仕入れ・夕食食材編2

2回目の女満別湖(網走湖、女満別側)へ。今回は手前の場所へ入りました。朝8時から入漁券販売とのことで行ってみるとすでに20張り以上のテントが張られていて皆さん釣りをしています。早く来られた皆さん入漁料払っているのかな・・?この辺の鷹揚というかいいかげんというか、これも北海道らしさでもあります・・また予報では風が強くなるとのことだったのでテントもペグをバッチリ打ちました、が・・ほぼ一日無風でした・・これも北海道らしい・・

朝からボクと知床K氏、昼からM名人も加わり釣りまくり。11時まではほぼ入れ食い、のちボツボツ。やっぱり女満別すげぇー!

K氏の上げた初お目見えのハゼ。名前はいろいろ調べましたが・・ハゼです。食べても美味しいことはわかっていたけど、なんとなくリリース。狙ってみたけどなぜかカレイは来ませんでした。

網があふれるほどの大漁!500匹ぐらいかな?数はまったく気にしていないのでわかりませんがこれでしばらく甘露煮はOKです。

やっぱり狙ってますね~オジロワシ君。まっすぐこちらに飛んできて急旋回。近くの人が投げた魚が目当てのよう。

今回は満足のいくまで釣りました。食材もしばらく使える分の調達ができて気持ちの中ではワカサギ釣りはひと段落。と言ってもまだ行きますよ~。

仕入れ・朝食食材編

正月に「北海道すげぇ!」を味わったサロマ湖への流入河川での釣果が忘れられず再び、食材仕入れに行ってきました。ここは車のすぐ近くで釣れるので移動も楽ちん。風情はない国道下の川だけどこんなところで美味しい魚が釣れるとは、やっぱり北海道すげぇ!またテントも新調!さんざん悩んだあげくM名人と同じやつ。このテントは大きさの割にかさばり重いのだけどYKKの錆に強いファスナーを使っており張りもあって風にも強く、ワンタッチで開き、海での仕様や風の強い網走湖などの湖にもマッチしている優れもの。「プロマリン」(浜田商会)というブランドでメジャーなメーカーではないけれど、昔テントを売っていた私の目で見てもこれはちゃんと使用条件がわかる人が丁寧に設計したものでコストパフォーマンスもかなり高いです。(ただペグだけはイカン・・別にちょっと高い鋼鉄製を買いました)他の釣り具も出しているみたいなので機会があったら使ってみようとおもいます。ちなみに風の強い日に網走湖で釣りをしている人たちのテントを見てみれば一目でダメなメーカーがわかります。(張り方もにもよるけど)

今日の獲物はすべてこのキュウリウオでした。穴よりデカく横に走るので抜き上げる時によく穴の下端に引っかかります。またこの魚はみりん干しにして焼いて食べるとかなりいけるので朝食おかずに。またなぜか2週間前に釣ったときよりキュウリ臭くない!?これは時期的なものかな・・

見た目は弱そうな魚なのに舌にも牙のように歯があって触ると刺さります。口も全体に硬いのでサビキ仕掛けのような細い針だと外すときにその針が折れてしまうことが多いので注意。ちょっと面倒だけどカエシを少しつぶしておくのがおすすめ。ボクも5本バリが次々に折れて最後は一本になってしまいました。

テントの上をオジロワシが飛んできました。人間のほうに向かって飛んでくるの珍しいこと。今日は釣れた数は2人で70匹ぐらいとで大したことはなかったけど、自然と釣りを満喫。次回は再び網走湖かな。

仕入れ・夕食食材編

急きょ、思い立って網走湖の女満別側(通称、女満別湖)へワカサギ仕入れに行きました。網走湖はメジャーな呼人側の釣り場と女満別側の釣り場があり女満別側が人も少なく釣り場も広大、ワシも多くいて魚も良く釣れるのでボクは好きな釣り場です。まず釣り場で最初に役に立つのがこのスノープッシャー。スコップは腰が痛くなり労力も使いますがこれは湖面の雪を避けるのにピッタリ。除雪して穴を開けて、釣り開始。数分で釣れるようならテントを立てます。

