想い出のGSX-R

10日ほど前に宮城県より来ていただいたSさんのGSX-R750。35年ほど前に一番速い会社の同僚S君が乗っていてコーナーのブレーキングでアウトから先にスッと抜かれ、なおかつ立ち上がりでもあっという間においていかれたマシン。当時中型免許しか持っていなくてVT250Fじゃ話にならん、とTZR250を購入。立ち上がりではなんとかついていけたけどバイクより先に腕の差だったな・・その1年後には当時免許取得がかなり難しかった大型をやっと取って乗らせてもらったときのGSXーRの速さとコーナーでの倒しやすさと安定感、そして加速にビックリ!・・昔を思い出し、Sさんのヨシムラの集合の音にもシビレた日でした!

ツーリングの季節

NSXの方なら知っているT3TECのTさんたちが来てくれました。やはり初代のNSXはホントバランスのとれたスタイルでカッコよく、まさにスポーツのできるカー。そしてこの車はいじって楽しめるところが今でも多くのオーナーさんが大事にして理由の一つでしょう。エンジン音も静かだけどレーシーで心地いいサウンド。北海道の道は路面がボコボコのところも増えてきたけどこんな車やバイクで走るには日本一楽しいところ。愛車でのツーリング、お待ちしております!

斜里岳状況

昨日、今年も斜里岳夏山登山シーズンが始まるため登山道整備に行ってきました。今年はいつ爆風が襲ったのか倒木がとても多く処理に苦闘・・

たまに現れる雪渓も上二股から下はわずか。危険なスノーブリッジもわずかでアイゼンもいりません。(上二股までしか行けませんでしたがそこより上は馬の背まで残雪があるようです)

観光協会の印の押してある標識テープを道迷いが起きそうなところ、沢を渡るところなどに付けていきます。古いものや、誰かが付けてそのままになっているものなど紛らわしいものは外したり看板をつけなおしたり、草刈りをしたり、沢の流れを遮っている枝葉をどかしたり、迷いそうな脇道にロープを張ったりと登りながらの作業はホントこたえます・・

最後の花見?チシマザクラ。

オオバナノエンレイソウやキバナシャクナゲ、エゾイソツツジなども咲いていました。

山ではエゾエンゴサクも今頃です。

温度計の気温は2℃、雨も降ってきて冷たい思いをしましたが、作業が重労働なので意外に冷え切らずにいられました。今年も最高に面白い登山の斜里岳を怪我せず楽しめてもらえたら嬉しいです。

見た目も大事

以前、十勝のとある施設を視察したときにそこの看板がボロくてこ汚く、もっと印象を大事にしなくては、と思っていたのに気が付くと自分の宿がそうなっていました・・そしてもう何年越しかで作っていた看板にようやく今日、最後の文字入れ。あとは取り付けるだけだけど無垢の木で作ったのでボロくなればまた削って書き直せるでしょう。雨と雪がなるべく当たらない場所に付けたいと思います。

小鳥の季節

首都圏などでは真夏日とか聞こえてくるのにこちらでは峠に雪が積もったり、雨が降ったり止んだりと不安定で肌寒い日が続いています。積雪が特に少なかった斜里岳も融雪が遅れているようでさらに今さら連日雪化粧・・

でも家の周りの雑草の勢いは凄くて毎日のように草刈りや建物の周りに侵入してきたタンポポやスギナ、イタドリなど根深い草と戦続き。そんなイタドリの中で生活しているのか、居間の前の電線にはいつもベニマシコが滞在。他にもいろいろな小鳥たちが来て多忙な季節の心を癒してくれます。これから幼鳥たちも育って出てくるので屋内からもバードウォッチングが楽しめそうです。

M名人ついに


事務仕事と宿のメンテなどで日々過ごしています。今日は客室の鍵に付けているシラカバの枝の皮がボロボロになってきたのでカッターで削り取り紙やすりで磨いて汚れ防止に無公害塗料のオイルを塗りました。無垢の木で作ると加工ができるのがいいところ。

