今になって最高の釣果!

今日も昼から湖に。オホーツク海側のウチのほうはどんより曇りで寒かったのに太平洋側のここは晴れ。こんな天気は久しぶりで清々しく人に優しく魚に厳しい釣り日和。こんな日は釣れないだろうな・・

流れ込みのところにはウグイが真っ黒になるほどいました。いったい何匹いるのか・・湖全体で数万?数百万?

でもあまり水面近くに魚は多くなかったのでミサゴも狙いを定めるもののなかなかゲットできません。フライを沈めればウグイは入れ食いだけどやっぱりいつもの場所へ移動。

ライズも少なく、こりゃダメだな、と思ったら一投目で良い型のアメマスが来てビックリ!油断していてラインテンションがゆるみバラシてしまったけどもしかして魚が集まってきているのか・・虫のハッチはポツポツだけど。

ほどなく50センチちょうどのアメマスゲット。ニジマスのような走りと引きにビックリ。かなりのパワーでした。

波が細かく、かつうねりもあってインジケーターが見づらいので引っ張りの釣りに変更すると今度は45センチのサクラマス。やはりかなりの引きでした。

3時間で40~50センチのアメマス4,サクラマス1、バラシいくつか。今さらだけど今シーズン一番の釣果でした。15分~30分に一匹のペースでほぼ等間隔で釣れたからたぶん広くない範囲を群れで回っていたのでしょう。前回よりモンカゲロウなどの羽化はかなり少なかったけど魚は多かった・・ワカサギが終わったからか・・ホント釣りはわかりません。またそれが最高に楽しいです。

気温よりも日程か・

今日も北風が強く最高気温も7℃、清里は一日中小雨という寒さです。昼前後の時間が空いたので完全防寒で湖にちょこっと出陣。湖面はうねりが大きくミサゴも標的にロックオンできない様子で飛び込み姿勢を見せても止める場面がありました。

気温は低く強風なのにモンカゲロウとコカゲロウ類の羽化はずっと続いていました。彼らにとっては気温よりも水温と日程が優先されるのか・・トラウトにとっては大きなステーキのようなワカサギを食べたいのだろうけど、この大型のカゲロウが羽化が始まると水面に浮上してくる時や羽化して水面を漂っているときを狙って深場や沖からこの浅場にやってきて一生懸命に食べるやつが出てきます。ワカサギより楽に食べられる、言わば美味しいお米かあるいはスイーツのようなものなのかな・・?

今日はあえて写真は撮らなかったけど、ワンキャストワンウグイ・・少し遠くに投げれば重量級のエゾウグイ、近くだと並ウグイの入れ食い。腕が痛くなるほどウグイを釣ってもトラウトが来ない・・もう帰ろうと思ったらやっとこさサクラマスの50センチ弱がきました。掛けてすぐの重さと突っ走り、体を回転させるローリングで姿を見なくてもサクラマスだとわかります。今日はこの一匹で終了。充分な釣果でした。

ねばり勝ち!

湖の北側の林道が開通したので行ってみました。人気のこの場所はいつもは5人ぐらいはいるのに今日はだれーもいません。必然的に後ろの森のガサゴソ音が気になり熊撃退スプレーを携帯。

いつものようにフライとルアーの二刀流。しかし釣れるのはやはりエゾウグイ&ウグイ。まあ何も釣れないよりはモチベーションを保ってくれます。

気温は7℃。北風で時折小雨。こんな風のときに釣りやすいいつもの場所へ移動。寒々した天候でも大げさなぐらいの防寒対策で快適です。すぐ近くでオジロワシが岸際で産卵のために大群となっているウグイをワシ掴み!でもミサゴより鈍重なのでなかなか成功しません。

岸近くの湖面ではモンカゲロウやコカゲロウの羽化があちこちで始まっていました。これはトラウトの大好物。(もちろんウグイも大好きな虫)ツバメも盛んに食べていてこれは久しぶりに釣れるかな・?

沈めるフライからドライフライに変えて5メートル先に投げた1投目。いきなり来ました!30センチほどの小型のアメマスだけどスゲエ~嬉しい!