平日は人も少なく場所が広いので逆にどこにしようか迷います。入漁券売り場の人に聞いたらどこでも釣れるけど浅いところは小物が多く、沖の深いところは数は出ないけど大きいのが釣れるようだ、とのこと。唐揚げ向けの小物は前回釣ったし、甘露煮用の中型がほしいので中ぐらいの少し沖にしました。水深2m。

湖畔の樹の上では数羽のオオワシ、オジロワシがたまにけたたましく鳴いて釣り師のおこぼれが無いか見渡しています。

置き竿にしておくと何匹か掛るけど、針を外すときに他の魚が暴れて外しづらいので通常は一匹ずつ釣ります。この場所での仕掛けは耐久性重視で道糸1号、ハリス0.6~0.8号、3号のキツネ針4本のかなりゴツイ自作仕掛け。何百匹釣っても大きな外道が来ても針が曲がったり糸がパーマしないスペックです。今日は入れ食いとはいかずこの場所としては好調ではないな、ぐらいの釣れ方。やっぱり昼前後の2時間ぐらいは食いが落ちてイマイチです。

テントの中は快適だけど、このテント、一昨年からファスナーが片方錆びついていて締まらずちょっと寒い(縫ったところもほつれた、安物はこんなもんだな)・・新しいテントもアマゾンで注文済だけどコロナだ、本州の大雪だ、で遅れているよう。早くこないかな・・お湯沸かしてカップラーメン食べてコーヒー飲んで外で腰を伸ばして・・やっぱり外遊びは気持ちいい!

ウグイ君、結構釣れました・・太い糸にしておいてよかった・・

釣果は大体200匹ぐらいとイマイチだけど甘露煮70人分ほど。この5倍は欲しいな・・前回と違って小物は少なめで中型主体でそこは狙い通りでした。氷も表層は固く薄く5センチぐらい、中層の10センチはザクザク、低層の20センチは固くしっかりしていました。次回は仕入れではなく釣りで来ようと思います。(仕入れ=数釣り第一。釣り=楽しむこと第一)

 

 

 

 

 

踊り唐揚げ

斜里川の両岸の樹木は霧氷に。冷え込みの芸術です。

このときの温度。いつもよりちょっと寒いかな、ぐらい。

今日は連休中日でした・・網走湖は大混雑!(といってもしれてるけど・・)平日は100人もいないぐらいなのに500人ぐらいいました。駐車場も1キロ彼方。いい運動です。

人が多いのかいつもの入れ食いではなく、ポツポツ釣れる感じ。ただちょっと心配なのは魚が小さくて痩せていること。これはたぶんエサの動物プランクトンがなんらかの影響で減っているんじゃないかな・・?温暖化だけじゃなくて人為的な何かのような気がする・・でも置きっぱなしにしていた仕掛けの6本針すべてに釣れている!やはり網走湖は日本一釣れます。

そして今日は獲物を唐揚げ!生きているワカサギに片栗粉をまぶしてそのまま揚げます。写真撮影のOさんと手を合わせるS嬢。

油の中で踊るワカサギ君。美味しくいただきますので成仏してください。

知床K氏の見事な手さばきと盛り付け。

やはりプロは違います!釣れたての唐揚げってめちゃウマ!!

ボクは手が空かなくてM名人に上げてもらった置き竿にしておいた竿にきた良型のカレイ。ワカサギを丸のみです。

皆が帰りだすとやって来るオオワシ。人間の行動パターンを良く知っています。今シーズン初ワカサギ釣りはそんなに釣れなかったけどテント内は暖かく楽しく釣れました。次は女満別側かサロマ湖のチカ・キュウリか・・どこにしようか・・

 

 

北海道すげー!!

