朝晩が7~10℃、昼間が20℃ほどと快適な日々が続いています。周りのシラカバも黄色くなって落ち始め一面葉っぱだらけの秋本番。でも例年よりは暖かく、蚊やコバエなど好ましくない虫もまだ多数。
そしてここ数日は秋恒例のテントウムシの大発生・・ウチはまだテントウムシだからいいものの、場所によってはカメムシが大発生しているところもあり踏まないように注意が必要です。これから一気に寒くなるのか、まだ海水温が異常に高いので暖かい日々が続くのか例年とは違う気構えの秋です。
今日は風雨もおさまり青空。紅葉はまだだけどハマナスも実がなっていました。
知床、オンネベツ川はサケであふれかえっています。そりゃぁ熊、出るわな。
高波でいつもの岩浜では釣りができないため初めて港の横の岩礁帯で竿を振ります。ウェダーを履き、沖の深くなっているところまで浮きルアーを投げるため岩の上を20メートルぐらい歩くのだけど凹凸が激しくて何度も転びそうに・・(転んでずぶぬれの人も複数あり・・ここは覚悟と着替えが必要か・・)
投げ続けて鮭とば用のブナサケを2つ釣りました。今日時点で魚は銀ピカのやつは少なさそうだけどけっこう跳ねているから数はそれなりにいそうです。
夜、3℃まで急降下。でも無風なので体感温度はそれほどでもありません。星がキレイ。
外へ出るとみるみるうちに雲が出てきて天の川にかかってしまったので宿と星を撮影。非常灯の弱い光がとまぶしいぐらい写ってしまいます。次は非常灯にカバーでもかぶせて撮ろうかな。
根北峠を抜け南に出ると広がる牧草地。広大な牧草地の広がる光景は自分の中で北海道の原点の風景の一つ。雄鹿が牧草独り占め。
国道244号サーモンロード。ひたすら直線。ちょっと旅行気分。
標津の釣り突堤。知床連山と国後島をバックにロッドを振ります。今、マナーの問題でどこも釣り禁止の場所が増えてきたけど利用料金がかかってもいいから管理されたこんなところがあちこちにあるのが将来の姿でしょう。
サバをいくつかゲットしたS嬢はデカいギンポをヒット。実は美味しい魚とのことだけどウネウネネチョネチョ・なんとなくリリース。
やっとサケが来た!と思ったらカジカ・・明日の汁物、決まりだね。
リリースしたギンポにガヤ、キープした大チカ、小サバ、M名人の釣ったキュウリウオ、カジカ。五目以上釣れて面白かったけど、ほとんどはS嬢が釣ったもの。ボクとM名人はサケ狙いということもあり基本サケはボウズ。ホントここにもいないなぁ・・サバは思ったより小さくそんなに多くなく、やっと釣れた感じ。今日はちょっと遠い標津町での釣りだったけど普段と違う獲物もゲットできて良かったです。
いっとき雨が降って野付半島に虹が出ました。
今週は休館。布団カバーをすべて洗濯したあと、網走方面に釣り竿をもって出かけました。実は知床でのサケ釣りで昼間の数時間だけとはいえ、連日ボウズ・・・今日は気持ちを変えて無欲に釣り場を見に行くぐらいの気持ちで出かけました。ここの小さい川には海から遡上したワカサギが川を真っ黒に染めていました。近くにはワカサギ掬いの方が一人。何回か掬うだけでバケツはいっぱいです。北海道スゲェー!
能取湖までやってきました。ちょうど見ごろのサンゴ草の端でサギたちが哲学しているよう。
もうこの周辺では数少なくなった釣りをしていい防波堤とテトラポッド。気持ちいい!たまたま写っていないけど手前は15人ほど浮きルアーを投げています。さて俺も釣りしてみるか!
一投目からふくれっ面のこいつとサバの猛攻!!ワンキャストごとにエサは無くなり釣りになりません・・サバ狙いで釣りしたらフグも一緒に無限に釣れそう・・北海道スゲェ~、けど大丈夫かな・?こんな魚今までこんなにいなかったよ・・さすがにこいつを食べるのは命がけなのでリリース。
15分に一度ぐらいブラックサーモン(遡上間際のサケ。身は美味しくない・・)が何匹かの群れで目の前を通過してくるので餌を落としたりルアーで誘ったり・・・しかし素通り・・ダメだこりゃ・・エサ取りにうんざりしながら浮きルアーに換えて数投目、いきなりオスのまあまあいい色の中サイズが釣れました!今回は無欲が効いたのもあるけど明らかに知床よりは魚はいました。これから知床にもサケが戻ってきてくれることを祈るのみです。
今日はまあまあの星空日和。北極星を3分間写していました。やはり周りの星々は北極星をだいたいの中心にして回っているので(地球が回っているのだけど)流れて見えます。
Wの文字はカシオペア座。周りの白いのは我が天の川銀河の星々。右にはお隣さんアンドロメダ銀河が見えます。
北斗七星を写していたら左下に流れ星のようなものが・?なんだろう?また夕食時に栃木のYさんが飛んでいく人工衛星「きぼう」を探してくれ、部屋の電気を消して皆で観察しました。ちょっと感動!
