自分で直したる!

毎年のように同じところが壊れるアトラスのスノーシュー。(でもスノーシューのメーカーの中では優秀なメーカーだと思う)歩行面のもっとも負荷がかかり硬いものにもぶつかる場所にリベット留めがしてあるという設計ミスのようなモデルなのですが、こんなものでも2万円ぐらい出して買ってしまったので大事に使いながらも何度も取り扱い会社のモ〇〇ルに修理に出していました。(最近のモデルは”ここの”設計は改善された)しかし、もうこんな古いモデルの修理は勘弁してくれ、と言われ(それも電話をかけるとその言い方は無いんじゃないの、というような対応をする担当者が出ることがあるので注意)がっくりしていましたが、もし修理できればまだまだ使えるので(これこそエコです!)自分で部品を探してやってみることにしました。ホームセンターをハシゴして探しても合いそうなリベットは無かったのでノギスで穴径やカシメ厚を測り、ネットでメーカーを探し直接電話。材質も相談して送ってもらいました。それが上のリベット。

これを差し込み鋲の部分をハンマーで軽く打ち込むと見事に、あっけなく、簡単に修理完了。スノーシューのフレームのアルミパイプの肉厚が薄いのと繊維強化樹脂が柔らかいこと、構造上どうしてもリベットに負荷がかかる、等の理由でどこまで使用に耐えられるかわかりませんが自分としては満足。これから知床峠周辺の残雪で耐久テストをしてみる予定です。しかし老舗メーカーのスノーシューは高い!製造数も少ないので仕方ないのかもしれないけど、こんなものがなんで3万円もするの?というものが多いのです。それもすぐに靴と外れちゃったり壊れちゃったりという設計のあまいものもあるので、まだスノーシューは未完成の分野の商品なのでしょう。毎日使っている知床のガイドたちにモニターをしてもらえばもっといいものができると思うのだけどなぁ・・・ガンバレ、メーカー担当者!

ついに開店!そしていい釣り

今日、小清水町にアウトドア用品メーカーのモンベル(ウチの子供たちはよくモンベツ(紋別)と間違える)がオープンしました。この建物の中には小清水の観光協会も入り、モンベルの体験型観光のノウハウを使った町おこしや農業者のためのモンベルブランドの作業着なども販売するとのことでこれからが楽しみです。我が清里町も何か手を打っていきたいところ、考えねば!

昼からは屈斜路湖へ第2回めの釣行。M名人は自然と同化しています。後ろの森ではオジロワシが眺め、ヤマゲラが鳴き、アカゲラが木をつつき、エゾシカがガサガサやっています。

ボクの上げた初アメマス。まだ氷が解けたばかりなのに例年よりしっかり太っていてパワフル。たぶん沖でワカサギを食べているのかな。

アメマスお手玉!?元気ハツラツな魚たち。

銀ピカニジもいくつか出ました。飛ぶは跳ねるわ!素晴らしいファイト。

見事なダイブを見せてくれたミサゴ。このあと魚をまさにワシづかみにして樹木の上へ。白鳥もまだ滞在中。もうすぐ北へ。今日は釣りも自然も最高に楽しめた一日でした。さすが屈斜路湖!

3月へ

流氷シーズン最盛期の2月も今日で終わり。無風快晴でこのような夕映えとなりましたが、明日は町の緊急メールが来るほどの暴風雪の予報。嵐の前に静けさとなるか?それとも意外に荒れないか?でも強い南風が吹くことは確かで流氷も一斉に離れるかもしれません。JRもすぐに運休するので明日来る予定のお客さんは来れないかも(泣)・・でも荒れた後は晴れが来るのでキレイな新雪を踏みしめて楽しく体力を使うツアーとなるでしょう。

買えないし、買いたくないし

高騰!いくら何でもこの値段では料理においそれとは使えませんが、毎日提供する料理が白菜と大根ばかりとはいかずに涙を飲んで購入しました。他の葉物野菜を4つ買って2,000円(涙)・・LEDコンテナで生産した野菜でいいので安く安定した野菜の供給を少しでも早く進めてくださ~い。自分でやっちゃおうかな・・とも考えたりして

