今年の雑草魂

今日も30℃を超え、湿度も高く2階は暑くて1階に避難して事務仕事。温度が伝わるのが遅い地中はまだ冷えているので地熱を利用する構造のウチは1階はとても涼しいのです。(今のところ・・)しかし雑草は凄い!宿を休業してしばらく経ち、車の出入りも足で踏まれることも少ないので伸び方と密度が凄まじい!1週間前にしっかり草刈り機で刈ったここもすでにこんなに雑草畑だし、ちょん切ったタンポポは根が無くてもさっさと種を付けて飛ばしている脅威の生命力!人間がジッとしているのを見逃さずに、待ってましたとばかりに成長しています。もうちょっとしたら2日がかりで刈ろうかな。

夕方、いつものやつだと思うけどハクセキレイが窓の前の屋根の上でしばらく虫を食べていました。でもなんかとても太っていて動きもノソノソしていて逃げないし変・・寒くて膨れているはずもないので、病気?それかもしかしてもうすぐ産卵?どうにか無事に命をつないでいってほしいものです。

夕方、斜里岳が南に雲を背負ってきて天気が悪くなる前兆。でも夜には風も止んだのでちょっと雨がパラつくぐらいですみそう。作物にとってはもう少し降ってほしいところでしょうが、北海道らしい爽やかな涼しい晴れが待ち遠しいです。

まがまがしい・?

最近、天候が不安定なためか、こんな紫色の夕焼けが西の空を染めることが多く、とてもキレイではあるのですが、なんかの前兆のように感じる時もあります。きっと科学的根拠は何もないはずだけどこのご時世、泣きっ面にハチのような災害が起きないことを願います。

道具だねぇ~

今日は霧雨、最高気温9℃と昨日から急降下。そのため今日は事務仕事と大工仕事。大工仕事のほうは中断していた洗面所の再塗装とコーキング。3回重ね塗りした塗装面の表面の1層目はヘラでうまくはがれたものの一緒に2層目が半端にはがれてしまいマダラ模様に・・ここまではがすのにも半日×2日、もうこの上から塗ろうとあきらめ、塗る前に表面を荒らしておこうと、電動サンダーでこすってみると・・!

キレイにはがれ大成功!(部屋中削りカスだらけになったけど・)蛇口に残った古いコーキングや汚れをドライバーやワイヤーブラシでこすり取り下準備完了。いつもながら大工仕事は道具の有無でできる範囲が大きく変わります。マキタのプロ用のサンダー、買ってよかった~。(そんなに高くないし)ようやく塗装にこぎつけます。

釣り漬け

朝はルアーで海のサクラマス、昼からは湖でフライフィッシングという釣り漬けの3日間。海も湖もとても気持ちいい場所なのだけど釣果ほうはちょっと苦戦。丸3日でも釣れたのは写真の魚だけです。ただし外道(目的以外の魚)のウグイ多数とイカナゴとカレイとエビ・?は除く。

朝のサクラマスは初日での一匹のみ。5月から始めた釣りなので腕がないのか、こんなものなのか・・2日目、3日目はひたすら投げ続けてもアタリすらなかったので心折れました・・難しいというより厳しい釣りです。

湖でひたすらウグイを釣っているとたま~にいい型のアメマスが!嬉しそうだなぁ~このおっさん。

小河川の流れ込み周辺には産卵も終盤と思われるワカサギが群れていました。でも今年は数が少ないような・・このフライも上の本物と同じように見えるはず・・

ワカサギフライにガンガンアタックしてくる奴、大ウグイ・・横から食いつくことが多いよう。痛めつけて弱らせてから飲み込む感じ・・

バシャバシャと岸のすぐ近くの浅瀬で派手にワカサギを追い回しているやつをようやくゲット。その捕食状態を見たときは「これはいただきだ!」と思うけどルアーでもフライでもいつも大苦戦します。

対岸に積乱雲が・・このあとだんだんと暗くなって雷が!湖に立ちこんでカーボンの釣り竿なんか立てていたら避雷針そのもの。一時車に避難。

意外と岸近くにいた57センチのアメマス。写真だと細くみえるなぁ・・実際はもっといい体格、美形でかなりパワフル。樹木の張り出している浅いところで掛けたので大ウグイだなと油断したら激しく突っ走りバッキングラインまで出されました。今年のアメマスレコードです。

リリース時、なんかキレイに撮れました。嬉しかったなぁ・

モンカゲロウが少し出ていましたがドライフライに反応するのはウグイばかり。トラウトもライズしていると思うけどウグイが多すぎるのでしょうか。

エゾハルゼミもよく水面に落ちて美味しそうな波紋を立てます。これもバクっとウグイに食べられていました。ウグイ君はホントなんでも食べますが時として偏食するのが不思議です。

