雪の神の子へ

この冬初のスノーシューで神の子池へ。冬至後ということもあり、昼過ぎなのに太陽は低く池に日が当たらないためいつもの青さはかなり控え目。でもたくさんのオショロコマが越冬準備のようにじっとたたずんでいました。積雪はまだ30~50センチほどですが、川沿いも歩けました。

まだ新しい引っ掻き痕を発見!トドマツで見るようなきれいなヒグマの爪痕とは少し違うような・・しかしヒグマ以外にこんな傷をつける奴はいないような・・そうだとしたら大きさから見てかなり巨大なやつ?登ろうとしてうまくいかなかったか・・?ホームグランドともいえる神の子池周辺。水の多い環境がいいのかとても気持ちのいい場所なのです。

帰路、道の駅パパスランドから見た風景。少し崩れたようにこのあたりから見える斜里岳のほうが絵は描きやすいと画家の方は言っていました。そういえば六花亭の中札内美術村の相原求一郎さんが描いた斜里岳はここより少し北側からの絵のような気がします。

自然界に何が・?

やっぱり飛来数が少ない・・いつものワシたちの集結場所にはこの時期、毎年100羽~300羽集まってくるのに今年は10羽ほど。川にのぼっているサケも例年の5分の1ほどしかいません。それにしてもワシの少なさはサケの数の減少分よりはるかに少なめ。もっとサケの上る川を見つけてそっちに行ったのならばいいのですが、数そのものが減っていないか少し心配でもあります。

山はホントに美しい

知床連山と斜里岳の間にある海別岳(ウナベツダケ)。斜里岳とは違いなだらかな山容ですが、それだけに雪が付きやすく日差しにより色が変わります。特に今日の夕方は紫に染まり、あまりの美しさに氷点下の中、上着も着ずに物音一つしない静寂な外に飛び出しました。この色は日没間際の15分ほど。最高の時間でした。

初冬、雪と氷と湖

今日は暖かくなる!との予報で釣り竿を持って屈斜路湖へ。12月中旬に行くのは初めてです。アメマスはどんなに寒くても釣れるけど、人間が寒くて釣りにならないかな・・そして一昨日の雪で近郊の道路はこんな圧雪アイスバーンのつるつる。気温もプラスまで上がり表面が解けて特に滑る状態がこれです。車の乗り降りで転倒することも多いのでご注意くださいね。

峠道に入ると気温は氷点下2~3℃なのに路面は解けています。これは道路管理者(国とか北海道とか)が塩をまいているため。氷点が下がるので雪は解けますが、この塩が車に錆、腐食という結構なダメージを与えるのです。撒く量も大量なので環境にもかなり影響ありそう。安全第一をかかげればここまでしてもいいのかな・・?とも思ったりして・・滑らず、車にも環境にもインパクトの少ない全く違うもっといい方法ないかなぁ・・?

冷え込みが厳しく温泉地帯でもある弟子屈町川湯の樹々一面霧氷でとってもキレイ。

湖は水全体が冷えるまでまだしばらく凍りませんが波打ち際ではしぶき氷が発達しています。でも4月の寒い日よりよほど暖かく糸や竿が凍り付くこともなく問題なく釣りができました。

釣果はフライで53センチのアメマス一匹。産卵後でまだ痩せていてパワーもありませんでしたが、まだ釣れるんだなーと確認できた満足の一匹でした。

 

肉眼では見えるけど

夕方、太陽を見るとサンピラー(太陽柱~光が縦に伸びているように見える現象)が出現。(写真では良く見えませんが)冬が来たなと感じる光景。気温は氷点下7℃ほどでしたが無風で日差しがあるのでそれほど寒く感じません。

少し雲のかかった斜里岳も紫色に。でもこれでも16時前の写真。あとひと月ほどはとても早い日没です。

網走港でワカサギ

昨晩は夜までペンキ塗りをして今日は網走港へ。

午後より晴れてきてなんとか我慢できる寒さになりましたが、狙いのニシンとサケの気配は全くなく狙っている人もいません。今年はいかんようですね・・

そこで夕食用にワカサギを網ですくったり、釣ったりしてボウズは免れます。(たぶんチカではなさそう)

後ろには太って毛並みのいいキツネが魚をくれるのを待っていました。あげないよ。

釣ったワカサギを針に付け、沈めてしばらく待つと・・カレイがヒット!今年の網走港はこんな感じで年末を迎えそうです。

 

試し釣り

正月恒例の「釣って食べる」の下見で近所の川へ。この時だけは川でもエサ釣り。親父が使っていた40年ぐらい前の3.5メートルのグラスロッドに魂を入れます。

緩い流れの深いところではアメマス、流れのある浅場ではヤマメが良く釣れました。これなら正月も大丈夫。しかしこのときは氷点下12℃。近所の川なのでまあいいかっ・・と半端な防寒装備で行ったので手足の感覚が無くなり「もーダメだ!」と30分で撤退。

しかしそういう寒いときほどキレイな夕焼けとなります。雪原の向うに沈む夕日を見ていると「北海道だなぁ~」となんか嬉しい気持ちになるのでした。

ついに大雪

およそ24時間で40センチほどの積雪となり、これでついに根雪となりそう。そんな吹雪のなかでも玄関先で元気に動き回っていたのがシジュウカラたち。このカラ類は北海道の真冬でもホント活発に動いていて寒くて縮こまっている人間に元気をくれる鳥です。

しかし吹雪には勝てず今日は家の中でサケとばのカット。ちょっと干しすぎると固くなってハサミで切るのも一苦労・・

出来たものは真空パックで冷凍保存。普通にビニールにいれて冷凍しておいても1週間ほどで冷凍焼けしてきてしまいますが、これなら大丈夫。年末からお出しする予定です。お楽しみに!

静・美・楽の12月

雪の無いうちにスノーシューツアーのコースの一部を下見しにいきました。いつも滑り降りる(落ちる・?)斜面に危険な枝やガラスなどのゴミなどがないかの確認です。そして今の神の子池は人も少なく静寂。コバルトブルーは少し淡くなって冬の色。

水の中のオショロコマたちは活発です。

ここに定住しているカワガラス。潜ったり羽つくろいしたり。

屈斜路湖畔の畑ではタンチョウヅルの親子が路肩でエサ探し。

一投目で釣れた55センチのアメマス。産卵後のため少し痩せています。この後も釣れて寒くもなく良い釣りが出来ました。

小雨から晴れへ。太陽が丸い雲に入りました。この後気温は急降下し氷点下へ。冬が来ました。

冷え込みにも負けず

今朝は氷点下まで下がり外の水道が凍結して出なくなってしまいました。でもわずかな凍結なので器具が壊れるほどではないでしょう。そろそろ水を落とさなくては・・雲が取れると斜里岳の麓まで色くなりました。

天気も良くなりそうだし少しだけ屈斜路湖へ。釣りはまるでダメでしたが、後ろの森の鳥たちがとても賑やかでこちらも楽しくなりました。アカゲラが何羽もコンコンやっていて樹々の葉が全部落ちたので鳥たちを探すのも簡単。そして新調したキャノンのパワーショット(の一番小さく安いやつだけど・・)の25倍光学ズームはさすが!手ブレに注意だけど湖の中から後ろの森の中の姿を撮れました。これから写すも楽しくなりそうです。