今日は風が吹き荒れ大波!波浪警報も出てサンマ釣りは断念・・そこでオモリに針を付けただけだけど、よく釣れるという噂の「オモック」というルアーとアシストフックという針も自作してみました。(以前から同じようなものは作っていたけど・・)そしてダイソーに行き、噂の激安100円ルアーを購入。鉛を魚の形に成形して色を塗り針をつけたジグという簡素なルアーですが、高いものは1,500円ぐらいするのと”同じような”もの。でも15分の一のぐらいの値段だけど釣果は同じだという話をよく聞いています。これはノースフェイスVSワークマンの対決などもかすんでしまうコスパ。針は弱いということなので自作針に交換。これで湖のニジマスや知床の磯でのホッケやカジカ、ブリなど釣れちゃったら高価なメーカー品のルアーを持つ意味は自己満足だけになってしまいそう。アウトドア用品にしても釣り具にしても「なんか高くねぇ?」と思う商品は次々と廉価版が出てくるけどその差を見つけるのもユーザーとしては楽しいかぎり。しかしメーカーは悔しいかぎりでしょう。
カテゴリー: 釣り
道北ウグイ釣行2022晩秋
久しぶりの天塩川へ、狙いはもちろんイトウですが広大な天塩川はポイントも絞りづらく魚も散らばっているので極めて厳しい釣りになるのはわかっていたけど・・その通りでした。結果は大エゾウグイ一匹・・しかし旅に出ることが目的。コロナや観光船の事故、旅行支援などで例年と違った忙しさのシーズンも終わり、あちこちに行っていろいろなものを見ているとだんだんと心が旅モードになり感性が戻ってきます。そんな心で見る秘境駅。音威子府村の筬島駅(おさしま)はきれいな客車になっていました。
やっぱり糠南駅のヨド物置の駅舎は素晴らしい!こんなアイディアで鉄路存続を願いたいが・・
簗の川の意味。岩が簗のように川を横断している(ところがあるのだろう・・)から名付けられたとのこと。音威子府あたりのことかな・・
天塩川ではあちこちで竿を出してみたけど結局一番人気のここでねばりました。列をなす風車と見事な利尻岳を見ながらルアーをとっかえひっかえしながら腕が痛くなるまでひたすらキャスティング。
ただ投げて引いているだけじゃ飽きるのでワーム(やわらかいミミズのようなゴム状のルアー)で川底を探ってみたらキタっ!!・・ん・・なんか引きがいつもの奴の感じ・・パッと見たらイトウじゃん、って自分を慰めた45cmの大エゾウグイ。唯一の獲物。ありがとうですね。
大湿原の広がるサロベツは渡り鳥の聖地。頭上にはカモ類やそれを狙うオジロワシなどが飛んでいきます。たまにフン爆弾が落ちてくる・・当たりませんように・・
何百羽いるのだろう・・あの下には居たくない・・
何百年もかけて形成されたふかふかの泥炭地が川の波で少しずつ削られて流されていきます。人の一生はこの泥炭より短い・・なんて考えながら竿を振ります。
帰路は下流から中流に移動しながら釣り。分解され大地に帰っていくサケたち。骨も残らないほどきれいに分解されるのはホントのリサイクル。
釣れない釣りにちょっと疲れて予定より一日早く昨晩帰宅。しかし今日はホームグランドの湖へ行ってやはりウグイと遊んできました。やっぱりここ、好きだな。
釣り週間 秋
今回はフライだけでなく海の餌釣りもやろうということで知床の磯へ。足元から怖いぐらい急深になっているここは大物釣りの絶好ポイント。狙いのブリは足元を通り過ぎていったけど夕方に良型カレイの連発!食べ応えのある煮付けとなりました。
足の大きさよりはるかにでかいカジカ。引きは根がかりのようにひたすら重い!そして最高のダシが出て美味かった!
神奈川Y氏はジグの2本バリに2匹の小サバ。オホーツクにサバが急増したのがわかります。サケ稚魚も食べまくっているようだし、生態にも変化があるようです。
キャンプ場にあったジンギスカンなどの肉の自販。
これぞ東北海道の清流!
トラウト四目釣り、まずヤマメ。
アメマスにオショロコマ
ニジマス。型は小さいけど魚種と魚の多さはピカ一です。
この時期、難しい湖に東京Y氏も連日挑戦。新たにフライも始めてウグイ君に遊んでもらっています。
水辺の紅葉は見事。いつも惚れ惚れ。
標津の公園にある釣り堤防へ。ここはトイレもあるし釣りもしやすいし快適。こんな公園を斜里網走方面にも作ってほしい!ちょっと釣り方のコツをつかんでコマイ爆釣!重くて抜き上げが大変。
アブラコ(ウサギアイナメ)煮付けが美味い!
ソイの仲間。刺身良し!
なんか付いてると、おもったらホッカイシマエビ。獲っちゃいかんので優しくリリース。
その2,なぜか毛ガニ・・もちろん優しくリリース。
釣果はこんな感じ。コマイ、カレイ、アブラコ、ソイと多彩。狙っていたのに釣れなかったのはイナダとサバとサケ。余すことなくすべて夕食の食材になります。
漁協改め魚狂の東京N氏にもご協力いただき、おっさん並列3気筒で速攻魚処理。あ~助かった。そんなわけでしばらく宿の夕食の汁物はコマイ汁になります。
幻想的朝もや。ここでの釣りは至福(ウグイでも・)
雨→曇り→小雨→晴れと一日の中でも不安定。ただし気温は高めで寒くはなかった。
わらわらと出てくる怪しい奴らとお戯れ。この生物、めちゃいます!!
