人に優しく釣りには厳しい

今日は快晴。この写真を撮る15時までは無風ベタ凪・・釣りには非常に厳しい条件だと思ったとおり、オールキャスト揃ったのに全く釣れません。でも晴天は気持ちよく、そして暖かく「こんな自然の中で釣りができるだけで幸せだ!」とみんなつぶやいているけど本心は天気や自然はどうあれ「釣りてぇ~」なのです。

あまりに釣れないのでライズをドライフライで狙い撃ちしたらやはりこやつ。でっぷり太っていて重い引き。何も釣れないよりは「まあ丸坊主ではないかな・・」ぐらいのある意味、アブラびれがあるかないかの差別ではあります。

知床K氏、見た目名人の網走S嬢、M名人、知床のガイド名人E氏の布陣なれど魚はさっぱり・・でもこの後、一番岸近くでフライを振っていたE氏が連発でアメマスゲット!さすがです。一同、「魚来たじゃん・・」

まだハクチョウは何羽か砂湯にいますがいつの間にか北へ旅立っていきます。

ボクもやっとこさ美形のアメマスゲット。水面でカボッガバッって抵抗するのは釣れた実感がわきます。

屈斜路カルデラの外輪山の上には飛行機雲。女満別に降りるにしては高度高いな‥どこ行きだろう?

夕方にチャンスが来る!とねばったけど、結局E氏の2匹とボクの1匹で終了。一昨日、今日と一日1匹ですが、やはりこの環境の中で一匹釣れれば心は大漁、満足しました。

 

 

 

忍耐

氷点下の北風+雪+水温4℃。段々と出なくなるラインの氷を剥がしつつ忍耐の釣り。最初に知床K氏がチビヤマメを上げてから2時間、体も冷え切りなんの音沙汰もなくモチベーションが限界に来た頃に・・

K氏の悲鳴ともつかない声が・・ドラッグをかなり締めていたらしく大物の引きでロッドがのされてラインブレイクしそうになっていましたがなんとかしのいでキャッチ。

タラのような体高の見事なニジマス51センチ!

見ているボクもビックリ!「やっぱりいるんだね!」

1時間後、そろそろ寒くて限界、というころに

ちょっと細身だけどオスのアメマス43センチをゲット。そして急にウグイ5連発。今日は一人だったら2時間ぐらいで降参していたところだけど2人だったので忍耐が続きました。その結果満足の一匹、報われた~。明日から急に暖かくなる予報。そろそろ水生昆虫たちも羽化し出していい釣りができることを願っています。

作るのは楽しい

使用済みの濡れた毛バリをくっつけておくフライパッチ。市販品はどうも気に入ったやつがなくて前回も同じようなものを作って使っていたけど、いつのまにか紛失していまったので再作成。今までは安全ピンでベストに刺す、という固定観念があったけど、考えてみたらまず外すことはないことに気がつき、それならばと小型のルアーケースにドリルで穴を開けて強い糸で直接ベストに結ぶことにしました。

こんな感じ。ポケットの中で結びました。20年前から使っているフライべストのパッチ取り付け部は穴だらけなので布を接着剤で貼り付けて補強。中のフォームは毛ばりが刺しやすいように間引きして完成。簡単で安価でうまくいきました。満足!明日使おう!

ねばりの初物

今日は朝からシステム理解不可能なGOTOトラブルの申請し直しで出鼻をくじかれた感じでだったけど、床の塗装で心を鎮め午後から湖へ。一昨日の状況ではまだダメだろう、と先行者の知床未知案内E氏に聞くとウグイとチビアメが釣れているとのこと!ウグイ君でもなんでも丸坊主でなければいいのです。ライズも発見。沿岸の氷もすっかり消えてカワゲラやユスリカもけっこう出ています。しかしフライも沈めるタイプだと見切られてなかなか釣れません。ドライフライに変えるとポツポツと来ました久しぶりの引き。ウグイ君といえど30センチほどあるのでなかなかです。しかしこの後は1時間以上釣れず、やっぱり大きいトラウトはまだ浅いところには来ないのかな、とほぼあきらめて無心でルアーを投げていたところ・・

来ました!初物53センチの腹の出たアメマス。低水温のせいか暴れるというより重いという引き。ネットですくった後もねばり強く暴れてこの写真を撮るのも一苦労。しかし3日目にしてやっと釣れた初物。昨年3月、湖面が開けたと同時に釣れ出したときとはまた違った状況になるかも。やっぱり自然はアナログで面白い!

幸先ボウズ

午前中、仕事して午後は釣りのパターンが始まりました。今日は女子トイレの床塗り直し。無垢の板は傷つきやすいけど塗装が剥げたり汚れたら削って塗ればいいのが利点。木の温かみもあります。そしてさすがに20年も経つと足の位置の床の塗装がすっかり剥げています。

サンダー(自動紙やすり機)で粉だらけになりながらある程度古い塗装を落としてから塗装。このために少し取っておいたオスモカラーフロアークリアー。ちょっと高すぎない?というような値段の塗料だけどやっぱり仕上がりは最高です。

午後はM名人との第一戦。20mぐらい割れた氷をかき分けると釣りのできる沖までいけました。ここでねばり。ひたすらねばり。・・でも全く釣れませんでした。まだ魚は寄ってきていない様子。あと1週間ぐらいしたら本番のような気がします。