雷雨が去ったあとのレンブラント光線が見事。

最終の今朝は地元のS嬢がルアー初挑戦。何時間か悪戦苦闘し、しかし見事に投げられるようになりました。その感覚を忘れなければもうすぐ釣れるようになるでしょう。これにて釣り漬けの日々も一段落。明日からは観光関係の仕事や宿業再開に向けて再び始動です。

 

斜里岳へ

知床のガイド・Pikkiのお二人と昨日林道が解放された斜里岳へ行ってきました。しかしなぜか今日だけ曇りのち晴れ、の予想が山は雨。でもさすがガイドさんだけあって濡れても汚れてもへっちゃらです。斜里岳の登山道は例年より雪が少なく夏の沢歩きと同じように「途中までは」登って行けます。ただかなり水量は多め。

チシマザクラも何か所かで満開。主張がきつくない感じの可憐なサクラです。

羽衣の滝まで行くとやはり出てきました。かなり危険なスノーブリッジ。

いつも見逃していた登山道の横の沢の下にはアイスブルーの氷の塊が!3メートル四方ぐらいの大きさで、たぶん奥の滝の水が氷ったものが残ったのでしょう。キレイでした。

ますます危険度の高い雪の壁を登るような場所も出てきました。

風雨も強まり上二股を今日の頂上として下山へ。しかし残雪と雪に押された樹木でホント登山道が不明瞭で、初めての方にはさっぱりコースがわからないと思います。

風雨に打たれた稜線歩き。山って上の方が雪が残っているっていうことでもないのだと実感。ここはほとんどありません。

キバナシャクナゲが疲れて口数の減ってきた私たちの心を少しほぐしてくれました。

熊見峠からの急な下りでは崩落もあり荒れ気味。登山道補修をしたところは大丈夫でしたが、新たに崩れている斜面や転がった岩などがありました。さすがにこの下りはキツイ。

家について一休みして斜里岳をみると・・晴れてるじゃん!登っているときだけ風雨にやられたのでした。登山ってこんなもんです・・今は危険なスノーブリッジもあり、残雪により道もかなり不明瞭なのでまだ少なくとも2週間ぐらいは登山はおすすめしませんが遅くとも7月になれば良くなると予想しています。

 

 

 

がんばりすぎは良くないよ

風除室の上の屋根の残りの半分を高圧洗浄機で洗浄後、塗装。30℃の気温と日射で汗の滴り落ちる屋根の板金は触れないほど。粘っこい塗料が良くのびたのは塗りやすかったけど、なんか足元がぐにゃぐにゃする・・・

熱い屋根で接着剤が柔らかくなったようらしく途中でソールがはがれた!ちょっと大事に履いてきたトレーニング用のアシックスのランニングシューズが・・(泣)でもがんばって耐えつつ塗っているとなんか頭痛くなってきた・・これって熱中症の初期症状では!?・・ということで今日はこの半分で終了。すぐに冷めのシャワーを浴びてポカリスエットなどをたっぷり補給し事なきを得ましたが、胸には汗疹が出来ていました・・ちょっとヤバかった・・

午後はしっかり休養し、町内のさくらの滝へ。例年なら海から上ってきた先頭の群れのサクラマスが到着し、少しづつ跳び始めるころだけど今年はすでにガンガン跳ねていました!いつもより2週間は早い感じです。3000匹戻ってきて登れるのは1割と言われているのにひたすらジャンプする一生懸命な姿にいつも感動します。同じ魚を海では釣って食べているけど・・(川での釣りは違法です。逮捕されます・)

ぐるっと一周

いきなり暑くなるのが北海道。朝9時の時点で外は32℃。でもまだ地中が冷たいので一階はヒンヤリしています。今日は中標津の美味しいパンが食べたいとの女将の希望でぐるっとドライブしてきました。

北海道だなぁ~といつも感じる場所の一つ、養老牛のモアン山。牧草地の向うの牛文字の山です。オホーツク海側の畑作地帯とは違う大酪農地帯。広さが際立ちます。

知床半島を反対側から見ながら知床峠へ。標津や羅臼の海沿いはとても涼しく15℃ぐらい。内陸から海沿いに出ると一気に15℃ほど下がりました。国後島ってすごく近いけど、いつになったら自由に行けるのだろう・・

路面は滑り止めの溝が掘ってあってロードノイズがうるさいけど知床横断道路はやっぱり爽快ロード。峠の駐車場はまだ閉鎖されていましたがいつ開けるのかな・?観光道路なんだから道路を開けて峠の駐車場を開けないのは路上駐車が増えて危ないだけ。こういう一辺倒な対応にもそろそろ賢さがほしいものです。

