日曜日は今年一番の猛吹雪でツアーに行けずとても残念でしたが、代わりに猛吹雪内除雪体験をしてもらいました。いや、させてしまいました・・すまないやら、ありがたいやら、面白いやら。皆さん汗だくになって、しかし顔面は冷え冷えで重労働ありがとうございました。
次の日、今回の天候の影響で出来上がった流氷山脈。波の力は凄いものです。
一泊2日の小旅行へ行ってきました。目的地は釧路湿原周辺。途中、好きな中標津周辺の道を通りました。ウチの周りは吹雪でも峠を越えるとこのように天気は快晴。一面の牧草地が雪化粧し真っ白。道路はドライで車もほとんど通らず気分は最高です。
茅沼駅に向かうと、いきなり道路を横断してる丹頂鶴がいてビックリ、その鶴が今度は線路の上にジッとしていました。そこは立ち入り禁止ですよ。
そして知人を迎えに塘路駅に向かうとちょうどSL冬の湿原号が到着。行って帰ってくる路線で、途中の転回場所が無いため帰路のこの場合のSLは後ろ向き。でも近くでみると、シューと結構な音で迫力満点、なんか爆発しそうで怖い雰囲気でした。周りには何人も撮り鉄がいてボクもにわか撮り鉄に。この機関車を撮影したい気持ち、わかるなぁー。
そして知人たちと宿で一枚。ご存知の方も多いと思いますが、この知人たちは十勝のこもれび、日高のふかふか亭、富良野の夕茜舎と「北海道移住の本」(12月2日のブログ参照)に載った宿のオーナーたち。それぞれ皆とてもいい人間でいごこちも良いオススメ宿です。
「とほネットワーク旅人宿の会」の総会が十勝であり、久しぶりに出席してきました。本州からも宿のオーナーが何人も来てくれて、久々に懐かしい顔が集まりました。これからの宿をどうして行くか?・・などの熱い議論から深夜まで続いた爆笑連続の宴会ととても充実したいい会議でした。とほの宿はハード的には新旧大小いろいろあるけど、ネットワーク全体で見ると、宿のオヤジ、おねえさんたちの旅人に対する「もてなし」というか「旅を楽しんでもらおう」という心は間違いなく日本一、いや、世界一の組織でしょう。面白い人、楽しい人、多いですよ。こういう組織はネタ的にもいいと思うのし、国内の旅文化伝えるためにもどこかのTV局で旅の宿と人の特集でもやってもらえないでしょうか?
以前より行きたかった別海町の奥行臼(おくゆきうす)駅逓を見にバイクでツーリングに出ました。まずビックリはどこもかしこも鹿が多くて危ないったらありゃしません。皆さんどんどんエゾシカバーガーを食べましょうね。昼時、ラーメンが食べたくてなんとなく入った食堂のメニューには牛乳ラーメンが!迷わず注文しましたが、やっぱり癖無くうまくまとめられた味でした。そしてテーブルの横に大きな幻の魚イトウの剥製にもビックリ。店内には釣り上げた大物の写真が飾られていてご主人と話すとかなり釣り好きのとのこと。次回に釣りにいい場所を聞くことを約束して目的の駅逓へ。駅逓(えきてい)とは昔の民宿、兼、郵便局、兼、馬の休息所であったところ。明治に作られた建物は改修しているもののほぼ当時のまま残っていました。部屋どころか建物自体が歪みに歪んでいますがきれいにしてあって同じ宿屋として当時はこんな感じだったんだ・・と想いを馳せました。こういう名跡をたどる旅もいいですね。
津別へいってきました。ここは道の駅といっても北海道ではよくある、鉄道の駅の場所に道の駅を作ったところです。保存されている鉄道車両の細かいことはわからないけど、開拓時代からの歴史を感じる貴重な資料。ボクも鉄ちゃんになりつつあるのか最近自然だけでなく歴史も気になるようになりました。
また駅そのものも大事に保存されていて壁には当時の手作りの雪はね道具やママさんダンプ(除雪道具)がかけてあったりでこれもすごい。
写真は撮らないのが普通なのでありませんが近くのシゲチャンランドも芸術心が少しでもある方ならとても不思議面白いところです。道の駅ではタイ焼きならぬクマ焼き(白クマ、黒クマあり)、ちょっとゴツイ手打ちそば、隣の建物にはとても風味がある石釜パン屋さん、街中には木がテーマの木芸館と津別町はとても面白い場所です。今日は・・町を楽しもう!というテーマの旅、おすすめです。