25年以上も使ってきた双進(リバレイ)のウェーディングジャケット。一昨年あたりから雨が漏れてきて、先月ようやく新しいものを購入、ついに今日廃棄しました。5年ほど前、ボタンが割れて自分で修理、全体的にボロボロになったものの使用に耐える性能は維持し、日本各地とニュージーランドも共にした一着。これでボクのリバレイに対する信頼は確固たるものになり、新しいものもやはりリバレイに。今主流のストレッチ素材+防水透湿という相反する性能をうたう製品のため耐久性には期待していませんが、コストパフォーマンスはきっとなかなかのものでしょう。登山用などは耐久性が重視されていますが、釣り具はそこは触れていない製品が多いのがいま一つ。いろいろ考えるに、ボクがメーカーとなるのがいいのかな、なんて思うこともあるのでした。いや、宿業主体のため、メーカーのテスターのほうが合っているかも・・・
カテゴリー: 生活
いつも外です。
これを書いている今、知床峠では雪が降っているとか・・まだ氷点下になる日もたまにあるようですが、さすがに雪は積もらないと判断してタイヤ交換。GWも終わり夏のシーズンに向けて遊びも仕事の準備も全開です。
天気の良くない日はやはり釣り。アメマスは雨鱒と書くように雨の時やその後が釣れるのです。
ワカサギを食べ始めたようでGW前に比べて一回り太ってきた魚体。50センチほどになると引きも強烈でニジマスかと思ったりします。
ニジマスはお腹パンパン。まずたらふく食べてしばらく経つとマッチョになります。
今日は自然と畑ガイドのためのガイド研修、ヒグマ対処編。座学と野外でのロールプレーイング、熊撃退スプレーの試射練習などみっちり1日勉強です。・・この直後、試射の的を引っ張るK氏が風で流れたスプレーを浴びてしまい悶絶!。一同「ああやっぱりスプレーは効果あるんだ」と実感(見ているほうは(笑))。
野外での研修は雨でしたが、帰路、知床の海に沈む夕日があまりにもキレイで撮影。山の斜面は赤く染まり虹も出ました。北海道らしい広い空には雨が降っている場所もよくわかります。
いつも雲が水平線上に出てしまう日没、珍しく海に沈みました。明日もよろしく、太陽さん!
君にとっても美しのか・?
部品移植
ガイド業を始めたおよそ20年前に購入した最初のスノーシューと15年ぐらい前にヘルパーBちゃんの置いていったスノーシュー。ツアーで使って壊れては直しの繰り返しでしたが、一つはビンディングのプラスチックが経年劣化で一気にバラバラになり、もう一つは布地がこすれて破れフレームから外れ、2台ともついに修理不能となりました・・しかし!お互いに使える部分を移植すればまだ1台は使えるのではないかと考え、分解、組み立て開始。こういうときに電動ドリルやハンマー、鉄ノコなどの大工道具が役に立ちます。でも使える部分を壊さないようにリベット留めを外すのはかなりの労力でした。
壊したリベット留めの部分は今度はネジ留めにしてかかとのアイゼン部分が布地と干渉している部分をニッパで切り取って完成!直せば使えるうちは最後まで使う、という考えを貫けて満足です。でもスノーシューって物のわりにホント高価ですねぇ・・そこそこ使えるリーズナブルなものも出てきましたが、ボクは冬山での使用もあるため信用度の面でメーカー品を買わざるをえませんが誰か良くて良いもの作ってくれないかな?自分で作るか?・・さてGWに知床峠が開いたらこの時期最も美しい羅臼湖へこのスノーシューを持って行ってみようと思います。
春到来されど氷はまだ解けない・・
雪解けも進んできました。畑も白から茶色へ。北海道の春は視覚でも大きな変化を楽しめます。
屈斜路湖へトラウトフィッシング初出陣・・しかし湖面の9割以上が氷で覆われていました。ここは岸から一番水面が出ていた川湯~砂湯間。5グラムのスプーンをフルキャストして氷に届かないぐらいだったので一応釣り開始。結構粘りましたが同行のM名人、知床K氏、ボクの3人とも丸坊主。他のポイントでも魚の気配も少なくウグイすら釣れませんでした。原因はたぶん・・この時は波が無いから釣りで届く範囲の浅場にやってこなかった、氷の下が安全(上空からミサゴに狙われる)、深いところのワカサギを追っている、水が冷たくてエサとなる虫が羽化していない、ということでしょうか。
と、いうことでキツツキのドラミングの音を聞きつつ白鳥観察。水の中に入りたいのだろうけど先客のボクらに遠慮してか氷の上をよちよち歩いています。今回は状況視察と自然観察。湖越しの斜里岳は輝いていたし、この冬もよく登った藻琴山もとてもキレイ。動物もエゾリス、キタキツネ、エゾシカ、アカゲラやカラ類の小鳥たち、白鳥、ミサゴ、夕方にはエゾタヌキも見かけて北海道を感じた一日でした。
春・快晴
風景画流氷初日
朝、水平線を見ると!流氷の先遣隊が斜里町沖にやってきました。本隊の到達にはまだ何日かはかかりそうですが待ち人来るの気分です。
しかし今日は発達した低気圧の接近で段々風が強く暖かくなってきました。斜里岳の麓の森では樹木に積もった軽い雪が風で飛ばされています。これが始まると風がどんどん強くなるんだよなぁ・・まず外にある除雪道具など飛ばされそうなものを収納です。この写真を撮ったのが午前10時ごろ、朝の気温は―13度、昼は―2℃、そして今午前0時はプラス2℃で南からの暴風が家を押しています。たぶん流氷も一時的に遠ざかるでしょう。
そんな時は大掃除。いつかやろうと思っていた厨房のガスコンロにようやく手を付けました。レバーの周りに厚くこびりついた油汚れをスクレパー(へら)でかきとり、真鍮のブラシにクレンザーを付けて磨き、細く切った布で背中を洗うようにゴシゴシこすり・・
腰痛と闘いながらの5時間の成果!ぱっと見た目はピカピカに!昔はバイクをピカピカにして喜んでいたけど今はコンロをピカピカにして喜んでいます。次は何をピカピカにするか・・自分の頭か・・?
降雪なれど
私とオオワシの日常
昨日釣ってきた小さい大物。15センチもあったのできっとチカに違いないとおもい図鑑で調べました。チカは腹びれの位置が背びれより少し後ろ側についているけどワカサギは同じぐらいかちょっと前。で、結果はワカサギ。図鑑やネットによると最大は15センチで寿命は通常1年だが2年、3年と生きるものもいるとのこと。そういえば一昨年は小さい魚が多かったからそれが育ったのでしょう。
その30匹ぐらいの大物はハラワタをとり他の中小物と一緒に塩でもんでぬめりをとり水洗いして干し網へ。これで3日ぐらい水分を抜いて熟成させてから甘露煮を作ります。
買い物ついでに近くのオオワシのポイントへ遠くの木の上に留まっているオオワシ。斜里岳とのコラボが見事。
やはりサケの遡上の少なさからか例年の10分の1ほどの20羽ほどしか来ていません。でもその少ない獲物のサケをついばむオオワシとそれを横からつついて食べようとするカラスの攻防が面白く、「おいっ邪魔すんな!」という声が聞こえてきそうでした。
帰宅するとサンピラーが樹々の向うの藻琴山の上に出現。薄く扇状にも広がっていて後光のようでした。
