3投目で2匹目、40センチ弱。これは爆釣!?沈みかけたフライを投げて引っ張ると2回少し大きいのが来たけどわずかのファイトでフックが外れました・・まあいいかっ。

その後は群れが去ったらしくなにも無かったかのように魚っ気も無くなり終了。沈むやつ浮くやつ、引っ張るやつといろいろやってみたけど釣れたのは浮くやつだけ。たまたま群れが来たタイミングでフライを投げれたのとやはりモンカゲロウが出ているときは食い方が派手で活性があるみたい。今日はねばり勝ち。なんにもいなさそうな浅場で回遊してきたアメマスを2つゲットできて久しぶりに満足です。

寒さでかたまる

今日も10℃にもならないほど寒く冬の服を引っ張り出して着ています。玄関前には動けなくなったエゾハルゼミがいました。捕まえてもほとんど動かず、死んでいるのか?とおもったら急に羽をばたつかせてビックリ。こんなところにいたらすぐにカラスやキツネに見つかるので草むらに放しました。

午後はすっかり緑の濃くなった湖へ。

湖面には多くの燕が虫を取っているのか水面スレスレに飛び交っています。これは魚も釣れるはず!と頑張るも・・

トラウトと間違うほどいい型、いい引きのエゾウグイ。他にも普通のウグイがぽつぽつと・・夕方まで氷雨の中がんばったけど結局ウグイのみ。ただ流れ込みでジッと竿を振っていると2メートル横に70センチオーバーの巨大アメマスがワカサギを追って現れビックリ!そのままフライを流し込んだり、そっとルアーで誘ったりしたけどやっぱり簡単には釣れませんでした。魚はいる、しかしホント釣れない・・どうしたら釣れるのでしょう・・・寒いし心折れました。

 

早起きは得・

今日は塗るぞ!と早起きして7時から屋根の上へ。ハケの角で手の皮は剥け、足首と腰の痛みに耐えながら命綱につかまり、ハケとローラーでひたすら塗りました。昼頃にはぐったり・・そしてまたも南風が強くなってきて土ぼこりが飛び始め中断。昼にゆっくり休んでいるとますます強風に・・なんで今年はこんなに雨が少なく風が強いのだろう??そしてたちまち家中隅々まで埃だらけ・・掃除に何日かかるのでしょうか(涙・・)屋根を北側半分塗り終えましたが明日から天気が崩れる予報。宿も再開するのであとは秋になりそうです。

夕方からサクラマスを狙いに網走の浜へ。早朝が一番釣れるのに早起きはつらいし混むので今年は夕方専門に。おかげで3回行ってまだ一匹も釣っていません。後ろには斜里岳をバックにキタキツネが徘徊しています。でもロングキャストは気が晴れます。そして初のヒット!凄い重さ!‥?鈍い引き?これはサクラマスでもアメマスでもない、カジカよりはよほど引くし、カレイどころの重さじゃない・?イトウ??なわけないか?鯉の引きに少し似ているような?海にいるわけないし・・何度もラインを引き出され5分以上やり取りし砂浜にずり上げると・・正体は・・

50センチオーバーの丸々太ったボラ!!周りの釣り人が「なんかデカイの釣ったぞ!」と見にやってきて・・すぐに戻っていきました・・でもルアーもしっかり咥えていてこれはこれで面白かったです。こっちの海で獲れたボラは臭くなく刺身でよく売っています。(そこそこいい値段しますよ)でも今回はリリース。このあとサクラマスらしき魚がヒットするも痛恨のバラシ・・でも今日は魚っ気があって楽しい夕方でした。

 

風まかせ

屋根の塗装をするため命綱を張り、勾配のキツイ屋根に上り高圧洗浄機でキレイにして「さあ塗るぞ!」と思ったら昨日も今日も土ぼこりを伴う強風となり断念。5月なのに暑く南風の吹き荒れる日が続いています。「今日も途中でできないのかよ~」と腐っていてもしょうがないので気分を変えて湖へ釣りに出陣。いつもと違う場所へ向かいました。湖に降りている道には花が咲いていて土の中も春が来ています。

ウグイ君はたまに釣れるけどトラウト類はさっぱり・・昨年からなんか不調なのです。しかし湖の対岸にはウチの裏山の斜里岳がまた違った山容でそびえていていい風景。山も暖気で一気に雪解けも進んでいるようです。

夕方、結局いつもの場所に戻って、だだっ広い湖に一人ポツンと立ちこみ、何も考えずにひたすらルアーを投げ続けているといきなりガツン!大暴れして取り込んだのはサクラマスでした。今日のトラウトはこの一匹。ボウズではなかったけどやっぱり苦戦の続く今シーズンです。

