強吹雪

昨晩から今シーズン初の吹雪。でも予報の猛吹雪とまではいかないぐらいの強吹雪といったところ。JRや飛行機は止まり温泉も休館。宿の前の道は除雪車以外に通る車もほとんどなく皆さん家でじっとしている様子です。

降雪量はそれほどでもなくまだ雪は少なめ。でも細かい雪なのに湿っていてけっこう重く玄関前の除雪でも少し汗をかきました。気温は氷点下5℃なのにサラッサラの粉雪とは限らないのですね。またこの気温で強風、太陽も出ていないのでジッとしているとたちまち命の危険を感じます。

こんなときは室内仕事、塗料を塗る前にへこんだところをパテで埋めます。

この際だから石膏ボードの継ぎ目の段差も埋めておきました。(段差が出ること自体が下地の木材がナナメになっちゃってる証拠。素人だったなぁ・・)

マスキングテープを貼っています。これが手間。あと塗料が落ちてもいいように床もきっちり段ボールなどで養生。段取り8分です。これで明日の朝から塗って乾かし、夕方2度塗りして完成予定。電灯の明るさだと塗りムラが良く見えないので昼の明るいときに塗るのです。明日は晴れ予報。ハプニングなどありませんように。

 

新年

初日の出。明けましておめでとうございます。元日もキンと冷えた朝がきました。

恒例の来運神社への初詣は朝、行きました。昨年から夜の焚火もお神酒をくれる人も、そもそも過疎で人も少なくなったので密とは無縁になりました。

この来運神社は規模も小さく無名だけど、実は樹木も多様で野生動物が多いところ。なんか動いていると思ったらエゾリスが隠しておいた食べ物を掘り返していたよう。

サケの遡上の激減でオオワシの飛来数も減ってしまいましたが、すぐ近くにいました。

大みそかの夕映えと今(14時半)の斜里岳。今年は知床やこの山を眺めながら明るく前向きにすごしたいとおもいます。

スノーシューツアー準備

朝からちょっと吹雪。家の周りの積雪はまだ10センチぐらいですが、ウチから見える知床半島はいつも雪雲がかかっているので積雪は期待できそう。

4月から眠っていたスノーシューやストック、冬用のウェアーなどを出しツアーの準備をしました。もちろんワカサギ釣りの用意も。それに伴い靴や長靴も冬用に衣替え(っていうのかな?)。網走湖も氷結したので正月明けにはワカサギ釣りが解禁になるでしょう。楽しい冬がやってきました!

室内業務の日

今日は最高気温氷点下6℃、曇りで強風。たまの日差しも弱々しくて極寒日。こんな日は掃除に整理整頓。まずはやろうやろうと思っていた冷蔵庫の後ろの掃除です。

心配だったのは背面の四隅にある吸気口。買って数年でここがホコリで詰まり故障して修理費に何万円もかかったのです。

厨房の窓台もさすがに20年経つと水が跳ねたり漂白剤が付いたところがカビたり塗装が剥げたりしていかにも古い家のようになっていました。

まず手カンナで削れるところは削りあとはサンダーと手でヤスリがけ。削った木の粉で厨房中が白くならないように換気扇を回したり空気の流れを考えて換気をしたりと気を使います。深くまで浸透してしまった油っぽいシミは完璧には取れなかったけど、そこそこきれいにして床の塗装で残ったオスモカラーフロアークリアーを塗りました。明日もう一度塗って完成。家は大工っ気があれば合板ではなく無垢の木をあちこち使ったほうが途中で再塗装したり削ったりできて清潔感と味が長持ちするし自分の家により親しみが増していいです。失敗も自分でやったなら笑い事で済ませられるのでいいですよ。

 

北海道の冬支度

こちらの初冬は晴れ・曇り・雪の短いサイクルと風が冷たく気温もぐっと下がってきて真冬より寒さを感じる季節。オホーツクは雪は日本海側よりずっと少なく、しかし太平洋側よりずっと多いちょうど中間点。こんなさらさらの雪をスノープッシャーという道具でどけていきます。(北海道弁で”雪はね”)

タイヤは10月末に冬用に交換済ですがワイパーも雪用に交換。このゴムに囲まれたワイパーでないとたちまち雪がこびりつきアイスキャンディーのようになって解けた水や雪をかかなくなり前が見えなくなるのです。

トバも今年はオコジョにやられることなく8割の部分は完成。今年はマストバを多く作ったので脂が多く手がベタベタになりますが味は脂ののった魚が好きな方には好評だと思います。

皮をペンチではがしてあとはよく切れるキッチンばさみでチョキチョキと・・ひたすらチョキチョキと。マメができるので軍手必須。冷凍保存するのですが、脂が多いと特に冷凍焼けするので小分けの真空パックにしました。

報道では連日”過去最高”とか言っていますが、こちらは夜、連日今シーズン最低の気温更新。このあとマイナス14℃まで下がりました。風がないので思っているよりは寒くないですが、寒いです・・

そんな中、北の窓が一瞬明るくなり火球級の流れ星が・・そうだ!ふたご座流星群だ。防寒着をつけてさっそく玄関前で撮影開始。斜里岳は雲の中だったのでオリオン座と流れ星を狙い10枚ほど撮りましたが残念・ちょうどいいタイミングでこの方角に流れてくれませんでした。でも1分に一つは見られたので満足。普段の日でも5分に一つぐらいは見られるので流れ星や人工衛星は珍しくはないのですが、流星群はワクワクする・天体ショーのひとつです。

 

 

最高のおつまみ作成中

サケトバ作りの次の段階、何日か干したサケにカッターで切り込みを入れます。なるべくどの部分も均一に乾くように、かつ干し上がったときにハサミで切りやすいように慎重に・・

そして再び干し網の中へ。たぶんあと2週間ぐらいでできるかな、という感じですがこれからの天候次第でしょう。あとはどうかオコジョ、猫、キツネ、カラスなどにやられませんように!

