知床のガイド・Pikkiのお二人と昨日林道が解放された斜里岳へ行ってきました。しかしなぜか今日だけ曇りのち晴れ、の予想が山は雨。でもさすがガイドさんだけあって濡れても汚れてもへっちゃらです。斜里岳の登山道は例年より雪が少なく夏の沢歩きと同じように「途中までは」登って行けます。ただかなり水量は多め。
チシマザクラも何か所かで満開。主張がきつくない感じの可憐なサクラです。
羽衣の滝まで行くとやはり出てきました。かなり危険なスノーブリッジ。
いつも見逃していた登山道の横の沢の下にはアイスブルーの氷の塊が!3メートル四方ぐらいの大きさで、たぶん奥の滝の水が氷ったものが残ったのでしょう。キレイでした。
風雨も強まり上二股を今日の頂上として下山へ。しかし残雪と雪に押された樹木でホント登山道が不明瞭で、初めての方にはさっぱりコースがわからないと思います。
風雨に打たれた稜線歩き。山って上の方が雪が残っているっていうことでもないのだと実感。ここはほとんどありません。
キバナシャクナゲが疲れて口数の減ってきた私たちの心を少しほぐしてくれました。
熊見峠からの急な下りでは崩落もあり荒れ気味。登山道補修をしたところは大丈夫でしたが、新たに崩れている斜面や転がった岩などがありました。さすがにこの下りはキツイ。
家について一休みして斜里岳をみると・・晴れてるじゃん!登っているときだけ風雨にやられたのでした。登山ってこんなもんです・・今は危険なスノーブリッジもあり、残雪により道もかなり不明瞭なのでまだ少なくとも2週間ぐらいは登山はおすすめしませんが遅くとも7月になれば良くなると予想しています。