オンリーワン

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今年も来ていただいた東京のYさんのGSX1100Sカタナ。新しい形の、あるいは昔からかわらぬオーソドックスなスタイルのバイクが次々と発売される中、いまだこのカタナと同じようなバイクは出てきません。それにここ数年はこのバイクもめっきり見なくなりました。オンリーワンのカタナ。孤高の名車でしょう。

名車だとおもう

カリブ

岡山のSさんのスプリンターカリブ。もう20年以上前、同じ型の車を京都の友人から譲ってもらい、赤ん坊だった子供らを乗せて毎年の転勤、そして北海道移住と長い時間を共にしたとても気に入っていた車。デザインも斬新で特にリアの縦型のランプはこの車がはしりで、当時のボルボも真似をした、といわれていました。こんな車がまた出てほしいものです。

一時代

TZR

静岡のSさんのヤマハTZR250。私が乗っていたのはこの前のモデルですが、30年ほど前の2サイクル全盛期、GSX-R750などの速いバイクについていきたくて買ったのでした。でも意外にツーリングにも使いやすくて、これで北海道を走り回った想い出の一台です。もう2サイクルはバイクどころかスノーモービルから草刈機まで無くなってきていますが、単純構造、ハイパワーの技術はなにかで応用してほしいものです。

希少 BMW

BMWアメリカン

神奈川のIさんのこのバイクはよく見る水平対向エンジンなのにスタイルはアメリカン。BMWにこんなモデルがあるとは知りませんでした。しかし作りはさすがBMWとのことで、ハーレーとは全く違うクルージングの快適さがあるようです。そして排気音もGSやRTとは全くちがう、澄んだVツインのような心地の良い音でした。(マフラーは変更してあるけど)さすがドイツ人。

徹底

赤べこ

福井からTさんが今年も来てくれました。バイクはもちろん「赤べこ」ことGSX750E。ワンオフものを全身にまとい、しかしバランスよく仕上げた極上美車。ブライトロジックオリジナルLEDヘッドライト、NGCワンオフマフラー、ヨシムラカムほかボアアップ、CRMキャブ33スロットルポジションセンサー付き・・・タイヤ・ホイール、ブレーキ、スイングアーム、ステップからレバーに至るまで変更されています。そしてTさんこの秋ごろから宿屋オヤジデビューとのこと。かなり期待していますよ~!!

不滅のスタイル

忍者

東京のSさんのGPZ900RNinja。かなりいじってありますが、このNinjaはホントにカッコイイ!昭和オヤジの私的に特にカッコイイと感じるバイクは大型だと、やはりCB750F(自分の・・)、Z2、カタナ、そしてこの900RNinja。しびれちゃう集合マフラーの音、ツーリングにも比較的楽なポジション、しかし回すと楽しいピーキーな特性のエンジンとカワサキの傑作でしょう。しかし最近はCB、カタナ、Z2など目にすることがめっきり少なくなりました。多分皆さん大事に仕舞ってあるのでしょう。また400CCの昔の族車、CBXやFXなんかは全く見ないなぁ~

使い切る楽しみ

デューク

札幌から来られたKさんのKTM200デューク。200ccというのがポイントで、パワー使い切り感があって楽しいとのこと。乾燥重量も120キロ代で取り回しも軽く、小柄な女性のKさんにもピッタリでした。車でも、バイクでも釣り竿でも、洋服でもなんでも本州とはちょっとだけちがうスペックが最適な北海道で、そのスペックをフルに使い切ることを楽しむ、というのも面白いものです。

新旧

アフリカツイン

発売初期、でっかいなぁ~こんなバイクでパリダカ走るんだ!と感じた人気のアフリカツイン。そして近年、新型が発売され、偶然新旧が一緒の日に登場。やはりでかいけどオフロード車のイメージと走りは健在のようです。道北の林道にでも走りに行きたいな。

スクーター1号

tmax

宿を初めてスクーターで初めて来ていただいた神奈川のMさんのT-MAX。もう十数年も経つのにかわらず健在です。500ccでパワーもあり当時スポーツスクーター的なイメージで発売され「スクーターなのに早えぇ~!」と噂になったバイク。多様な楽しみ方をこれからも業界の皆さん、いろいろ提案していってね。

原点

GN125

以前は大型バイクで来られていた東京のIさんが乗ってきたのはスズキGN125H。1982年(34年前!)に発売され、1993年より中国で生産されてきた、究極のロングセラーベーシックモデル。50代のライダーには懐かしさ抜群のバイクでしょう。布の風防の効果もとても良いとのことでハンドルカバーと相まって、オジさんバイクなのになぜか新鮮さを感じるのは原点のバイクだからでしょう(キャブレターだし)。そして値段!昨年新車で購入したとのことですが、諸経費入れても20万円弱という安さ!若者よ、こういうものに乗って旅に出よ!