北海道・山と川

今回の休みは十勝経由で富良野岳と上ホロカメットクへ。まず噂のナイタイ高原のナイタイテラスへ。途中の道も爽快ロード。北海道を感じます。

ここは室内!一面のガラス張りでよくこんな高いところにこれだけ立派で景観を壊さない建物を作ったものだと感心しきりです。それに軽食もどこかの道の駅のハンバーガーのように超高価なんてこともなくこのソフトも特にチョコが美味しい!

トイレまで風景を見せるという徹底さ。ウチも最初はこうでしたが植物が生い茂ってきました・・それにしても東川町と上士幌町は素晴らしい!これは行政も町民も強者が何人かいることの証拠です。我が清里町もこのぐらいはできるはずなのだが・・まあこれから見ていてください!?

たまたま釣り師のTさんより情報をいただき十勝川水系の川へ。ドライでは小物、沈めて38センチの弾丸ニジが出ました。この辺は堰堤ばかりの川だけど魚はそこそこいそうです。

夕暮れ時に十勝岳温泉の駐車場着。富良野、美瑛が夕焼けに染まっていました。さび色の濃い温泉に入って満天の星空を眺め車中泊。

早朝、歩き始めて「なんか寒いな」と温度計をみると0℃!標高も1200メートルを超えていたのでこんなものでしょう。

噴火口の上から日が昇ってきました。気温もみるみる上昇。

目指す富良野岳。遠く感じますが人の足って凄いものです。あんなに遠い山なのに2~3時間で行けるのです。

山頂をバックにチシマギキョウ(たぶん・・)

斜面では紅葉も始まっていました。

山頂からは噴煙の向うに十勝岳、次に向かう上ホロカメットク、遠くにトムラウシも見えました。

夕張岳と芦別岳のはるか向こうに見える富士山型の山は羊蹄山!ここまで快晴に恵まれるのは幸運です。

かなりズームで写しましたが、登山口の自分の車が見えます。稜線を歩いているとずっとこの出発点が見えるのでなんか安心感があります。

山頂でのんびりしているとシマリス君がやってきました。おねだりシマリスです。もちろん何もあげません。

しばらく稜線を歩いて上ホロカメットク山頂。さかさ川の山の奥、という意味らしい。最高の天気で風景を堪能しました、が・・

やっぱりきました。下りの膝の激痛・・途中でいい加減なテーピングをして階段状のところは後ろ向きになっておりました。こうなるといかに痛みが少ないように足を運ぶか・・ということばかり考えて風景を楽しめません。まあ充分堪能したからいいか・・無事下山。あ~辛かった・・

昨晩帰宅し、今日は午後から知床でサケ釣り!たまたまK氏も合流し人のいないところでねばってゲット。見事です。

ボクも今シーズン初のサケを上げました。よそ見していたら浮きが見えなくなっていてあれ~と竿を立てたら釣れていた!このあとカラフトマスももう一匹ゲットして計3匹。魚の少ない状況では満足です。

この休みも観光、川の釣り、登山、海の釣りと大満足に遊べました。やっぱり北海道は最高です!

 

 

 

 

身を守る術

玄関横の小石の上で風に耐え鳴いていたコエゾゼミ。この直後カラスが2羽すぐ近くに降りてきたけど、鳴かずにじっとしていてやりすごしました。見つかったらすぐに食べられていたでしょう。微動だにせず石に化ける。一つの護身術を見ることができました。ちなみに数日前にはスズメがセミを捕食していました!

乱高下

一昨日まで連日30℃以上で暑い暑いと言っていたのに今日お昼の気温は13.9℃。お客さんの中には部屋で暖房をつけている方もいます。天気は曇ったりザーッと雨が落ちてきたりと不安定。さてこれでも暑い夏は終わってしまうのか、再び来るのか楽しみでもあります。

 

本日の天の川

今日も異常な暑さでこの時もまだ23℃もありました。空は少しモヤがかかっている感じですが天の川はキレイに見えています。もう少し天気が例年のようになってくればもっと晴れ渡ると思うので期待したいと思います。・・月が出てきちゃうかな・・?