午後は湖へ。湖畔の森もすっかり新緑。花粉も壮絶・・目がかゆい・・

ウグイの釣り方はマスターしました・・まったくトラウトの気配が無いのでオホーツク海で夕方のサクラマス狙いに変更。

ボクは4連続ボウズでしたが、M名人はついにゲット!なぜか海サクラはM名人は縁が無かったのです・・・海も魚っ気も無く力が抜けて投げて巻いていたらいきなり10mぐらい先でヒットしたとのこと。おめでとうございます!それにしても夕方はなかなか釣れません。なんとかしたいものです。

 

掃除に整備に

宿業で特に重要ないくつかの業務のうちの一つ、掃除。特にウチは風景を見てもらう宿なので窓掃除には気を使っています。でも高いところの窓掃除は危険度も高くキレイにするのが難しいので気をつけねばなりません。いつまでできるかな・・

玄関のところにいた今年初のエゾハルゼミ。日中12℃ほどと寒かったので鳴いてはいませんでしたが、踏んでしまいそうなところにじっとしていたのでシラカバに避難。セミが現れると今年も夏が来るな、楽しんでもらおう、楽しもうと思うのでありました。

花粉の中でようやく・

湖は同じだけどM名人が待ついつもと違うポイントへ。ここは小さな沢の流れ込みがいくつかありワカサギが多く岸寄りしているので一匹ぐらい釣れるかなぁ・・しかし湖水は凄い量の花粉で黄色くなっており水底が見えずに石に足を取られて転びそう・・釣り始めるとロッドもリールも手もウェダーも花粉だらけ。目がかゆくてうっかり手でこすってしまい花粉直撃!(ジーザス)・・シラカバやハンノキなどいくつかの樹木の花粉が集まってきているようです。

産卵のために集まっているウグイ君、エゾウグイ君は花粉の下でもよく釣れます。

今日はウグイ釣りだ!と思っていたら数投目、すぐ近くでアタリ、ウグイ君ではない強い引き!しばらくやり取りしてお腹でっぷりの46cmアメマスゲット。5日目にしてやっとボウズ記録が途切れて嬉しかったです。その後はウグイ君たちと遊んで終了だったけど満足の一日でした。

 

ヤバかった!

今日は厨房の配置変更+掃除と片付け。小型の冷蔵庫を導入するためのスペースを作るため棚を外したりずらしたりと大掛かりな作業になりましたが、もう23年も同じようなレイアウトでやっているので全体はあまり変えないようにしました。

夕方になりサクラマスを狙いに海に出陣。雲行き怪しく空が黒く風も北風になり温度も10℃急降下。そして第一投目を投げた瞬間、ビリビリッと電気が!?「これって?・!・雷が落ちる!」カーボンロッドの釣り竿は避雷針のようなもの。ロッドを寝かせ全力でラインを巻きダッシュで車へ避難。すぐに雷鳴と大粒の雨が落ちてきました。あ~ヤバかった・・

1時間後、雨も止み雷も無くなり知床方面の虹を見つつ暗くなるまで釣り再開。そして今日も丸坊主。釣りをしていたのが1時間とはいえ、湖も含めてもう5日間連続狙いの魚が釣れていません。こういう時は無欲無心になって鳥などの自然を楽しむ気でやればいいのです・・と自分に言い聞かせ慰めています(涙)

 

パンを買いに・

中標津のパン屋さんへ行く途中に誰もいない裏摩周展望台にて休憩。好きなものを食べるために往復160キロのドライブです・・

多くのパンをゲットした後はちょっと足を延ばして野付半島へ。海霧が出ていていつもと反対側から見る知床連山は宙に浮いているよう。そして気温は20℃から一気に10℃!出発時にダウンを持ってきた女将さんを笑っていたTシャツ一枚のボクが笑われました・・

まだ緑色の少ない野付半島だったけどオジロワシやタンチョウツル、シギ類やサギ類から小鳥も多くやはりバードウォッチングの聖地です。

エゾヤマザクラかな・?森のなかで唯一の彩色が目を引きました。

年1度の発行となったファウラ。たまたま野付半島の特集だったのでネイチャーセンターで購入。ずいぶんと薄くなったけどやはり自然好き鳥好きにはおススメ。たまにでいいからずっと発刊してほしいです。