沈んだ紅葉にもなんか感動します。歳か・・・
最後の最後に川でY氏の上げた55cmのアメマス。あれこれ試していきなりガツンで有終の美。今回の釣りウィークは海も織り交ぜて富んだ知床の海を満喫しました。
絶景の一コマ。斜里岳に神降臨!?
オオワシも次々とやってきています。冬になるなぁ・・
秋の道東
親族を知床と野付半島を案内。まずは天に続く道へ。撮影している後ろ姿が面白いです。道路脇の樹木、育ったなぁ~
野付半島にある会津藩士の墓跡。北方警備を担っていた人たちはここの厳しさにかなりやられたようです。
なんか毛並みは良いけど顔つきが厳しい野付のキツネ。
オジロワシがカモたちを追いかけまわしていました。
ハクチョウたちも多くなってきました。
まだなんとか聞こえるメロディーロード。案内看板も無くなったし、標識も傾き路面も痛んできていてよく聞かないとわからない知床旅情になっていました。
昨日は秋の屈斜路湖へ初釣行。この紅葉の中で釣りをするのは格別です。(あんまり釣れないけど・・)
ボクはいつものウグイ君とエゾウグイ君少々。
ついにフライデビューした東京のWさん。最初から結構投げることができていました!ウグイ君は絶好の練習相手です。
やっぱり釣れないからちょっと歩いて違うところに竿を出すと・・重~いジグを枝の下からアンダースローでヒョロっと投げた知床K氏の一投目にガツンと大物!竿をのされつつドラグを駆使して慎重に寄せると・・
5グッドコンディションの50オーバーのニジマス!あ~釣れないとモチベーションが切れかけていたのでいきなりびっくりしました。この場所でこの時期はまだ簡単には釣れないけど、釣りって何度やってもわからないものです。宿も休館に入りました。でも会議や観光関係の仕事、大工仕事など日々仕事に追われるけどこの秋も釣りはしっかり楽しみたいと思います。
秋の小さなお客さんと小さな魚
海が荒れていたのでウトロ漁港で竿を出しました。昨晩の雨は山に雪をけっこう積もらせたようで知床連山も斜里岳も上部は真っ白です。
狙いのサケは釣れず、サビキ仕掛けを上下させていたらチカが3匹ほど。唐揚げでも美味しいです。今はサケ漁も終盤だけどやっと昨年よりは獲れているよう。
玄関に小さなお客さんがきました。エゾリス君の宿、風景画・・?ボクに近づいてきたので人馴れしている様子。家の中の様子を見ていました。入れてやるぞ・・
切り株が定位置なようです。このあと隣のお家へ行ったようです。
昼間は10℃、これを書いている22時には2℃以下まで下がり本格的な秋がきました。ウチも今週いっぱいで宿業は秋の休館。釣りも行くけど大工仕事やら会議やら観光関係の仕事やらやることも満載。そんな日常も発信して行きますのでよろしくお願いします!
知床の海と虹
釣りにいい日
昨日は雨。時間帯によっては大雨でしたが、風向きは夕方から高波になる北風の予報。昼までダッシュで仕事を終わらせいつもの海へ。こういう天候のときは観光や登山には向いていなくても釣りには向いているのです。ボクも大雨対策として古くてシミテックスとなったゴアテックスのカッパの2枚重ねで対応。腕を上げているときに袖口から侵入してくる雨だけはあきらめです。結果はやはりけっこう釣れました。サケ釣り的には後半だし魚は少ないけど条件がよければまだ釣れるでしょう。夕方4時、M名人が「もうこれ以上釣れても運ぶの重たいから終了!」と言った3分後、予報通り北からの強風が急に吹き荒れてボクも終了。何匹も釣ったので腱鞘炎気味になったけど勲章のようなものです。帰って夜の12時まで捌いて、イクラを作ってと体は限界だったけど心は大満足でした。
今朝は朝から虹。海は予想通り大荒れになっていました。冷たい北風で気温も急降下。昼間でも10℃ほど。数日前には30℃を越えてエアコンを付けていたのに激変ぶりに北海道を感じました。
いい釣りができました
会心
標津町さん素晴らしい!
台風の影響でオホーツク海側は大波で釣りができないため、ちょっと遠征して標津町の海の公園の釣り突堤へ初出陣。設備良く、景色良く、魚もよく釣れてなんと無料!こんなところが関東にあったら入場料1日1000円で豆アジが10匹釣れてあ~よかった、ぐらいだとおもうけどここではテキトーな餌付けて沈めると油子(アイナメの仲間)ガヤ(エゾメバル)コマイ、カレイと多くの魚が釣れてきます。サケ狙いで浮き釣りをしていると釣れたのはサバ!知床の付け根でサバとは深く考えるとちょっと怖いけどまあ美味しいのでいいでしょう。
たまに来るのはニシンの子やコマイでガヤは入れ食い。朝晩やタイミングが合えばコマイやニシンはかなり釣れそう。ガヤはこちらではあまり人気のない魚だけどメバルの仲間。美味しいです。
そして!銀ピカのオスのサケが釣れました。足場が高いのでM名人になんとかすくってもらったけど、狙って釣ったというより浮きルアーをひたすら投げていたら釣れた感じです。
〆はナマコ・・釣れたというより引っかかったのです。これは漁業権もありそうだし優しくリリース。今回は初めて行った釣り場だけど初心者のような気持ちで楽しめました。ここはひたすらサケを狙うというよりは餌釣りでいろいろな魚を狙うのが楽しそう。こんな釣り場がオホーツクにもあったら最高なんだけど作ってくれませんかねぇ・・・