回はここの魚に救われました。M名人ありがとうございます。

いざ!

タイヤ交換

やっと風もおさまってきたので冬タイヤに交換。ヴォクシーはナットの緩めと締めが大変なのでスタンドで、ミラは自分で交換です。気持ちとしては冬タイヤはフニャフニャして運転感覚がイマイチなのでなるべく夏タイヤを長く付けていたいのだけど、今朝までの雪にビビって安全優先しました。

フライパッチ

そして室内では久しぶりに小物の制作。満足のいくフライパッチ(使用済みの毛針を付ける胸のパッチ)が無かったので自作しました。今までは刺してあるフライが外れると無くしてしまったので、今回はフタ付きの小物入れの裏側に穴を空け安全ピンを釣糸で縛り、内側にウレタンを張り、外側に通気の穴を空け、中でフライが外れても開けたときに落ちないようにマグネットシートを2箇所に貼り付け。1時間ほどで作ったのに満足のいく出来栄え。これで釣りはさらに楽しくなるでしょう。

道北イトウ釣行15秋

天塩15カヌー

久しぶりのカヌー釣行。天塩川は初ですが、毎年カヌーの大会が開かれるほどの大河でイトウの生息河川。でもイトウ釣りは最高難度でM名人が昨年一匹上げただけ。今年こそはとカヌーまで出しましたが、大雨の影響で増水と濁りもひどく結局ボウズでした。(しかし猿払で再開した京都のTさんは数日前にはかなり釣っていたとのこと、やはり経験も含めた腕、ですね・・)でもカヌーで下るだけでも気持ちのいい川。釣れなくても大満足です。

沼カヌー

次の日は猿払方面に移動。風が強く、小さな沼に漕ぎ出しましたが、ウグイと20㌢のミニイトウが釣れただけ。でもこの風景と原始の沼での釣りはどこかと似ている・・そういえばアラスカの湿原でのパイク釣りそっくりです。

イトウ顔15秋

カヌーを降りて夕方、いつも混雑の猿払銀座は人もいなくて、10月下旬の人の多さはなんなんだろうという静かさ。ようやくボイルしている55㌢の小型のイトウの顔を拝めました。いつもながら、「あっれ~釣られちゃったぁ~早く離せよっ」っという顔つきが憎めません。

猿払カヌー

朝から猿払本流へ漕ぎ出しましたが、沈黙。やはり陸っぱりか・・そして、

村松15秋

さすがM名人。67㌢の中型をキャッチ。こいつは元気いっぱいでした。その後はボクがボイルしている65㌢のイトウを思い描いたとおりに仕留めることができて大満足。その一匹は今までのイトウでも一番充実感を感じました。そして爆弾低気圧が来る前に帰ってこいという女将の指令で早めに帰宅。暴風は夕方から丸一日経った今の続いていますが、玄関先が・・

倒木15秋

柳の木が倒れました!根本からボッキリ。風の中、処理が大変だ~

 

グッドタイミング

ヌカマップ15

昨日休んだので今日の午前中しか行けない!と知床へ。台風前の強風が吹き荒れて何度も転びそうになりましたが、やはり好きな人はいるものです。こんな真っ昼間じゃどうせ釣れないな・・となんとなく遠くに投げて浮きを見ていると、「あれっ?無いっ?・・」・・・まさか・・(あわせる)・・ジィー・バッシャーン(リールが逆転し、サケが跳ねる音)で、一投目から釣れちゃいました!

アキアジ大漁!

1時間半ほどで5匹(一匹リリース)。銀ピカのオスも2つ釣れて、今晩の美味しいおかずができました。一年近く忘れていたあの強烈な引きの感触!たまりません。今日はたまたま新しい群れが回ってきて簡単に釣れたけどいつもはこうはいかないのが釣りというもの。名人とは「釣れないときには釣りをしない」という中国の古いことわざがあるようですが、そこまで感じ取れるように楽しみながら目指していきます。

大雪山

姿見

年に一度は行きたくなる大雪山。今回は旭岳から間宮岳~裾合平と回ってきました。ロープウェーで簡単に来れる姿見の池。16年前にガイドでいつも来ていた場所。北海道に来てすぐの頃、あんまりにも必死だったので逆にあまり覚えていないのでした。

2旭

さすが人気の北海道最高峰、旭岳。このときはまだ晴れていて・・・

3

ひたすら、ヒイヒイいいながらの山頂は霧の中・・・成層火山って我慢と忍耐だ・・

4旭下山

少し下るとこの風景。壮大、雄大。大雪に来ると山の大きさを感じ、人の小ささを知ります。

5チングルマ

チングルマの綿毛も広大。これだけの群生地は他に無いのでは。

6地紅葉

紅葉も始まっていました。早い!