買ってみた

ラインの重さで投げるフライフィッシングにおいて一番の要であるライン。今までほとんどをアメリカのものを使っていたけど、これがめちゃ高い!ボクのように高頻度で使っていると2年ぐらいしたらひび割れしてダメになるのに1万円前後するのです。品質はたしかにいいと思うけどどう考えて製造原価は数十分の一。あまりの高さに疑問を感じ、今回はアマゾンで4500円(高くてもこれぐらいが適性だと思う)の日本のメーカーのものを買ってみました。いくつかの小さい会社はさらに安い中国製の激安ライン(1500円~2500円ぐらい)を出しているのでそのうち使ってみますが、道具の高さもフライフィッシングの衰退の一因となっているので激安品も応援したいと思います。フライフィッシングって最初は糸が絡んだり、うまく投げられなかったりと面倒だけど奥が深く、最高に面白い釣り。アウトドア好きにはイチオシの遊びです。

氷遊び

今日こそは氷も解けているだろう・・と良い方に解釈して湖へ。到着すると・・一昨日とあんまり変わってないじゃん・・岸から10~20mぐらい解けているぐらい・・でも悔しいのと風で徐々に流されて行っているので、あちこち歩きながらルアーを投げ続けました。

大型のクマゲラのつがいが目の前に現れたのに、こういう時に限ってカメラを持っていない(涙)スマホで最大まで拡大して撮っても・・こんなもんです。

車までコンデジを取りに行ったものの当然クマゲラさんは行ってしまいました。しかたないので一般人的なアカゲラさんを撮影。

結局いくらルアーを投げても生体反応一つありませんでした。考えてみたら過去も氷のあるうちはボウズだったので出てこないのでしょう。エサの水生昆虫も羽化できないし・・で、氷を割って遊ぶことにしました、結晶化しつつ凍っていった経歴があり岩の柱状節理のように棒状にガラスが割れるように砕けていきます。少しでも早く氷が解けないかなと次々に割ってみるけど、あまりの広大さに笑えるぐらい焼け石に水・・毎度のことながら凍っていてもつい行っちゃうけどやっぱり釣れませんね。明後日も行こうと思ったけど完全に氷が無くなる来週までは自粛しようかな。

 

最後の仕入れ・湖編

何日か冷え込んだので氷も水浸しになっていなくて大丈夫だろう、と思い付き今シーズン最後のワカサギ仕入れにお気に入りの網走湖、女満別側へ行きました。ここは広くて静かで、森があっていいのです。

釣りでもあるけどあくまでも仕入れ。数を釣るのに集中していますが、テントのすぐそばでオジロワシの鳴き声がしたので顔を出すと氷上でじっとしていました。たぶん釣りのおこぼれを狙っているのでしょう。オオワシも多く、クマゲラやヤマゲラの声も響いていました。

釣りのほうは一日中渋かった・・誘って待ってを3回繰り返して一匹釣れる程度。それでも甘露煮100人分ぐらいは釣れたかな、という釣果でした。ここのワカサギ釣りは3月11日で終了とのこと。これから約1か月間がなかなか釣りも厳しい季節なので大工仕事や片付けなどに励みたいと思います。

 

 

峠の向うへ

根北峠でスノーシューツアーのための積雪状況のチェック。いつもと違う角度で見ても斜里岳があまりにも近く美しく見惚れてしまいました。積雪はかなり少ない下界より多く、いい感じでこれなら大丈夫。

毎回なぜか魅かれる共生植物のサルオガぜ。涼しく湿ったところの象徴。

峠を標津方面に下りて牧草地に出るといつもと反対側からみる知床連山がなんか不思議。角度的に羅臼岳が大きく見えるからかなぁ・・?

すぐ後ろに国後島を感じながら野付半島の内海、尾岱沼で凍った海に穴を開けチカを狙います。

食い気のないチカを誘って誘って穴からのぞいて見釣り。チカと、たぶんワカサギ?が半分ぐらいずつやっと30匹ぐらい釣れました。

釣れないときもなんかオモリにアタックしてくるデカいやつがいるな・・と思い

ワカサギをぶつ切りにしてエサにしてみると・・

一発でクネクネと絡みつく30センチほどのグロイやつが・・地元でガジと言っているナガガジ。食べれば白身で美味いらしいけど見た目と動きがヤバすぎ・・リリース。

テントの北東には国後島がひかえています。手前から凍った内海→野付半島付け根の部分と道路→見えづらいけど凍っていない海→国後島の順。釣り竿持って行ってみたいものです。

 

 

 

外遊びは楽しい!

毎度同じように写っている氷上ワカサギ釣りの写真。でも行く湖は同じでもボクの中ではテーマを決めて新しい場所、新しい仕掛けなどを試しています。今日も外は氷点下5℃ぐらいで風が吹くと極寒なれどテントの中は上着がいらないぐらいの温度差。こんな広大な雪原の中で狭いテントに入っての釣りも妙に楽しいのです。

少しずつワシたちも増えている気がします。

今日は4人で釣り。ワカサギの釣果は食べるには十分、しかしいつもよりはかなり少なめといったところで一昨日の女満別側の4分の1ぐらい。やはり11時ごろから食欲がなくなってくる日があり今日もそんな日でした。人工エサで釣っていたけど食いがイマイチで再びサシを針に付けるS嬢。苦手なサシにワタワタしていて笑えます。

ベビーカレイをゲット。ティースプーンの3分の2ぐらいの大きさの極小。新記録でした。釣り→月曜大工→事務仕事や新しいWebの考案→釣りというサイクルで生活が妙に安定してきました。天気も安定しているのはいいのだけど雪不足でスノーシューツアーには厳しいのでもうあと2雪ぐらいほしいところです。