宿業で特に重要ないくつかの業務のうちの一つ、掃除。特にウチは風景を見てもらう宿なので窓掃除には気を使っています。でも高いところの窓掃除は危険度も高くキレイにするのが難しいので気をつけねばなりません。いつまでできるかな・・
玄関のところにいた今年初のエゾハルゼミ。日中12℃ほどと寒かったので鳴いてはいませんでしたが、踏んでしまいそうなところにじっとしていたのでシラカバに避難。セミが現れると今年も夏が来るな、楽しんでもらおう、楽しもうと思うのでありました。
湖は同じだけどM名人が待ついつもと違うポイントへ。ここは小さな沢の流れ込みがいくつかありワカサギが多く岸寄りしているので一匹ぐらい釣れるかなぁ・・しかし湖水は凄い量の花粉で黄色くなっており水底が見えずに石に足を取られて転びそう・・釣り始めるとロッドもリールも手もウェダーも花粉だらけ。目がかゆくてうっかり手でこすってしまい花粉直撃!(ジーザス)・・シラカバやハンノキなどいくつかの樹木の花粉が集まってきているようです。
産卵のために集まっているウグイ君、エゾウグイ君は花粉の下でもよく釣れます。
今日はウグイ釣りだ!と思っていたら数投目、すぐ近くでアタリ、ウグイ君ではない強い引き!しばらくやり取りしてお腹でっぷりの46cmアメマスゲット。5日目にしてやっとボウズ記録が途切れて嬉しかったです。その後はウグイ君たちと遊んで終了だったけど満足の一日でした。
今日は厨房の配置変更+掃除と片付け。小型の冷蔵庫を導入するためのスペースを作るため棚を外したりずらしたりと大掛かりな作業になりましたが、もう23年も同じようなレイアウトでやっているので全体はあまり変えないようにしました。
夕方になりサクラマスを狙いに海に出陣。雲行き怪しく空が黒く風も北風になり温度も10℃急降下。そして第一投目を投げた瞬間、ビリビリッと電気が!?「これって?・!・雷が落ちる!」カーボンロッドの釣り竿は避雷針のようなもの。ロッドを寝かせ全力でラインを巻きダッシュで車へ避難。すぐに雷鳴と大粒の雨が落ちてきました。あ~ヤバかった・・
1時間後、雨も止み雷も無くなり知床方面の虹を見つつ暗くなるまで釣り再開。そして今日も丸坊主。釣りをしていたのが1時間とはいえ、湖も含めてもう5日間連続狙いの魚が釣れていません。こういう時は無欲無心になって鳥などの自然を楽しむ気でやればいいのです・・と自分に言い聞かせ慰めています(涙)
中標津のパン屋さんへ行く途中に誰もいない裏摩周展望台にて休憩。好きなものを食べるために往復160キロのドライブです・・
多くのパンをゲットした後はちょっと足を延ばして野付半島へ。海霧が出ていていつもと反対側から見る知床連山は宙に浮いているよう。そして気温は20℃から一気に10℃!出発時にダウンを持ってきた女将さんを笑っていたTシャツ一枚のボクが笑われました・・
まだ緑色の少ない野付半島だったけどオジロワシやタンチョウツル、シギ類やサギ類から小鳥も多くやはりバードウォッチングの聖地です。
エゾヤマザクラかな・?森のなかで唯一の彩色が目を引きました。
年1度の発行となったファウラ。たまたま野付半島の特集だったのでネイチャーセンターで購入。ずいぶんと薄くなったけどやはり自然好き鳥好きにはおススメ。たまにでいいからずっと発刊してほしいです。
現在策定中の釧路~知床を歩く道、東北海道ロングトレイル。清里町としては畑のある田園風景や牧場の丘の中を歩くことはもちろん、摩周湖外輪山から裏摩周展望台そして神の子池へ続く道を開拓しています。今日はまだ公開はしていませんが、先に開通した裏摩周~神の子池間のトレイルの整備をしてきました。
作ったのは主に林業ための林道使って歩く道。ここは天然林や植林地帯の中を下っていくコースで明るく爽快で小鳥が多い場所です。倒木や落ちた枝をどかしたり、目印の標識テープを付けながら6キロの山道を歩きます。
コース横にあったクマゲラが掘った大きな縦穴がいくつも開いたエゾマツ。開けたてのようで穴は透明な松脂を出していました。
森の中のトレイルの終点は神の子池。今シーズンも透き通ったコバルトブルーの水をたたえていました。今秋に開通させたいと計画しているトレイル。環境省が主体となって策定しているので開通したときはけっこう大々的に宣伝されるでしょう。お楽しみに!