7間宮

間宮岳山頂周辺。この山は広大な大地が山頂なのです。不思議な風景。

8温度

気温は上部は急に下がって10数℃。歩くのにちょうどいい涼しさ。止まると寒いけど。

9温泉

高所にある中岳温泉。浅いなぁとおもっていると横にスコップが置いてありました。

10裾合

上から見る裾合平。いつまでも見ていたい風景。行き先は真ん中の登山道。

11リンドウ

いたるところにエゾオヤマリンドウが咲いていました。

12沼ノ原

次の日は天気を見ながら沼の原へ。ここまで荒れた急登の登山道を1時間、これまたヒイヒイいいながら登ったらご褒美のような高層湿原の風景。後ろはトムラウシ山。見事!

13沼ノ原トムラ

沼々をはさんで反対側は石狩岳。出来すぎているような自然の造形美。多様な楽しみ方のある大雪山。今回も最高でした。次はどこに登ろうかな。

14おしょろ

下山後、途中の川で毛鉤を振るとオショロコマがいました。大雪ダムに続くこの川はいくつもの砂防ダムで寸断されているのに、細々と、しかし脈々と命をつないでいるようです。

15虹

オホーツク海側へ降りてきて途中の川で小雨の中、ロッドを振ると30数センチのニジマスが遊んでくれました。大雪山トレッキングの余興的な釣りとしては大満足。山と川を満喫した2日間でした。

雪辱果たす!

ヌカマップ20158月

おやつ時から知床へカラフトマスを狙いに行ってきました。人も少なくM名人も駆けつけてくれて、しかし魚影は少ないながらも見え、これはイケるかも!と期待しルアーを魚の鼻先でゆらゆらさせると・・

 

2015カラフトオレ  カラフト20158月

釣れました!これで昨年釣果ゼロだったカラフトマス釣りの雪辱を果たせた~!この魚、ゲーム性はあるし、すごく引くし、美味しいしとてもいい魚。煮魚、焼き魚、あら汁と楽しくいただきます!

イクラ20158月

 

小粒のイクラも最高!コレステロールの高いものって美味いんだよなぁ・・

ウェダーの構造

長靴カットモデル

購入して半年、およそ15回の使用でブーツが壊れてしまったP社のウェダー。捨てる前にウェダーで一番漏れが最初に来る、長靴とその上のネオプレーンの接着部の構造を見てみたくてカットしてみました。そうすると意外にちゃんと作ってありました。まあ安物といっても1万円するのでこのぐらいの作りではあるのでしょう。しかし残念なのはブーツの素材。固くて平たく潰れていて、最初履いた時に「こりゃ足がつらいし冷えるし長くはもたないな、と思ったらそのとおりに・・・この会社はせっかく悪くないデザインで、ほとんどの釣具を他社より良心的な価格で売っているのだから、このブーツの素材を良い物に代え、きつめの全体に余裕を持たせて少し高く売ればいいのに、と思ったしだいです。期待してますよ~

合間をみて

尾札部川ニジマス

今日は昼前から屈斜路湖へ。岸沿いには大漁のワカサギがいて、それを追うアメマスとニジマスも見られ気分は高揚します。さすがにM名人、太くて重いニジマスをキャッチ。竿が水面に刺さりそう。ボクもフライで35㌢と25㌢ぐらいのカワイイニジマスを釣り、なんとかボウズは免れました。屈斜路湖は人が多く、釣れている今年でさえスレてきているようでだんだん難しくなってきたと感じます。

プリンス側から斜里岳

でもこの湖面の向こうにオラが斜里岳。この風景がいいのです!

晴遊雨作

ハンドメイドルアー

で、今日は寒~い氷雨。ペンキ仕事もできず、バイクにも乗れず、釣りにも行けず(行っても寒いだけでたぶん釣れない)、来客と会議の一日。こんな時でもなにか楽しいことをしたくてルアーを作ってみました。地元のミニホームセンターに行ってみるといい素材が!穴付の鉄の板で木工などに使うもの、一つ19円。これに電動ドリルで両端にスプリットリング用の穴を開け、前後の角をグラインダーで削り針をつけて完成。重さも9グラムあり、小魚に見えなくもないのではないかと期待しています。ルアー製造メーカーさんには申し訳ないけど、最近はいかにバカらしいようなものをルアーとして投げて釣るか?に楽しさを感じます。現にこの形の大きい鉄板でサケ釣りでは売っているルアーと同等の釣果を上げているのでアメマスやイトウでもいけるでしょう。

魚体も春

アメ

GWの忙しさも終わり、M名人、群馬H氏とさっそくいつもの屈斜路湖へ。現地にはいつもの知床ガイドS氏もいて楽しく釣りをしました。今日はアメマスがけっこう釣れましたが、魚体がだんだんメタボになってきて引きも強くなり楽しさもUP。このお腹のでかたは小さい虫だけでなくワカサギなども食べているのでしょう。魚と共に人間も活発になってきて遊びもシーズンインです。って、シーズン関係なく遊んでいるような・・