サロマ湖への流入河川で釣れている、という情報で少し遠征して初めての場所へ。正月最終日だけあってカチカチに凍った川の上はテントがずらり、100人ぐらいが釣りをしていて車を止めるスペースが無く、M名人のエスクードで草と新雪を踏んづけて駐車スペースを作ってもらいました。まずは穴あけ。S嬢がドリルをきれいに回すのに悪戦苦闘、軸がぐるぐる偏心していてあまりにも面白いのでまず写真(笑)

テントを張って気合を入れて擬餌針を上下し始めると入れ食い!きゅうりの匂いのするキュウリウオ7チカ3ぐらいで次々に、ホント次々に釣れました。

キュウリウオは25~30センチほどもあり重い引き。小さなバケツはすぐにいっぱいになり、コンビニ袋や他のものを入れていたジップロックもすぐにいっぱいに!いつもは夕暮れまで粘るのに入れ物がいっぱいのため初の早上がり。周りの人たちも見な100匹以上釣れています。こんな美味しい魚がいくらでも釣れるなんて、やっぱり北海道は凄い!・・帰宅し、ちょうどもらった魚もあり、夕食をはさんで魚をさばき始めて終了がさきほどの0時半・・最高に面白かったけど最高の満足疲労です。

遊びに行こう!

朝、外の気温を見ると氷点下19.5℃。さすがに冷えています。

久しぶりに展望の開けた知床半島。でもこの後は全天曇りへ。

今日は釣りに行こう!ということで釣り仲間のM名人とS嬢と知床半島の向う側へ。最初に行った標津漁港は人っ子一人おらず、他の漁港は凍結。氷結した野付湾の尾岱沼にテントがいくつかあったけど期待しないでテントもドリルも持たずに人の釣った穴の跡でやってみました。

いきなりM名人がいい型のチカをゲット!

続いてS嬢もいくつも釣りあげ、ボクも少し釣って計13匹。寒さに耐えられる20分ほどの短い時間ではとてもいい釣果。ちょっと行って、すでに空いている穴でさっさと釣って終了、なんて最高の贅沢。

帰りはもちろん野付半島。相変わらず素晴らしい風景。なぜかいつもここはオス鹿の群ればかりで男子校状態。

雪の国後島をバックにオジロワシが何かを食べていました。

帰路の雪と夕焼けの中標津の酪農地帯。今日もいい風景と短いながらも楽しい釣りを堪能できた一日でした。

 

 

狼中年

釣り納めって嘘でした・・今日はお客さんがいないので(年末にお客さんがいないのは開業以来初めて)仕舞った釣り道具を再び出して昼から湖へ。湖岸に着くとなんと釣り師がいっぱい!!氷点下8℃、風と雪が吹き付ける中、さすが道産子釣り師たち、もくもくとロッドを振っています。凄いんだか‥変なのだか・・

しかし釣りのほうはさっぱり・・釣れない一番の原因はたぶん釣り師の多さによる魚のスレだとおもうけど一投ごとにガイドとラインが凍り付き湖水で解かしては投げるの繰り返し。ストレスが溜まります。リールのガイドローラーも氷漬けになり糸よれやスプール外に巻き付くトラブルも続出。なめても突いても取れません・・

ウェダーのフェルトはすぐに雪が下駄状態。ねん挫注意。

陸に一分も上がっていると濡れた部分がたちまち凍って足を曲げるのにも一苦労。なんか破けそう・・

そしてヨレヨレラインが一気にグシャグシャに絡まっていさぎよく終了。カチカチのウェダーを破けないように慎重に脱ぐと形がそのままでした(笑)今日は寒さには体は大丈夫だったけどネオプレーンでは常に水の中にいないと凍ってきて段々と歩くのがきつくなってくるのもわかったし釣り具がうまく機能しないことも体験できました。なにより最後はボウズじゃないとね!・?

 

2回目の釣り納め・・

一昨日が今年の釣り納めじゃなかったの?・・これってやっぱり釣り中毒。周りの人も中毒患者さんばかりですが自分も重症のよう・・土曜日からの宿営業に向けていろいろやろうと思っていたけど「全部明日2日分やればいい!」と怪しい理屈をつけ、今日使うルアーを決めて湖へ向かいました。・・あれだけ釣れちゃったらどうしてもまた行きたくなってしまったのです。

釣り始めも終了時も頭上にいたエゾリス君。こいつは飛んできたオジロワシに驚き、そのオジロワシはボクに驚き、と、なんか面白かった。

低気圧と前線が通過しているはずなのに晴れベタ凪。なんで??氷はあるけど気温もプラスでグローブ無しで大丈夫。ガイドも凍りません。11月初旬のよう。

仕事を終えて駆けつけてくれたジグキャスター知床K氏とダブルヒット!やっぱり今日も釣れました!最高!

