フライフィッシングウィーク2020秋

この秋もフライフィッシングを満喫!今年は最終日以外は暖かくいい釣りもできました。まずはいつもの屈斜路湖。この彩の中でロッドを振ります。しかし年々釣れなくなってきているのは自然の摂理か・?・アメマスやニジマスだけでなくウグイとヒメマスも激減・・ウグイはたぶん・・?寄生虫か病原菌のクラスター+パンデミック?ヒメマスは昨年までの春の乱獲の影響の気がします。

で、今年は川でドライフライを楽しもう~ということで十勝へ

しかし一日目は川に下りるポイントがわからなかったり、雨で増水していたりして苦戦。橋の上からフライを落としたりなんかして。もし大物が掛かったら・・そんなことは後で考えます。

晴れて暖かな2日目は地元の方に聞いた情報の川に行くと!さっそくドライでニジを上げた神奈川Y氏。

20~30センチの虹鱒がポイントごとに釣れました!本州のような渓流でこの時期、ドライフライでこれだけ釣れるのは近年まれなこと。型は大きくはないけど最高!

昼飯も食べずに5時間休みなく釣り上がり。途中崖から湧く水を飲むY氏。

ボクとY氏のダブルヒットも!

晩秋なのに瀬にも魚は付いていました。気候や水量、人的プレッシャーなど好条件がそろったようです。

のんびりした浅瀬のライズをとってみると・・なんとブラウントラウト!特定外来生物で駆除対象だったので・・

帰りは3キロの直線道路をひた歩き。北海道らしい釣り。

釧路川水系の川も探りました。これはこの川唯一となってしまった良型のレインボー、をバラシ・・残念!渓相は最高なれど魚影は薄かったなぁ・・ボクは丸ボウズ。

標津川水系にもちょっと・・これもここで唯一釣れた20数センチのニジ。湿原河川は川通しで遡行できるところが少ないのが厳しいところ。しかし逆に釣りづらさが魚の温存になっているような気がします。あとサケがいればそれに付いているんだけどいないし・・今年も不漁のようです。

再び屈斜路湖へ。日増しに葉が落ち森が明るく、そしてカエデの色が濃くなっていきました。

Y氏がいきなりアメマスをゲット。幸先のいい再スタートだ!・と・・しかしたま~にウグイ君が釣れるだけで次のトラウトにはなかなか近づけません。

横を向くと水の中から頭と足だけ出して浮かんでいたY氏、足を滑らせ初水没!全身から水も滴るいい男となっております。「ウェダーを履いていて水の中で転ぶと足が浮き上がってなかなか立てないので慌てないでね」(本人談)。この後一時帰宅→予備のウェダーで釣り再開。

いつ見ても見事!

たまにしか釣れなかったとんがりお口のエゾウグイ君。彼らも貴重な存在になってしまうのか・・

雪虫が水面に落ちてきました。

そして雪のぱらつく中、ドライフライでライズを狙う東京のN氏。

Y氏、N氏に加えてM名人も参戦。最終日の今日は北風で寒く、風裏のポイントへ移動。しかし・・

ジャンプし、いい引きで「こんどこそトラウトでしょう」と上げてみたらシルバーバックの見事なウグイ君で終了。終わりよければすべてよし!?

今回の釣りは川も湖も毎年魚の状況が変わっているということを実感しました。来シーズンは良い方に変わってくれることを望みます。

 

 

 

 

 

道北イトウ釣行2020秋

魚には嬉しい人には厳しい悪天候となってしまった今回の釣行で素晴らしかったのは虹。(虹鱒ではない・)道北らしい、ザっと雨→パッと晴れ→再び雨というサイクルのため海から、原野から、川からとあちこちで虹が出ました。

宿の掃除をしてから一般道300キロのドライブ。でも車も信号も少ないこちらでは大して疲れません。いつものエサヌカで撮影していると先に出発したWさんが追い越していき気がついて停車。どこかで追い越したようだけどこんな風景の中で会うのも北海道。

川は魚類全般の魚影がとても少なくいつも見られる水面でのボイルは見られませんでした。しかしひたすら投げ続けていたWさんが見事にカレイをフッキング。意外に獰猛。

そんな厳しい状況の中でもM名人はさすが!中型のイトウをキャッチ。

吹き荒れる風の洗礼。そして時折たたくようにやってくる雨に背を向けて忍耐の投げては巻き。今回はフライの出番はなく重めのルアーで風に抗います。

逆立ちして食事中のハクチョウ。まだ水も冷たくなく、彼らの主食のアマモも生い茂っていて毎回ルアーに掛ってきます。

あちこち歩いてやっとゲットしたイトウ。27センチ・・稚魚ですな・・

根がかりかとおもいきやベリッとはがれるような感触で釣れてきたのは大きいダブルのカキ!鋭い殻でラインはボロボロになったけどこの川の豊饒さをうかがえる一匹?一個?2個?