北海道の冬支度の紹介。トバのカットの後、バイクのバッテリーを外しました。充電してできるだけ冷えないところに仕舞い、春に再び載せる前にも充電するのです。またキャブレターに残っているガソリンも排出して冬眠。草刈り機もガソリンを抜いて平らな状態で仕舞いました。春には一発でエンジンがかかりますように。

一気に

朝、なんか外が静かだな、とカーテンを開けると10センチほどの積雪!

今シーズン初の除雪車が来ました。葉っぱの落ち切っていないシラカバやカラマツに積もった雪はちょっと新鮮です。

午後には天候が回復してこんな風景へ。初冬のような秋の風景。

斜里岳も一気に冬化粧。

氷点下になかなかならない首都圏と違いここは一気に0℃を飛び越して冷え込みがきます。外の水道の水、抜かなきゃ・・

今日はちょっとの大工仕事と換気扇掃除をして、カムイトノトで一杯。アイヌ民族のお酒を復元した、ヒエで作った少し甘口のこの濁り酒はすいすいと飲みやすく、今日も一日いい日だったと思うのでした。

一気に秋だ!

首都圏ではまだ30℃越えで暑いとのことですがこちらは昨日から急に秋になりました。このドアを開けて冷蔵庫に入るような劇的な季節の変わり方には感動します。日中も16℃ほどで快適に窓掃除ができました。そして今22時は10℃。斜里岳の山頂はおそらく0℃近くまで下がっていると思います。伸び放題だった雑草も急ブレーキのように元気がなくなり、セミも鳴かなくなりブヨやアブも一気にいなくなりました。空気が変わり、植物の成長が停止し、昆虫がいなくなり、海が荒れ始め、サケが川に上り始めるなど、目に見える季節の変化を感じ取るのもなんかいい気持ちです。

当宿の感染症対策への取り組み

食事の時以外、チェックイン時よりチェックアウトまでマスクの着用をお願いいたします。

・チェックイン時には直接の対面を避け、感染防止のためスタッフもマスクやフェイスシールドを着用しお客様全員の検温、手のアルコール消毒と本人確認をしております。

・お客様に発熱、咳など風邪の症状が見られる場合には乗って来られたお車や屋外で待機していただき週末も含め、最寄りの保健所または帰国者・接触者損談センターの指示を仰ぎ、適切に対応いたします。

・浴室、シャワーブースのご利用は22時までとさせていただきます。またご利用の場合はお申し出いただき、換気が十分に行われたのを確認の後、次の方をご案内いたします。

・当面の間、定員を削減し一人旅向けドミトリー(男女別相部屋)を停止し個室のみの提供になます。

・スタッフもマスクやフェイスシールドあるいはフェイスガードを着用します。

・食事時のテーブルはそれぞれの距離を離しており、テーブル上についたてを設置しています。

・玄関、洗面所には触らなくても自動で出るハンド用アルコール噴霧器を、トイレに消毒用アルコールを設置していますのでチェックイン時以外もご利用ください。

・洗面所での手拭きは使い捨てのペーパータオルを設置しています。

・ご希望の方には使い捨て用スリッパを用意(100円です)しています。

・多少寒いかもしれませんが随時換気を行っており3密対策を徹底しております。

・ご飯(お米)はスタッフが手袋をして茶碗に盛り、お渡しします。(当宿の食事は開業時より1名分ずつの個別提供です。取り分けやビュッフェスタイルではありません)

・朝食後のコーヒーもスタッフが注ぎます。

・客室や共用分のドアノブなど他のお客様が触れるところは清掃時および定期的に消毒しています。

・当宿をご利用中に発熱や咳、体のだるさ等、体調不良が出た場合には直ちにスタッフにお伝えください。必要に応じて保健所への報告や医療機関の受診をお勧めします。

旅行者の方へ~チェックイン時に下記の「旅行者が順守すべき事項」を周知徹底しております。

・旅行前には、検温等の体調チェックを実施し、発熱がある場合や風邪症状がみられたり体調が良くない場合には旅行をお控えください。

・接触確認アプリを積極的にご利用ください。

・旅行中には、「新しい旅のエチケット」を実施してください。

3密が発生する場や施設等には行かない、利用しない。

大声を出すような行為も控える。

・検温、本人確認、三密対策はじめ、その他感染予防に関する従業員の指示にご協力お願いします。ご協力いただけない場合はGOTOキャンペーン、道民割り等の割引利用ができません。またご宿泊をお断りする場合もございます。

・当宿は団体旅行はお受けしておりません。(原則的に1グループ4名様までです)

 

 

 

植物と付き合う

幸か不幸かこの時期に草刈りができる時間がある!そのため以前からやってみようと思っていた「完璧な草刈り」。エンジンの草刈り機では刈れない、というか少しでも手元が狂うと植林した幼木もぶった切ってしまったり、成長した木の幹を傷つけて枯れる元になってしまうのでいつも幹の周りは雑草でボウボウでした。そこで、このあとはカマで手刈り。木の周りの草をつかんで少しづつ切っていきます。

すると床屋に行ったあとのようにさっぱり!他の木の根元も丁寧に刈り取って風通しもよくなりこれで気持ちにも爽やかな風が通りました。

ここ連日、12~3℃で霧雨や小雨が続き「エゾ梅雨」になっていますが午後久しぶりに日が射しました。小清水原生花園はエゾカンゾウ、エゾスカシユリが見頃。汽車からの車窓の風景も楽しめます。

雲の上には知床連山も顔を出しました。まだ何日もはっきりしない天候が続きそうですが、花々は今が盛りのいい季節です。