今日の天の川銀河の中心に近い方向はこんな感じでした。カメラで撮ったり双眼鏡で見たりすると星の数がホント無数に見えるけどほとんどはここ天の川銀河の中の星々。いつか天の川銀河を外から見てみたいです。
清里町ほしかぜの丘にあるハートの木。旧町営牧場にあり、現在は観光協会で管理しMTBやトレラン、ハイキングのコースを作り、これから活用していく予定の場所。素晴らしい風景の場所ですがとにかく広大。広すぎてボーッとしていまいますがどうやって町おこしに使っていくかいろいろ検討中です。
釣りにも出陣。K氏はさすが地元。みんなが釣れない中でも結果を出しています。小さくみえるけどこれでも70cm近いオス。ボクがいただきましたが美味しかった!
クマさんが来そうなのに暗くなるまでねばりました。が、ボクとM名人はボウズ。河口にはもう体が縞模様になった遡上寸前のサケが30匹ぐらい群れていたけど狙いの銀ピカサーモンはきませんでした。次回こそは釣る!
天気も良くない平日の昼間なのに釣り人がづらり・・マナーの問題であちこちの海岸や港が釣り禁止になってきているので残った場所に集中・・密というほどでもないけどボクは一人離れた場所で、バックの知床連山を見ながら今日も釣れないだろうな、と気合もあまり入れずにひたすら重たい浮きルアーという仕掛けを投げちゃ引きを続けます。
知床のオホーツク海越しに見る左から雄阿寒岳、阿寒富士と雌阿寒岳、摩周岳が眺められます。あの山々にも登ったな、とボケェ~と思いつつ・・
コンコン、グゥ~とアタリがあり、強烈な引きだけどロッドやラインが大物用なので余裕でやり取り。上がってきたのは今シーズン初物のオスのサケ74cm!やったぁ~銀ピカではないけど十分に美味しそう。
日没までねばりましたがこの後魚っ気無し・・能取岬あたりに沈む真っ赤な夕日をみながら今日は良い釣りが出来ました。でも本格的なシーズンはまだ10日以上先かも。来週がさらに楽しみです。
大雪山。アイヌ語でカムイミンタラ~神々の遊ぶ庭。そんな風景を年に一度は見に行きたくなります。今回は銀泉台から特に好きな白雲岳へ。登山口にある靴洗い場は実によくできています。
20年以上前、ここをガイドしていたときに比べて違う場所のようにかなり草木が伸びました。ナキウサギも少なくなったような・・この樹林帯を登れば高い樹木は無くなり風景が広がるので暑いけどがんばります。
今は亡きDaiちゃんと毎日のようにガイドツアーで来たコマクサ平。登山ツアーなのにビジネスの革靴で来た添乗員、テニスシューズにコンビニ袋のおばあちゃん、雨なのにカッパも持ってこないおばちゃん、悪たれつくじいさん、低体温症気味で震えていたので防寒着を着せたり暖かい飲み物を与えたりしている最中にタバコを吸いだす水商売のおばちゃん、自分が名前を知っているのを自慢したくて質問してくる花おばちゃん・・実にいい勉強になりました・・
ここからが長い登り。でも頭をぶつける樹木もなく爽快。某山の天気予報サイトは一日中A判定。晴れが続くはず・・
イワギキョウがポツポツ咲いています。
一輪だけあったコマクサ。花や紅葉の季節を外れるととても静かな山行を楽しめます。
赤岳を過ぎ高山帯へ。カムイミンタラを実感。
強風と霧が襲ってきた・・
白雲岳の手前で真っ白に(涙)ここでしばらく佇む予定だったけど、雨も降ってきました。
山頂直下で姿を見せてくれたシマリス。動きが早くて撮影が難しい。
鳴き声がしたので探してみるとナキウサギが!しばらく動かないでいてくれてよく観察。これで濃霧でも来た甲斐がありました。そしてこのあとゴアテックスからシミテックスとなったボロカッパを着込み、汗と雨でぐしょぬれ・・長い帰路、写真を撮る気力も萎えましたが連日、スクワットをやっていたおかげでひざ痛も少しですみ、「お~俺の膝、ちょっと復活したじゃん」と嬉しく一気に降りてきました。雨だと休む気も失せるし・・
森の中の道の普通の光景。下界は曇り、こののちザァーと雨。天気予報のサイトをあまり考えず信じていたことを反省。もっと全体の雲や風、気圧配置を見て山の特徴も加味して自分で予想せねば。
オホーツク海側に来ると晴れていました・・帰りに立ち寄った留辺蘂の武華駅逓。昔の駅、宿、馬の乗り継ぎ場、郵便局などを兼ねた建物。まだ建物を復元しただけなのでこれからもっと資料も増えてくるでしょう。見どころの少なかったこの39号線の道路沿いにこういう立ち寄り場が増えてくるのは楽しみです。今回の山行は風景は一瞬楽しめたけど体力と筋力が思ったより衰えていなくて楽しめました。また来年行こう。