知床五湖へ行く途中、知床自然センターで初昼食。鹿肉キーマカレー。クセが無く鹿肉ということがわからないほど。
鹿肉のスープカレーもなかなかオシャレな作りでした。それぞれキッシュ付きです。
一湖の展望台のところは強風で雪が舞いかなりの寒さ。写真を撮るとざらついたように飛んでいる雪が写ります。
ここまでビッシリ流氷が来たのは何年ぶりでしょうか。素晴らしい!今が見頃です。
日本ではこんな風景の真ん中を歩くことができるのは北海道のこの周辺だけでしょう。北根室ランチウェイ、モアン山コース。
ニュージーランドなどではおなじみの柵越えの段差板。この牛が通れない狭さにハマってしまいそうな仙台のYちゃん。
このコースは小川もいくつか越えます。ちょっと腰が引けたりして・・
長い丘を登り、また降りて、その向こうはめざす山。
いつも下から見ている「牛」文字のある山がモアン山。ここが頂上。この風景を前にすると「北海道ってほんとに大きい、ほんとに自分はこの大地に住んでいるんだ・・」といまでも感じています。
今回はこのランチウェイの産みの親、佐伯さんと出会いました。ずっと向こうを歩いていくのが見えるのもここならではでしょう。やはりここは素晴らしい!
常連の皆さんのスノーシューツアーの行き先は、より達成感を求めて体力を使う山に向かうことが多いのですが、その達成感のため、ちょっと?つらいエトンビ山へ。まず除雪していない道路を歩き、林道入り口の鹿柵をすり抜け・・
アリ地獄のような雪質の森の斜面を汗だくになりながらひたすた登るうち、皆さん段々無言になっていきます。
稜線直下の霧氷がとてもキレイですが、体力気力の余裕がなくなってきました。皆、下を向いています。
稜線へでるとパノラマの大展望。ちょっと曇っていたけどこのスケールはさすがオホーツク。
稜線を20分ぐらい歩き、山頂から斜里岳を眺めます。
帰路も清里町の町、直線道路、流氷のオホーツク海を展望。たぶんあそこにあるのが自分たちの車、あそこがウチ、みたいに探す楽しさがあります。そしてここから海までの距離が藻琴山などより近いので流氷が大きく見えました。その流氷もどこに接岸していて、どこが海水面となっているのか一目瞭然。
ひたすら直登だったので、帰りは2時間という早さ、しかしもう足元が・・・転びました。
ホントよく転びました。下山までトータルの所要時間は6時間。こんなに大変だったっけ、というのが何度目かの参加者の方の感想。・・そうです、昔は若かったから大変じゃなかったのです・・皆でもっと鍛えましょう!
ようやく流氷がやってきて、ウチからもはっきり見えるようになりました。秋からかなり寒かったこの冬はもっと早くやって来ると思っていましたが自然現象の要因は多岐にわたるようです。またオホーツク海側は、寒い冬=雪が少なく冷え込む、ということが多く、寒い冬=雪が多いという本州とは逆の感覚が面白く、自然はアナログだな、といつも感じさせられるのでした。
・・・とりあえず、見に行ってきました。
斜里川河口から網走の能取岬方面の画像。今の時点で網走~知床周辺にもばっちり来ています。それにしても寒い!昼で氷点下6℃、北西の風が強くカメラを構えているだけで涙が出てきます。観光船などに乗られる方はかな~りの防寒を。スノーシューツアーの方は歩いている間はそれほど寒くないのですが(知床五湖だけはゆっくり歩かなくてはならないので寒いっすよ~)休んでいると冷えてきます。特に藻琴山などの軽登山ツアーは止まったら着る、ということで、こちらも防寒を完璧に。