野付へ

メロディー

野付半島への途中、メロディーロードに。ここはわかりづらいのですが、走ると確かに「知床旅情」のメロディーが流れます。ただ直線道路の長さの関係で途中で終わってしまうのがちょっと笑えるけど。

野付オジロ5月

冬、あんなにいたオオワシは1羽もおらずオジロワシだけが居残っていました。やっぱり適応力があるのかな・?

 

これが知床!

羅臼湖11

残雪の羅臼湖への道。ひとつ丘を越えると車の音もしなくなり静寂の大雪原。羅臼岳をバックに歩きます。

羅臼湖22

向かうは知西別岳の下。

羅臼湖33

羅臼湖を望む斜面でランチ。湖面は雪の上に水がたまり、青くなっています。

羅臼湖44

湖に向けてソリ、というか敷物滑り。ちょっとスリルで爽快。GWに知床峠が開通するのは毎年ではありませんが開通直後のここは、知床のガイドの皆がイチオシする最高の場所でしょう。

 

絶景!知床峠のちょっと奥

天頂山

冬の豪雪を除雪隊のがんばりで1日に開通した知床峠。そのちょっと奥の絶景ポイントまで登ってきました。

ここは天頂山という知床峠を挟んで羅臼岳と反対の山。この山に向かうには水のたまった噴火口とその横の急斜面を超えていくのがちょっとスリリング。おまけにこの時は突風が吹き荒れて危うい場面もあったのですが、この風景を見られたので大満足。次は風の弱い時に行ってみようと思います。

いきなり葉っぱ

葉っぱ

 

北海道の春の装いはいきなりやってきます。フキノトウにょきにょき、春の花パッパッ、そしてシラカバを初めとする樹々の葉っぱたちが1~2日で「じゃんけんパァー」というように開きます。明日から宿としてもGW、そしてハイキングウィーク。知床峠もとりあえず開通するようなのでさっそく行ってきます。残雪期の知床峠周辺のウォーキングは広大で雄大、自由で暖か。この季節のメインステージ。一度行ったら病みつきですよ!

ブラウンアウト

ブラウンアウト

 

ここ、わかりますか?家の駐車場側の畑です・・乾燥した畑の土が暴風に運ばれて幅100メートル、長さ1キロ以上にわたって土ぼこりで視界ゼロ。ホワイトアウトならぬブラウンアウト。あまりの土ぼこりで斜里、清里、小清水はどこも視界がありません。これは防風林をかなり切ってしまったからということもあるようです。でも昔はもっとヒドかったんだよぉ~と年配の方はおっしゃってますが・・

嵐のあと

風がおさまり、空気中に土ぼこりの粒子が残っている夕方はかなり夕焼けになります。あまりにも綺麗で隣のYさん夫婦も眺めていました。夜明けの来ない夜はない、晴天の来ない荒天はない、これも嵐のあとの楽しみです。

静かな五湖

五湖

積雪期の五湖。やはり晴天時の風景は素晴らしいものがあります。それと静寂。スノーシューの「ザッザッ」という音が森と湖面にこだまして「人間ってやまかしい動物だなぁ~」と感じます。草むらをかき分ける動物の「ガサッ」という音は聞くことがあるけど動物の足音だ、って気がついた人は少ないと思います。多くの動物は足音だけで生死に関わりますから。でもクマはピシッピシッ、とかバキバキッとかベシッベシッという少し大きな音が聞こえるときがあります。ゾッとしますよ。

知床鹿狐

五湖の高架木道の向こう、海を展望する場所はいかにも知床。立派な角の雄鹿の前を気にせず歩いていくキタキツネ。今年は海水温が高く、流氷も怖いぐらい早く解けて無くなってしまったけど、こんな光景がいつまでも見られる(鹿は多すぎるけど)ことを願います。

家に帰ると・・

雪解け3月

雪解けも進行中。

新コース追加

神の子池スノーシューツアーの新コース誕生!仮称「神の子池軽登山コース」

神の子新コース

急な斜面を登り、滑り降りるちょっとハードなコース。この写真で斜度がわかるでしょうか・?一度今までの神の子池コースを行かれた方、ちょっとチャレンジなこのコースも是非体験を!

最高の条件

冬期知床五湖の初ツアーへ行ってきました。歩いているうちにどんどん空は青くなり、最高の天気に。

五湖晴れ

深い積雪の湖面の向こうの知床連山が素晴らしい!

1湖

バックの羅臼岳が大きく感じます。

五湖海

海にはおそらく最後の流氷。気温はプラスで風も弱くスノーシューハイキングには最高の日和でした。このツアー、今年は五湖の駐車場まで試験的に除雪され公開されましたが素晴らしいのは確かです。ただ今年のように暴風雪が続くと閉鎖も多く、除雪をする方も参加者も負担が大きく(参加者の負担はツアー代とは別に除雪費一人2000円)またガイド付きでないと行くことができないというシステムなので気軽に行けるところではありません。なんでもそうなのですが、世界遺産になる前は良かった・・という声も多いのも事実。冬に閉鎖された五湖への道路は正式には徒歩でも立ち入り禁止なんだけど、以前は行く人も少なく現実的には黙認されていて皆自由に行っていたのです。でも世界遺産となり知名度も上がり訪れる観光客が増えるとそうはいかなくなります。昔のように自由に行きたいという理想は今でもありますが現在の状況を考えるとこのようなシステムを作りあげて行くしかないのかな・?とも思ったりします。でもいつかはしっかり確実な自己責任でどこへでもいつでも行っていい、という世の中になればいいですね。

自分の頂上

今日は行ける!と判断し、強者女性2名と斜里岳ルイベピークへ。ゆるい登りをひたすら2時間歩き尾根へ・・

ルイベピーク撤退

ちょっと悔しいことに氷点下5℃吹雪でこれ以上はただの修行になると判断。ここが今回の頂上としました。それとここの尾根が天気の変わり目で隣の尾根は晴れていました・・

ルイベピーク下り

雄大さはさすが斜里岳。でもルイベピークは寒いなぁ・・HさんMさん次回こそいい天気のときにまた挑戦しましょう。

スノーシューツアー初春

暴風雪による吹き溜まりであちこち通行止めとなり行けるとことが限られているなか、今週は春を感じる鳥達の動きがみられました。

カワガラス

神の子池ではカワガラスのつがいが仲良く生活していました。

ヤマゲラ

知床では久しぶりにヤマゲラ(本州のアオゲラの亜種)とこんにちは。こちらがジッとしていると警戒しつつも食事のシーンを見せてくれました。

アカゲラ

アカゲラ、オオアカゲラ、コゲラも多数。ゴジュウカラなどのカラ類も多く、さえずる鳥も出てきています。

象の鼻2月末

流氷は行ったり来たりですが、象の鼻からの風景はあいかわらず素晴らしい!

そして・・

暴風雪2月末

今日も猛吹雪、陸の孤島。道路、交通機関はすべて止まってしまいました。今日帰られたOさん、Tさん、ホント出発できて良かったですね。あと2時間遅かったら出られませんでした。そしてこの除雪車、ウチの近くて壊れたようで一晩路上に置いてありました。フル活用で無理もかかるのでしょう。

それにしてもまた明後日も荒れる天気予報。気温が高く湿った雪が降るので除雪も大変。他にも大変なのが学校で悪天候による連日の休校で6時間授業が7時間になったり土曜日授業になったりと調整する先生もご苦労様です。明日のお客さんが来ることができるか・?ツアーはできるか・?まったくこまったことの多いこの冬です。