本日の天の川

玄関を出てしばらくすると目が暗さに順応してきて斜里岳の右側に天の川が見えるようになってきます。右側の明るい星はたぶん木星。日中30℃を超えた気温も21時には21℃まで下がってきました。今日からついに真夏の天気となりましたが夜の涼しい星空の下で流れ星や人工衛星、そして天の川を見るのは至福の時間です。

山の今

昨日はお客さんを見送った後、斜里岳パトロールへ。ピンテープの道標も間違えやすいところだけでなく間隔や見やすさ、そして景観上うるさくない程度に考慮して付けているのですが、このように親切心からか?勝手に付けてそのままにしてしまう人も多いのでこれを除去することも仕事です。そして登山道上に張り出した枝を切りながら、ゴミを拾いながら、コース上に不具合などが無いか、登山者は無事に下山できそうかなどを見ながら登っていきます。

羽衣の滝の看板が無くなっている!なんでだろう・・?また製作と付ける段取りをしなくてはなりません。

ちょっと見づらいけど珍しいヒグマの足跡。登山道は人が多くて嫌なのか横の沢に入って行った様子。

例年よりひと月ぐらい早くミヤマダイモンジソウが咲いていました。

標高が上がってくるとチシマノキンバイソウ他、花々が出迎えてくれます。

チシマフウロウ・・トカチフウロウ・・?

斜度のきつい斜里岳は暑いと特に堪えます。風の当たらない、しかし日差しの強いところは忍耐!

山頂直下の崖にはミヤマオダマキとチシマギキョウがへばりつくように咲いていました。

夏のいつもの気候。オホーツク海側は晴れ。太平洋側は曇りと霧。知床半島も南側はすべて雲の下。峠は濃霧だということがよくわかります。

山頂は晴れなれど左側は濃霧です。

我が家を見ながらゆっくり下山。斜里岳はやっぱりオンリーワンでハードな山ですね。登られるときはどんな山なのか事前によく調べてからチャレンジしてくださいね。

 

 

 

 

今日の天の川

写真「ど」素人のボクが今日22時20分ごろに宿の前から撮った天の川。ネットで撮り方を調べ、カメラ(キャノンEOSkissX70)を三脚につけてこんなもんだろう・と適当に設定し風の吹く中写したのですが、ちゃんとわかるぐらいに撮れて感激!この時はちょうど月が出てきたときであと5分遅かったらもっとぼんやりした感じになってしまったでしょう。こうやって撮影にハマっていくのですね。これから天の川銀河がよく見える時期。時間のあるときにちょくちょく写してみようと思います。

身近な自然

宿業は最繁忙期。出かけたい気持ちを秋に向けて充電中ですが、家の周りでも自然が楽しめます。窓のすぐ近くに来たこのハクセキレイもきっと昨年生まれたあの雛が戻ってきたのでしょう。すっかり大人の顔でちょっとの警戒心で屋根の上に落ちた虫をついばんでいます。他にもニュウナイスズメやベニマシコ、アカゲラなど多様な野鳥たちがすぐ近くにやってくるのはとても嬉しいもの。

玄関前のコンクリートにミヤマクワガタが無防備に歩いていたので朽木の上に移動、嬉しそうに隠れていきました。玄関先に落ちていた緑の太いヒモを片付けようと思ったらアオダイショウで飛び上がるほどビックリしたり、雨の降る前にアマツバメが群れで飛んできたりと掃除や食事作りの合間に見られる自然に心癒されるのでした。

山開きへ

次の日曜日の山開きにあたり、登山道の道しるべ(ピンクテープ)の取り付けや草刈りなどのため裏山(斜里岳)へ行ってきました。登山口の清岳荘にはすでに20台ほどの車が停まっており30人以上登っている様子。雪解けの早い今年は登山者も早く来るようです。ここは熊見峠へ向かう稜線からの山頂方面の風景。登らなくては見られないこの姿にはいつも心打たれます。

そして熊見峠への道。下る道なのに登るほぼが終わり落ち着いて楽しめる稜線の風景もいいですね。摩周湖も良く見えます。

まだチシマザクラが咲いていました。これがホントの最後の花見でしょう。斜里岳の登山道上にはほぼ雪が無くなりました。もう通常通りの夏山登山ができますので楽しいんでください。(皆さんが思っているより斜度があり沢登りも多く、きついですよ!ご覚悟ください)

 

もはや戦い

ここ数日、涼しく虫が少ないので毎日少しづつ汗だくになって草刈り機を振り回したり草取りをしています。しかしスギナは根深く抜こうとすると上だけちぎれてすぐにまた生えてくるし、タンポポも根が垂直に地中深くまでのびれているうえ、開花前に刈っても倒れたのに花をつけて種を飛ばすし、イタドリは切っても切っても生えてきて2メートル以上になっちゃうし・・他にも強烈な雑草の生命力には脱帽。雑草魂とはよく言ったものです。これから夏の終わりごろまで何度かやらねばならない草刈り、ボクのように仕事の合間にやる草刈りは300坪ぐらいがいいところかもしれません。