試し釣り

正月恒例の「釣って食べる」の下見で近所の川へ。この時だけは川でもエサ釣り。親父が使っていた40年ぐらい前の3.5メートルのグラスロッドに魂を入れます。

緩い流れの深いところではアメマス、流れのある浅場ではヤマメが良く釣れました。これなら正月も大丈夫。しかしこのときは氷点下12℃。近所の川なのでまあいいかっ・・と半端な防寒装備で行ったので手足の感覚が無くなり「もーダメだ!」と30分で撤退。

しかしそういう寒いときほどキレイな夕焼けとなります。雪原の向うに沈む夕日を見ていると「北海道だなぁ~」となんか嬉しい気持ちになるのでした。

ついに大雪

およそ24時間で40センチほどの積雪となり、これでついに根雪となりそう。そんな吹雪のなかでも玄関先で元気に動き回っていたのがシジュウカラたち。このカラ類は北海道の真冬でもホント活発に動いていて寒くて縮こまっている人間に元気をくれる鳥です。

しかし吹雪には勝てず今日は家の中でサケとばのカット。ちょっと干しすぎると固くなってハサミで切るのも一苦労・・

出来たものは真空パックで冷凍保存。普通にビニールにいれて冷凍しておいても1週間ほどで冷凍焼けしてきてしまいますが、これなら大丈夫。年末からお出しする予定です。お楽しみに!

静・美・楽の12月

雪の無いうちにスノーシューツアーのコースの一部を下見しにいきました。いつも滑り降りる(落ちる・?)斜面に危険な枝やガラスなどのゴミなどがないかの確認です。そして今の神の子池は人も少なく静寂。コバルトブルーは少し淡くなって冬の色。

水の中のオショロコマたちは活発です。

ここに定住しているカワガラス。潜ったり羽つくろいしたり。

屈斜路湖畔の畑ではタンチョウヅルの親子が路肩でエサ探し。

一投目で釣れた55センチのアメマス。産卵後のため少し痩せています。この後も釣れて寒くもなく良い釣りが出来ました。

小雨から晴れへ。太陽が丸い雲に入りました。この後気温は急降下し氷点下へ。冬が来ました。

冷え込みにも負けず

今朝は氷点下まで下がり外の水道が凍結して出なくなってしまいました。でもわずかな凍結なので器具が壊れるほどではないでしょう。そろそろ水を落とさなくては・・雲が取れると斜里岳の麓まで色くなりました。

天気も良くなりそうだし少しだけ屈斜路湖へ。釣りはまるでダメでしたが、後ろの森の鳥たちがとても賑やかでこちらも楽しくなりました。アカゲラが何羽もコンコンやっていて樹々の葉が全部落ちたので鳥たちを探すのも簡単。そして新調したキャノンのパワーショット(の一番小さく安いやつだけど・・)の25倍光学ズームはさすが!手ブレに注意だけど湖の中から後ろの森の中の姿を撮れました。これから写すも楽しくなりそうです。

虹で良しとしよう

晴れの予報なのに空が真っ黒になりサァーと降りました。こちらの天気予報は外れることが多いですが2重の虹が心和ませてくれます。季節は進み屈斜路湖の周りの葉っぱもほぼ落ちて紅葉も終了で釣果のほうも芳しくなく気持ちも晩秋気分。でも例年より水も気温も暖かい!なんか変・・そろそろ雪も舞う季節なのに・・

秋の空

今日はあまりにも天気が良く暖かいので散歩です。清里の農産物の収穫も終盤。てん菜(ビート)を残すのみとなりました。大地の3分の2は土の色、残りの3分の1は青々とした秋撒き小麦がゆっくり育って雪の布団を待っています。

その緑と茶色と冠雪した斜里岳。これも清里の秋の色彩。

夕方は久しぶりに朱く染まりました。大地の真ん中でこんな風景を見るのは今でも不思議な感覚です。

 

 

フィッシングウィーク2

後半もあちこちへ。白鳥たちも多くやってきています。

秋の川での基本「底を転がす」ことができているY氏。見事な「石」を上げています!?

