トレイルを作る

裏摩周~神の子池間の森の中を歩く、あるいは自転車で走る道を一昨年から検討、策定しています。新たな道はあまり作らないように今ある林道をなるべく利用するのですが、原始の自然が残る国立公園内が多いので環境省、森林管理署、町役場等との調整も必須。下見やコースマップ作製もGPSや目印を付けてでしっかりやらねばなりません。まず出発点の旧裏摩周からカムイトを展望。近く見えます。

摩周カルデラの周りの森はかなり昔より木材が利用されていますが、切り株更新や倒木更新が多く、自然の再生力を感じることができます。

あちこちからクマゲラやアカゲラをはじめ野鳥たちの営みの音が聞こえ、痕跡がみられます。クマゲラ=アイヌ語でチプタチカプカムイ~丸木舟を彫る神。いつも思うのですがホント素晴らしいネーミング。

神の子池まで7キロほどの間にこんな倒木が30カ所以上あり、これがコースを作る、あるいは維持するうえで最大の労力となりそうです。車も入れないしどこまで除去できるかなぁ・・?

今の時期はエゾエンゴサクがキレイ。

昨年のセミの抜け殻も残っています。風雪にも耐えるようにしっかりしがみついているのが凄い。

出発点ではあんなに晴れて暖かったのに終点の神の子池手前で気温が急降下しザッ~と雨。でもコース策定、除去の必要な倒木の把握もできました。きっと素晴らしいコースができます。お楽しみに!

いつも外です。

これを書いている今、知床峠では雪が降っているとか・・まだ氷点下になる日もたまにあるようですが、さすがに雪は積もらないと判断してタイヤ交換。GWも終わり夏のシーズンに向けて遊びも仕事の準備も全開です。

天気の良くない日はやはり釣り。アメマスは雨鱒と書くように雨の時やその後が釣れるのです。

ワカサギを食べ始めたようでGW前に比べて一回り太ってきた魚体。50センチほどになると引きも強烈でニジマスかと思ったりします。

ニジマスはお腹パンパン。まずたらふく食べてしばらく経つとマッチョになります。

今日は自然と畑ガイドのためのガイド研修、ヒグマ対処編。座学と野外でのロールプレーイング、熊撃退スプレーの試射練習などみっちり1日勉強です。・・この直後、試射の的を引っ張るK氏が風で流れたスプレーを浴びてしまい悶絶!。一同「ああやっぱりスプレーは効果あるんだ」と実感(見ているほうは(笑))。

野外での研修は雨でしたが、帰路、知床の海に沈む夕日があまりにもキレイで撮影。山の斜面は赤く染まり虹も出ました。北海道らしい広い空には雨が降っている場所もよくわかります。

いつも雲が水平線上に出てしまう日没、珍しく海に沈みました。明日もよろしく、太陽さん!

 

桜咲く

我が家のエゾヤマザクラも3分咲き。急に暖かく、いや暑くなり25℃ほどまでに上がっています。後ろの羅臼岳も急に雪解けが進んでいる様子なので早いうちに羅臼湖へ行って最上の風景を味わいたいと思います。

じゃんけんパーのように

宿の周りの樹々が一斉に葉を開こうとしています。その様はじゃんけんでパーを出すときのよう。数日前まで雪が降っていたのに今日は半袖。劇的な季節の移り変わりに北海道を感じます。

2輪の季節開始!

愛知のWさんが今年も自転車で来られました。しかし今日は南からの強風。南下していくWさんには負担が増えそう。しかし旅が終わってみるとそれもいい想い出になるのです。

今年のライダー1号さんは神奈川のSさん。キャブ最終型CB750にSP忠男の集合の排気音はボクには気持ちのいい楽器の音に聞こえます。(変かな・・?)2輪の方々が来られると今年もシーズンが始まったと感じます。北海道を肌で感じることができる乗り物が自転車とバイク。旅の道具におすすめです。