道北釣行2022春

いままでのように早朝出発して釣り釣り釣りというのも戦闘モードでいいのですが、今回はゆっくり出発してあちこちを見ながら行くことにしました。上湧別のチューリップ公園も満開。広くて平らな公園一面に咲く花は北海道ならではでしょう。

湧別の国道沿いにある「麺屋おほーつく」のうどん。やっと行けました。有名店だけあって11時半ごろには平日なのにすでに満席。北海道らしくなく?(失礼・)洗練されたデザインとしょっぱすぎないいい味で丁寧に作られています。・・そういえば北海道って小麦の産地なのになんでうどん屋さんって少ないんだろう・・?この周辺にこのレベルのうどん屋さんがあったらさぞかし繁盛するのになぁ・・俺、やろうかな・?

紋別を超え、雄武を過ぎて明るく広く平らな道北らしい風景になってきました。ここは枝幸にある天北南部広域農道。海沿いからちょっと寄り道して道を満喫します。

必ず寄るエサヌカ線。今回は昨年夏のイトウ大量死のため釣り自粛願いの出ている猿払村まで行き、良いオヤジは言うことを聞き釣りをせずにUターン。とりあえず現地に行けば気が済むのです。こういうことってありませんか・?珍しく反対側から山に向かうエサヌカを撮影しました。

いつものように鹿の群れが牧草満喫。牧場主はイヤだろうな・・

浜頓別の何にもないところの海でデカくて重いルアーを投げる練習をしました。ルアー釣りはまだ経験が浅く、20グラム以上のルアーはあまり投げたことが無かったのです。それにもしかしてサクラマスかアメマスが釣れるかと・・思ったら強いアタリ!重い引き・・上げてみると30センチほどのカジカ。超うまい魚なので今日帰宅するなら間違いなくキープだけど・・また来てねとリリース。

次の日はM名人と待ち合わせて中流域へ。なんか久しぶりの川で新鮮です。

狙いのニジマスは25センチどまりだったけどポツポツ釣れました。

沼に続く川、の意味。こういう看板、旅が楽しくなります!

川底には石の間にカラス貝がビッシリ。天塩川もそうでしたが栄養豊富なのでしょう。食べてみようかな・・

頭上ではオオジシギがディスプレーフライト(ジャージャーと声と羽音で威嚇しながら降下てくる)し、森ではキツツキがコンコン。目の前ではエゾハルゼミが長い幼虫生活から最後の一瞬の成虫へなろうとしていました。

トシカの宿さんの近くの川を散歩しているとアメリカミンクがワカサギを食べまくっていました。特定外来生物なのでやっつけねば・・と思うだけです・・

帰路は内陸に入ってサンル川上流へ。素晴らしくキレイな明るい渓流でいいポイントを発見!しかしチビトラウト2匹しか生体反応がありませんでした。

これが原因だろうな・・巨大な新しいダムが現れました。湖面にはまだ腐りきっていない立ち木がいっぱい。こういうものを撤去する時代が日本にいつ来るのでしょうか・・解体も莫大な公共事業なのだから進めればいいのに。

しかし下川町にはスキージャンプのレジェンドがいてジャンプ台があります。

そして世界旅行の大先輩で、画家でもある栗岩さんのやっているモレーナのカレー。M名人いわく、「辛みはそれほど感じないのに汗が出るスパイスの効いたカレー」古いながらもすべてに人生を感じる店内と、今までの旅の記録を出版し、また原稿も書き続けている栗岩さんには経験という凄さを感じます。

チャイを飲んで出発。岩尾内湖でチビアメマス、ウグイで少し遊び旅は帰結。毎日温泉に入りあまりガツガツしない「釣りもする道北旅行」。例年とちょっと違う旅ができました。この夏はあまり高温や渇水にならず秋にはイトウ釣りができることになるよう願っています。

 

 

 

 

 

冷や汗と冷たい水と

昨年に続き今年も屈斜路湖は不調です。これは自然のサイクルで個体数の増減によるものなのか、エサとなる獲物の回遊コースが変わったためにここに寄ってこないのか・・こんな尺エゾウグイの引きも重くなかなかですが、トラウトの少なさは寂しいものがあります。ただ阿寒湖で学習したのは、基本的にワカサギなどを主食とする湖のトラウトは回遊コースはおおよそ決まっていて、エサの虫が大量に浅場に出ているとか水面上にいるとか特別メニューが無い限りは通常のコースから離れる奴は少ないようです。その通常の回遊コースは岸からは届かない沖なのがつらいところ。