ほとんどがコンディションのいいアメマス。この縦になっている姿、好きだなぁ~

夕方、「遅れていました前線が通過しま~す」という感じの暖かい急な強風!風はあっても無くてもポツポツ釣れます。この時期は風はあまり関係ないのかな?ミサゴがいないから?深いところに魚が定位しているから?

この53センチを筆頭に今日も2桁の釣果と一昨日とほぼ同じ大満足の結果。今度こそ釣り納めです(本当に)。明日は道具一式を仕舞って宿中しっかり掃除。気持ちのいい年末年始を迎えたいと思います。

 

 

 

 

奇跡の納竿

今年の釣り納めは釣れないだろうけどやっぱり湖に行ってみようと思い立ち、状況を知りたく知床K氏に連絡したら一緒に行くことに。(K氏は先に夜明けからやっていました・・)しかし湖岸は早くも氷結し始めていて釣りのできないところも・・

フロストフラワーも出来ていたので朝は氷点下10℃以下になっていた様子。9時のこのときで氷点下5℃。一投ごとにラインもガイドも凍りつきました。フライはあきらめルアーでいきます!

こんなしぶき氷があっても今日は晴れで無風!気温は低くても日差しのおかげでグローブ無しでも大丈夫なぐらい。水もなんかあまり冷たくなかったし・・

後でクマゲラが鳴き、アカゲラとヤマゲラが木をつつき、そして前方の硫黄山は定期的にゴォ~と地鳴りのような音を立てて大量の蒸気を噴出していました。ここまで大きな音、聞いたことないなぁ・・これって噴火か地震の前兆!?そうだとしたらヤバイなぁ・・

ベタ凪だからダメだわ・・なんて言っている間もなく良い型のアメマスをゲット!それも目の前に追ってきて食う奴もいたりしてエキサイティング!これは活性の高い魚が釣れる範囲にけっこういる、と直感。ベタ凪=釣れない、の法則は冬はあてはまらないよう。ただ深いところでのヒットがほとんどでした。

イワナ属は立ったりします。このお茶目さが好きなのです。

数匹釣って歩いて少し移動してルアーを投げるとまたヒット!あれだけ釣れなかった秋はなんだったんだろう・・

夕方、鏡のような湖面とワンキャストごとに凍り付くライン、ガイド、リール。そして足を滑らせ水の中で転倒・・左半身とウェアーがビッショリ。しっかりあちこち締め付けていたので水没とウェダーの中への浸水はぎりぎり免れましたが足が浮いてなかなか立てない!先月のY氏の言っていた通りです。浅いところでよかった・・

日没直後、最後にK氏の竿が大きく曲がりました。ニジかも・・?

50オーバーのハイパワーアメマスでした。今日のアメマスはほとんどがグッドコンディション。サビの出ている魚体は皆無。秋の産卵をしなかったのかすでに完全に回復したのか?そうだとしたらワカサギとか小魚をしっかり食べていなくちゃこんないい体型にはならないよなぁ・・?

今日の釣り納めは湖で今年一番の釣果の2桁突破!。たまにウグイがライズするぐらいで波の無い湖面は静寂そのものなのにアメマスだけは夢のようによく釣れて大満足。良い年を迎えられそうです。

 

近所の沢へ

夕方、魚の顔を見たくて冷凍庫にカピカピになっていたイクラを持って近所の沢へ。たまにエサ釣りをやりたくなるのです。さて、今年もそろそろ魚が上ってきているかな~・・

一投目から予定通りチビヤマメがすかさず食らいついてきました。

次は20センチほどのオショロコマ。産卵後のようで痩せていますがお腹のオレンジ色はやはり独特の美しさ。これが釣れるとなんか安心します。

お次は30センチほどのアメマス。在来の3種がかわるがわる楽しませてくれました。氷点下5度の中、夕方30分だけだけど指の出ている釣り用の手袋だとそろそろ限界。

夕映えの斜里岳も待っていてくれてトラウトたちに囲まれていることを実感した平いい一日でした。