焚き付けを作る

薪ストーブ用の焚き付け。これは松などの燃えやすい乾燥した建材が適していて日曜大工で出る20~30㌢の端材を利用しています。その端材も幅が9㌢ぐらいあるのでそれを手斧で3つぐらいに割ります。これは木材が乾燥しているから気持ちよく割れるし危険度も労力度も低いので気持ちの良い作業。明日は暴風雪の予報ですがこれで部屋の暖をとる用意は万全です。

台風一過、宿休業

今回の台風はここオホーツク海側では冷たい雨台風。しかし過ぎ去った後は快晴となりました。こちらでは去った後でも曇りとなることも多いので、ここまでの晴れは特に嬉しいものです。標高300メートルぐらいから上は雪だったようで斜里岳はかなり真っ白。今年は初冠雪から冷え込みが続き、完全に解けたことがまだないのですが、今日からしばらく好天で気温も高そうなのでたぶん解けるでしょう。そして昨日から宿は休館。お客さんから「休みは何やってるの?」とよく聞かれますが、もちろんまずは遊ぶのです!そしてこの時期は宿、観光、ガイド業、イベントなどさまざまな会議の連続。大工仕事、薪割り、掃除、Webの更新など仕事も目白押し。ブログも楽しみにしていてください。

道具の力

タイヤ交換、道具の力は偉大です!東京のTさんからいただいた電動インパクトレンチが素晴らしく、今までボルトを緩めるのに苦労していたのがウソのよう。そして柄の長い専用のレンチも購入して「こんなにもタイヤ交換って楽だったんだ!」と感激です。これで好きなときに自分で交換できるのでまた一つ気持ちが楽になりました。

夏を感じる・虫

夕食の片付けをしていると網戸に「ブ~ン、シャッ」と飛んできたのがミヤマクワガタ。久しぶりに見る大型で6~7センチはありそう。よほど捕まえて見世物にしようかと思ったけど今回はそのままにしておきました。今日は最高気温が28℃まで上がりました。汗腺が閉じ気味になっている、暑さに弱い北海道人としては28℃でも猛暑・・・もう18年も暑い時期の関東に行っていないけど、もし行ったら・・倒れるだろうな・・・

1年半後、まだ足りません

今日は最高気温が7℃、霧。嫌なブヨもこれなら出ない薪収集のチャンス。車検から戻ってきた22万キロ走行の好調ヴォクシーで森の中まで入りチェーンソーで切って運びます。気持ちよく切っていると「ガキッ!」・・・あちゃぁ~・・薪の下に落ちていた金属のゴミを切ってしまい刃が・・・チェーンソーの刃は焼きが入っておらず軟らかいのですぐに切れなくなるのです。(でもその分すぐに研げるけど)さて明日は斧で割る作業。まだ1年半後のための燃料作りは終わりません。

1年半後の冬のために

斜里の知り合いから「倒してある木、持っていって」との連絡で、ちょっと怠っていた薪割りをようやく始めました。今回はチェーンソーの刃を新品に交換。すると豆腐を切るようにスパスパと硬い木も切れて気持ちいい~!「ここ数年の苦労は何だったんだ・・次からはあまりセコくいつまでも砥いで使ってないで早めに刃を換えていこう・・」。そして今までは木を倒して集めるだけで力尽き、割るのは秋だったけど今回は無理せず少ない量を切ってきてすぐに割ってみました。たぶんオニグルミ?の木だと思うけど気持ちよくパカッと割れます。薪となる木が豊富にある場合、「いかに労力を使わないか=なるべく割らなくてもストーブに入る太さの木を薪にするか」というのもポイントです。しかしちょっと作業に入る日が遅かったのと25℃と暑かったのでしつこいブヨがワッサワサ・・長袖を着て虫除けを塗りまくり滴る汗を拭いながらの作業。これも田舎ならではの洗礼。土地が広く建物も大きいので日曜大工や庭の片付け、あちこちのメンテナンス、修理、薪割り、草刈りとやらなきゃならないことが目白押し。でも釣りも行きたい、山も登りたい、バイクにも乗りたい、旅に出たいとホントセワしないのでした。女将いわく「よくそんなに動くね・・」・・