斜里岳夕映え

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今日の夕映えもとても見事でじっとしていられず、スノーシューを履いて宿の前の大雪原へ。写真はど素人なのでシャッターを押すことしかできないのでなかなか伝わりませんが、広大な風景の中にポツンと一人立ち、自分の耳鳴りしか聞こえない物音一つしない静寂の中、時間とともに染まっていき、やがて色が抜けていく山々を見ていると今でも「ここにホントに住んでいるんだよな!?」という非現実感に包まれます。これから流氷が来てさらに天気が安定すると(流氷が来ると海が蓋をされるため水蒸気も上がらず、陸と海の温度差も無くなるので風も弱くなり晴れが多くなる)ますますキレイなオホーツクの冬を楽しめます。是非お越しください。

 

冬の知床を歩く

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オシンコシンを久しぶりに撮影。(といってもコンパクトデジカメですが・・)すでに半分凍っていて真冬の様相。そしてここまで上る階段はただの氷の斜面になっていました・・転倒注意!

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今日は知床方面レギュラーコースヘのスノーシューツアー。自然センターから男の涙を目指します。今は意外に積雪が少なく、例年隠れていることもある倒木更新の切り株があちこちに見えていました。昔はこんな太い木がジャングルのように生い茂っていたんだろうなと想像。

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男の涙はまだ厚さは薄いですが、ほぼ氷爆。

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その先の象の鼻間にある、特に原生林の輪廻を感じる場所。立ち枯れした木がトーテムポールのように生えています。

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フレペの滝展望台からは知床連山が一望!天気予報も良い方に外れて絶景でした。

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滝の氷の造形も今年も見事!そしてあと1~2週間で流氷が来るのではないかと期待です。

新天地

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藻琴山へのスノーシューツアーの予定が悪天候のため、ずっと行きたかった北根室ランチウェイのモアン山コースに変更。中標津からFさんも参加し大阪のOさんと3人で誰もいない雪原を歩き始めます。

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ここが特に素晴らしいのは個人の牧場の真ん中を歩かせてくれること。これは日本ではとても先進的でコースを作った方々の志の高さが伺えます。ときにはこんなちょっとしたアドベンチャーもあり。

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小川を渡ることも何度かあります。(腰、引けてますよ~)

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牛が出られないように、しかし人が通れるように、ということでこんな「乗り越え」も随所にあり。Fさんはスノーシューを履いた足がうまく上がらずフリーズしています(笑)

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丘を登って一気降り!これがフワフワと、とても楽しいのです!

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風をしのげる沢筋で昼食。

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見かけるといつも転んであたふたしているFさん。後ろに転び、前に転び、斜面を滑り落ち・・マジ爆笑。%e3%83%a2%e3%82%a2%e3%83%b3%ef%bc%98

目指す山頂へ。

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振り向くと歩いてきた足あとが丘の向こうまでずっと続いています。

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モアン山山頂。この山の下を通った方はわかると思いますが、でっかい「牛」の文字が書いてある山です。格子状防風林が続く広大な根釧原野を見渡す展望。これぞ北海道!

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帰りはちょっと迷ったけど無事帰着。歩行時間およそ2時間半。ちょうどいい長さ。北海道でもここでしか味わえない広大な牧場の真ん中を歩ける開放感。これは他にはちょっとない素晴らしさ。これからも行きたいとおもいます。

 

 

 

年末年始

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清里産のそば粉で私の手打ちした年越しそばを食べてしばし酒盛りの後、無風、氷点下6℃の中、新年0時の時報を聞きつつ暗闇の中を恒例の来運神社へ初詣。

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今年も神社の中にいる方々に手を合わせ・?お神酒をもらいおみくじを引きました。しかし毎年目に見えて人が少なくなってきています・・マズイよなぁ~過疎・・

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斜里岳から昇る初日の出。これだけの晴天の元日は久しぶり。今年も楽しく過ごせますように!

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今年のおせちは釣ったサケのイクラもしっかりあります。

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スノーシューを履き、3年ぶりに一本の白樺へ。木の高さ、太さが1.5倍ぐらいになっていました。時間の経過を実感。

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そこから斜里岳へ向かい一気降り。爽快

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川筋には少ないながらもオオワシ、オジロワシが佇んでいて、時折「クワックワックワッ」と鳴いています。やはりデカイ。

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帰路、家の近くでYさんがエゾフクロウを見つけました!福を呼ぶフクロウ。今年もいいことありそう!

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夕焼けが見事でした。皆さん今年もよろしくお願いいたします。

絶景! 藻琴山

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久しぶりの朝から晴れ。そして積雪も充分で藻琴山は絶好のハイキング日和。前回途中吹雪で撤退した京都のOさんたちとリベンジです。ウチの裏山の斜里岳もバッチリ。

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この時期にしては珍しく全方向晴れ!遠くには大雪の山々も見えました。ただ人の歩いたトレースがほとんどなく、たまにハイマツ踏み抜き、そしてラッセル、雪庇要注意と体力と注意力も満喫です。

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標高1,000メートルの山頂。氷点下15℃だったので顔は冷たく体は暑くの冬の山登り。知床、阿寒の山々、大雪、オホーツク海と清里や斜里、北見、女満別などの町並み。そしてまだ凍っていない屈斜路湖の眺めはまざに絶景でした。

不漁の影響

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毎年100羽以上清里町にやってくるオオワシ。しかし今年はサケの遡上がとても少なかっため、ワシたちの姿も少なく例年の10分の1ぐらいしか見当たりません。エサを求めてさあちこち探し回っているのだと思いますが、サケもワシもどこに行っちゃったんだろう・・

動物を見に来たわけでは・・

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知床岬まで見渡せる網走港。一年の最後の釣りはここで、サケを狙います。が・・

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M名人のウキの近くに浮いてきた頭!?ゴマちゃんアザラシ・・これじゃ魚は釣れません。

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ウミウもやってきました。カモ類も多数。空はオジロワシ。先日は鯨も港に入ってきたそうです。

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白鳥の親子も(左下に見えるのがM名人のウキ)白鳥って海にも来るんですね。

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ウミウたちが潜って出てくると小魚をくわえていて、なんかいるな、と足元でサビキを上下すると小さいニシンが釣れました。今日の釣果はこれがすべて。魚っ気の少ない今回でしたが、鳥たちとアザラシに囲まれて平和な時間を過ごせたので良しとしましょう。

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寒く冷たく長いトンネルを抜け、ようやく晴れあがりました。これでこそ清里!今日の夕方は風景画WebのTOPページの写真と同じような絶景。斜里岳山頂にちょっと雲が残っちゃいましたが、雪が音を消し、というか誰もいない、音もしない静かで広大な空間の中にいるとなんとも不思議な感覚になってきます。「おお~キレイだ!}と言って写真を何枚か撮っていると、手のかじかみで気温をの低さを感じました。このときは氷点下10℃。2時間後の今(18時)は氷点下16℃となっています。風が無いので体感温度は大したことないですが、この冬一番の低温。ついに来たなぁ!と、なんか嬉しいです。

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山頂はこんな感じでした。

例年のように

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太陽が斜里岳から昇る時期になりましたが、昨日までの暖気と雨で雪がほとんど解けて例年どおりの「日陰にちょっと雪が残る風景」に戻りました。でも平均すると根雪になるのがちょうど今日ぐらいなので、に降ったらさすがに解けないかもしれません。

今日の山々

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ちょっと寒気がおさまった夕方、斜里岳も知床連山も夕日に照らされ朱く染まりました。夕暮れの一瞬の美しさを感じることができて今日もいい気分で夜を迎えられました。