今日の天候は危なかった!・・急に冷たい風が逆方向から吹いきて空は真っ黒に・・なんとなくヤバいなぁ・・と思っていたらいきなり稲光、直後に雷鳴!湖に入り、カーボンロッドを立てている自分たちはまさに避雷針。一発目で自分らに落ちなくて良かったなんて思う間もなく竿を寝かせてあわてて上陸、森の中へ。近くの木に落ちたらマズいなぁ。と思いつつ10分後には晴れましたが冷や汗ものでした。

釣りを再開して次の休憩に岸に向かうときにS嬢が転倒!左半身浸かったようでしたが、すぐに起きたので肘までの水没で済みました。左手から冷たい水を滴らせながら岸に向かう後ろ姿が・・(笑)足元をよく見ると沈んだビール瓶が(もひとつ笑)・・漫画のようです・・

フィッシングベストのポケットにはもれなく水たまりが(さらに笑)排水用の穴が多少役にたっていました。

結局トラウトはボクがルアーで釣ったアメマス1匹のみ。ワカサギも岸よりしだしていい感じではあるけどトラウトさんたち、どこいっちゃったんだろう・・

 

 

阿寒を満喫

GW頑張ったし、どうみん割りで宿泊費も安くなるから1泊2日で旅に!いつも日帰りで行っているところだけど、近いから温泉でゆっくりできるし宿の食事も参考になるし、釣りもできるし、ということで阿寒へ。まずは津別町の相生道の駅。周りは廃墟ばかりで「なんか地域の雰囲気が・・」という中で突然明るいキャラクターの名物「クマヤキ」。自販も、

軽トラも、

袋も徹底したクマヤキぶり。味のほうはタイ焼きそのものだけど、衣がふんわりしているのが特徴。そういえば

北見の「たい夢」という39号沿いのたい焼き屋さんのたい焼き、衣がパリパリ目で注文後に作ってくれてめちゃ美味いっす!(車を停めづらいので注意)

オンネトーへ。沼のブルーが見事。神の子池と違い水が鉱物で青いのです。雌阿寒岳からオンネトー方面に登山道を降りてくるとすごくきれいですよ。

湖岸を散策。アカエゾマツの倒木更新があちこちにあるいい森です。

阿寒エコミュージアムの裏手の散策路。巨大な水芭蕉がお化けのよう。

阿寒川沿いのホテルに宿泊。目の前で釣りをしている人が何人もいてジッとしていられません・・

夕食は川に向かったカウンターで出されました。ウチは山と畑の風景だけどここは川と森が売り。窓の向うの目の前に現れたエゾタヌキ。

エゾシカの群れもやってきました。ボクには日常の光景ですが、町に住んでいる人には感激する時間です。またこれだけ川が近くても大丈夫なのは自然の湖から流れ出す水量というのは安定しているからでしょう。川岸も苔むしたところが多いです。

翌朝は少し早起きして前の川で釣り。ここは40~70センチぐらいの大型のニジマスばかり放流されていて竿が折れそうなぐらい重量感のある引き。10匹ほど釣ったら腕が痛くなりました。放流魚だけにあまり分散していなくて150メートルぐらいの区間に50~100匹ぐらいいて自然河川の管理釣り場そのものといった感じです。

午後は本命の阿寒湖へ。湖岸の遊歩道にはエゾエンゴサクが春を告げています。

大物!?・・やはりこいつか・・雄阿寒岳をバックに丸々太った尺越えのエゾウグイ。

アメマスは45分に一匹ぐらいのペースで4匹。だいたい40~45センチでしたが、手元で2連続大物バラシ・・超悔しい・・深いところを漂わせていたのできっとフッキングが甘かったのでしょう。まだまだだなぁ・・

 

海へ

夕方、少し時間ができたのでサクラマスを狙いに海に行ってきました。結果は・・アタリも魚の跳ねも小魚の影すらありませんでした。まあこんなものでしょう。ボクはPEラインを使ったルアーキャスティングがまだ未熟なので遠投の練習ということで投げ続けたらだんだんとコツがつかめてきたような気がします。練習の成果が出るのはいつの日か・・網走に沈む夕日もとてもキレイでした。