晴れが多く、朝晩がちょっと寒く昼は快適な温度のオホーツク10月の秋。日も短くなってきましたが、夕映えの斜里岳がとてもキレイで今でも見惚れています。こんな最高の季節の中、海にも湖にも川にも釣りに行きたいし、紅葉は見たいし、山には登りたいし、カヌーにもバイクにも乗りたいし・・しかし我慢して今日は年に一度の車のワックスがけをしたのでした。
カテゴリー: 生活
風評被害を実感する
これが不評被害っていうやつか・・ウチのような宿業やガイド業、お土産屋さんなど観光に関わっている人にとって今回の地震によるお客さんのキャンセルや減少は大きな痛手となっています。ここ北海道でも被災地から遠い場所は地震による被害は無く、停電による冷蔵品の痛みや機械の動かないことによる製造停止、物流の停止などの影響がありましたが、復旧し数日が経過した今、乳製品やコンビニのお弁当の入荷が少ないぐらいで、ほとんどの店や宿も通常通りの営業をしています。しかし北海道へ来ることを止める方が多く旅行者でにぎわう場所は閑散・・もし自分が旅行者の立場だったら、やっぱりこんなときに被災地へ旅行、遊びなんて不謹慎だよな、と思い取りやめていたかもしれません。たしかに被災直後の被災地へ行くことは、ボランティア以外、旅行自体も困難だし楽しく遊ぶという雰囲気ではないでしょう。しかしここは被災地ではありませんし余震もありません。報道が「北海道の地震、北海道の・・北海道の・・」というからか、北海道全体が被災地のような印象となり、旅行先として敬遠されてしまっているようです。北海道は広いのに・・東日本の震災の後、被災地から遠く離れていて放射線量も低い福島の知り合いの宿がもの凄い風評被害と苦闘していた気持ちが少しわかりました。もし被災地だとしても、営業している店、宿や観光地はお客さんに来てほいいからやっています。今回のことは自粛がさらにその地域の経済的なダメ押しになる、というこがよくわかりました。被災地応援はその被災地の物を購入することも応援ですが、業種によっては来てくれることが一番の応援となります。とはいっても来られる方は不安かもしれません。その時は行き先に連絡をいれて状況を聞いていただければと思います。ちなみにここ知床周辺はをはじめ東北海道や北北海道は被災地でもないし普通に旅行できるし、広大な北海道の風景もサケの遡上もヒグマもいつもと変わらず見られるので是非来て欲しいです。幸か不幸か観光地も空いていてより楽しめますよ~お待ちしております!
無い!
大停電
今日未明まで丸24時間停電でした。たまたま休館だったのでお客さんもおらず混乱はなかったのですが、電気の無い生活ってこんなに不便だったんだ、と認識しました。不幸中の幸いで食料も燃料もあり水道は大丈夫だったのでキャンプ用品で明かりを、車からの電気でスマホとテレビから情報を得ることができました。でも携帯の基地局のバッテリーも無くなってきてスマホもだんだんと通じなくなりどうなることかと思いました。今回はこの社会が電力に頼りすぎているのと対策として自宅や小さい範囲の地域での発電の必要性を痛感した次第です。まだ北海道の半分ぐらいでは停電が続いているようですが、来られる方は信号などの停電にも十分ご注意ください。一刻も早い全面復旧を願っています。当宿は明日から営業再開予定です。
快晴なのに
見どころ案内完成
ホントにいい見どころを伝えたいなぁ・・と考え、部屋のファイルを追加、更新しました。今までご希望の方に地図の載ったパンフレットにおすすめ場所を赤マジックで記入してお渡ししていたものを、範囲を広げて東北海道全域のおすすめ、見どころコースの案内を追加し各部屋のファイルに入れました。これを見ていただけば周遊する行程が組みやすいと思います。でも東北海道のおすすめはまだまだ膨大で載せきれず、これでも見どころ遊びどころの情報は半分ぐらいでしょうか・・広大な風景をひとり占めできる場所、車や自転車、バイクで走る爽快ロード、実はテレビドラマのロケ地にもなった日本離れしたハイキングコース、絶景の山、ここに行ったらこれは食べたいもの、ヒグマやエゾシカやオオワシ、サケの遡上を見られる場所、釣り情報、雨の日のおすすめ場所、地域別季節ごとの天候の違いなどなどキリがないので来られたときに聞いていただければお伝えします。それからファイルの後半はwebでも紹介している「北海道移住記」とブログでも紹介している「北海道を旅する人におすすめの本」を載せてあります。こちらに来る前も来られてからも北海道を楽しんでください。
気温で仕事を決める
晴れました!
寒い日を利用
自分で直したる!
毎年のように同じところが壊れるアトラスのスノーシュー。(でもスノーシューのメーカーの中では優秀なメーカーだと思う)歩行面のもっとも負荷がかかり硬いものにもぶつかる場所にリベット留めがしてあるという設計ミスのようなモデルなのですが、こんなものでも2万円ぐらい出して買ってしまったので大事に使いながらも何度も取り扱い会社のモ〇〇ルに修理に出していました。(最近のモデルは”ここの”設計は改善された)しかし、もうこんな古いモデルの修理は勘弁してくれ、と言われ(それも電話をかけるとその言い方は無いんじゃないの、というような対応をする担当者が出ることがあるので注意)がっくりしていましたが、もし修理できればまだまだ使えるので(これこそエコです!)自分で部品を探してやってみることにしました。ホームセンターをハシゴして探しても合いそうなリベットは無かったのでノギスで穴径やカシメ厚を測り、ネットでメーカーを探し直接電話。材質も相談して送ってもらいました。それが上のリベット。
これを差し込み鋲の部分をハンマーで軽く打ち込むと見事に、あっけなく、簡単に修理完了。スノーシューのフレームのアルミパイプの肉厚が薄いのと繊維強化樹脂が柔らかいこと、構造上どうしてもリベットに負荷がかかる、等の理由でどこまで使用に耐えられるかわかりませんが自分としては満足。これから知床峠周辺の残雪で耐久テストをしてみる予定です。しかし老舗メーカーのスノーシューは高い!製造数も少ないので仕方ないのかもしれないけど、こんなものがなんで3万円もするの?というものが多いのです。それもすぐに靴と外れちゃったり壊れちゃったりという設計のあまいものもあるので、まだスノーシューは未完成の分野の商品なのでしょう。毎日使っている知床のガイドたちにモニターをしてもらえばもっといいものができると思うのだけどなぁ・・・ガンバレ、メーカー担当者!