でも羅臼岳は至近距離でそびえたっています。やっぱり立派な山だ。たまには登らなきゃな。

日没前、いつもの海岸で少しルアーを投げてみました。もしかして釣れちゃったりして・・と甘い考えは見事に打ち砕かれましたが、夕焼けが見事だったのでまあいいいでしょう。明日は本気で塗装屋さんやらなきゃ。

サクラ散るのち釣る

実は昨日も行ってボウズを食らい心折れてブログも書けなかったのですが、今日はなんとかリベンジ!エサのキビナゴの群れを追ってか魚影が突如濃くなったようです。

40センチほどのアメマスも2つ釣れました。エサをたらふく食べて素晴らしいファイト。釣りあげるまでサクラマスと違いがわかりません。

K名人誕生!圧巻!サクラマスとアメマス計2桁の釣果!なんでそんなに釣れるの?巻き方、ルアー、遠投、引き方、深さなど少しづつ違うのが大きな差となるのが釣り。K名人の海サクラ、M名人のイトウと、達人はいるものです。

見上げると広がってきた大地の上の青空に丸い飛行機雲が!

海の上にも!?曲芸飛行?と思っていてニュースを見ると医療従事者にブルーインパルスが感謝の曲芸飛行、とやっていたのでこちらもローカルにやってくれたのでしょう。私たちはリスクを避けているのに向かって行くのが仕事ですから・・本当に感謝です!

 

サクラ釣る3

早朝、海に行くとすでに何人もの人がルアーをかっ飛ばしていました。ボクにとっても早朝って6時ごろだけど、皆さんは4時ごろなんですね・・よく寝むくないなぁ~?・で、やはり出勤前の海出勤・知床K氏。苦戦していましたが見事に実績の岡ジグでメタボサクラをゲット。さすがです。

皆さんが会社へ向かい始めたころボクもゲット。20メートル先の表層をゆっくり引きたくて軽いルアーを投げ続けたらきました。でもルアーの種類ってあんまり関係ないような・・周りを見ていると一人が連続ヒットっていうことはなくて、あっちで釣れて20分ぐらいしたらこっちで釣れて、というパターンが今は多いみたい。ということは少ない群れか単独で素早くこの周辺を移動しているのでしょう。それとフッキングしない程度の追い食いらしきアタリもたまにあるから全部の魚がガバッと食いにくることでもなさそう。他のルアーの釣りと同じくリアクションバイト(反射的に食ってくる)とマッチザベイト(エサだと思って食いにくる)とその両方のパターンを考えればもっと対応策があるかな。フライフィッシングは原則マッチザベイトの釣りだからルアーのリアクションバイトの釣りは新鮮です。で、エサとなっているイカナゴが岸近くにいるかな、とか、皆が釣れているのはそれほど遠くないところだ、回遊の方向は東向きが多いかな、とか、いろいろ考えてはいるけど海面は静かに沈黙・・・ひたすら投げては引き、無心にボォーっとしてきたころにドンッとくるのです。忍耐の釣りですね。

1時間後に2匹目。これは少し大きくて45センチ。オホーツクのサクラマスは数は多いけど他の地方より小さめです。そうやって種の生存戦略を数で勝負しているのでしょう。砂だらけだけど、皆さん、釣れた魚を砂に埋めています・・?・K氏に聞くとカラス避けと日差しで暖まって腐敗するのを防ぐため、とのこと。洗うのは大変だけど今の北海道の地中はまだ冷えてるからね、なるほど納得。勉強になります。

凄い脂の乗り!(1匹はK氏よりいただきました)

お腹の中はやはりイカナゴ、15センチあり、追い回して主に尻尾側から食べているようだけど中には2つ折れになっているのもいました。横からくわえたんだね。イカナゴの泳ぎの動画を見つけて見たらどうもルアーとは動きが違う・・では次はあれをやってみよう・・というのも楽しみ。

前回釣ったサクラマスを冷凍し、寄生虫対策を万全にして今晩の酒の肴に。いや~最高に美味いっす!

さくらは咲いている

湖の北岸はやはり寒いので今が満開。自然の花らしく葉っぱも同時にでる葉桜です。

こんな小河川のインレット(流入口)にワカサギが群れていて大きなアメマスがときおり陸に乗り上げんばかりにガバッと突進してきます。(心臓に悪い)それを狙ってルアーやらフライやらいろいろやっても見事に見切られて本物以外は無視されます。

上がサスペンド(沈まず、浮かず、漂う感じのルアー)のミノー。下2匹が本物。似ていると思うのだけどなぁ・・動きがいかんのか?

こいつだけは入れ食いでした。100匹ぐらい釣れば1匹ぐらいはトラウトが釣れるだろう・・は、あまかった・・ウグイのみでした(涙)