いい型のオショロコマも良く釣れました。

虹の下でニジを釣るM名人。

同じ湖の中でもこの場所で釣れる魚はどれも体高が高くパワフルでした。

Y氏もいい型のニジ(それ以上にウグイ)を満喫。

ヒグマダム(通称)はみぞれでしたが、ドライフライでもけっこう釣れて大満足。

屈斜路湖は日増しに葉っぱが落ちて真っ赤なカエデだけ残っていきます。

コンディションのいいアメマスもきました。

人の少ない場所でいきなり釣れたニジ。ウグイすら来なかったのでびっくりしました。

フィッシングウィーク道東編が終了し、今朝は快晴。知床連山もかなり白くなりました。でもあとひと月はトラウトフィッシングが楽しめるでしょう。

 

フライフィッシングウィーク2018秋

この秋も神奈川Y氏を迎え、昨日から釣り週間の始まりです。今、屈斜路湖の周りは紅葉がピーク。真っ赤なカエデと黄色と緑の葉の混ざり具合がとてもキレイ!

紅葉の前の湖面での釣り。暖かく気持ちいいですが、波が凪いでいると釣りは苦戦します。

今日は天候が急変し、嵐に!この後は写真撮影も厳しいほどの大雨と強風・・でも皆耐えています。

でも岸を見るとこんな紅葉。雨の日はより色が鮮やかに見えます。

嵐は魚にはいいのでしょう。こんなニジマスをいくつも掛けることができとても楽しめました。明日は晴れの予報。そうすると釣りは厳しいか・・・?

遊びと食と

我らが清里町の誇る「酒菜屋 大田」さんの大田御前。これに中サイズのイクラ丼と味噌汁も付いて「ちょっと安すぎない?」という値段ととても美味しい味。連泊や常連のお客さんと「今日は大田さん行きませんか!」と行くこともあります。

昼間はこんな感じで最高の環境と開放感の中で釣り。(のんびり、はできずに結構一生懸命釣りをしてしまう・・)

新築してから「頑張ってる感」の伝わってくる「道の駅パパスランドさっつる」の雲丹クリームうどん。地元B級グルメの虹色うどんとともに温泉とセットで味わうと至福です。

こんなオレンジと赤の絵の具を振りかけたようなカエデの紅葉の下で釣りをしています。

50センチほどのニジマスが釣れました。

暗闇が迫る中、「なんか重いっす!あっアメマスだ!」旅の最後の最後にW氏が見事に上げた53センチ。今回は50オーバーのニジマス、アメマスにヒメマス多数、ウグイも多数ゲットと見事でした。W名人へ昇格でしょうか。

今日は女将の付き合い、という名目で北見でアウトドアショップ&釣り具屋めぐり。店頭からすっかり品物が少なくなってしまったフライフィッシング用品に寂しさを覚えながら、夕食は「マルシェ」でハンバーグ。ここは北海道にしては珍しく、ボリューム勝負ではないところが素晴らしい!何を注文しても美味しく外れがありません。

今日から宿は休館です。今シーズンも楽しく素晴らしい出会いがあり、悲しくつらい別れもあり、地震だ停電だ台風だと、またいろいろなことを経験したなぁ・・と感慨深い気持ち、そしてこれからどう生きていこうか‥などと哲学的なことを考えたり、北海道の田舎暮らしの楽しさを伝えていくことは変わらないにしてもその方法は他にもあるはず・・と思ったり。

来てくださった皆様、そしてブログを見ていただいている皆様ありがとうございました。明日からは普段できない場所の掃除から始めて修理やら会議やら。いや、まずは遊びからだな。

残った清里焼酎は空になっちゃったし、まぶたが重い・・おやすみなさい・・

深まる秋と深みにはまる釣り

気が付くと斜里岳が白くなっていました。たぶん初冠雪は5日ぐらい前。

湖の釣りも本番を迎え気合が入リます。

屈斜路湖の素晴らしさはこの自然の中で遊べること。釣りをしている後ろではキツツキが木をたたき、エゾリスが走り回り、エゾシカが「キュイーン」と鳴き、白鳥が渡ってきて、忘れかけていた感性を呼び戻してくれます。

サケが上がっているならそれについてマスたちも来ているはずだ!という期待は大いに外れ、あちこちで竿を出したところようやく小さな湿原河川で魚たちと遊べました。これは東京W氏の本日の大物賞。

北海道のワイルドさを感じる一つ、頭蓋骨。エゾシカのもののようですが、たまに転がっています。さて宿の営業もあと2日。楽しく〆て自然にどっぷりつかりに行きたいと思います。