あまりの魚の少なさに最終日は釣りをせずにゆっくり帰路へ。気になっていた枝幸のウスタイベ千畳岩に寄ってみました。柱状節理の岩場の向うにまたも虹。

名前の由来が書いてあるのがとてもいい!”ホロ”はアイヌ語で大きいの意味。”ベツ”とか”ペッ”は主に川のこと。ちなみに”ポン”は小さいです。

サロマ湖(シャロマ?)も斜里(シャロ)?も語源は同じらしく湿原(葦の生えているところ)の意味。固有名詞は少なくてもともと単に湿原とか岬とか沼とか呼んでいたのを和人が文字を当てはめたのです。

夕暮れ時に斜里岳の麓の我が家に戻ってきました。オホーツクも東のほうは天気が良く紅葉する木も多くて山が黄色く見えました。さて数日休んで次はフライフィッシングウィークです。

サケ釣り終了

昼間はもうたぶん釣れないな、と思ってはいたけどホントに魚がいない!この場所は釣れる期間が短い傾向があるようで、見える範囲には釣りの対象となるような「美味しそうな」サケは全くいませんでした。エサ取りの小魚も集まってきているようでエサが小さく鋭い嚙み跡とともにみるみるなくなっていきます。おまけにアザラシが来たし・・こりゃ釣れんわ・・しかし川には心ある釣り師が石をどけて作った流れのおかげで上っているサケもけっこういてメスをめぐって争っています。

足下の流れにサケが海より何匹も上ってきました。途中で岩に乗り上げてしまったり、行き止まりの流れに向かっていってしまったりしてもあきらめず命あるかぎり上流を目指します。たまに助けてやったりして。

常連の達人Fさん。いつも魔法のように次々に釣るこの人もさすがに苦戦していました。そして今日で今シーズンのサケ釣りは終了。年々少なくなっていく魚の数に不安を感じますが、この秋も楽しく美味しく遊ばせてもらい知床に感謝です!

快釣!

今日は本降りの雨。こんなザーザー降りっておそらく2か月ぶりぐらい?おかげで流入河川から濁りが入り、投げて仕掛けが届く範囲にはサケも少なめ。でもこんな時でも釣り師は多いっすねぇ~釣りって人を狂わせる何かがあるよう。たぶん釣れたときに脳にドーパミンとか快楽物質が出るのでしょう。中毒ですね・・(中毒患者談)

新しく購入した飛ばしウキは小さく重いのでよく飛ぶものの、ほとんど見えません。すぐに買うんじゃなかったかなと後悔したけど、とにかく沖合にはサケの群れが見えたので今日も遠投。流れにのせてラインを出していき、さらに沖に。そして手でラインを引いたり緩めたりとエサに穏やかなアクションをつけるようにしばらく誘ってみるとゴンゴンというアタリ!これは伸びのないPEラインだからできる技でしょう。合わせると70~80m先でヒット。ポンピングしては巻きを繰り返して銀ピカのオスメスをゲット。いや~気持ちいい!!(ドーパミン放出!)

雨が止んでから76センチと大型の少しブナの出たオスを追加。今日は飛ぶけど見えないという浮きのサケ釣りでの使い方を少しマスターできて釣り方の引き出しが一つ増えた感じでした。

初サケゲット

久しぶりのお日様。北海道弁で言うと太陽さん。人にはいい天気で気持ちのいい気温。こんな時は釣りは厳しいのが通常。おまけに手前は濁っているので遠投です。

しかし大き目の群れがなんとか届く範囲に寄ってきた!開始30分ほどで遠くにあるウキが沈んだのを見て合わせると懐かしい強力な引き。少しの間に美味しそうな銀ピカのオスメスをゲット。今年初物!

今日は11時から日没の17時半までやって6匹。最後は大きな群れが岸沿いに来たのにホントに食わない・・そんな中、なんとか1匹追加して本日の釣果は大満足。20キロ以上という重さで車まで運ぶのが大変でした。

サケ釣り始まり

ようやく一雨あり、昼間でもサケが岸よりしてきました。昨日、M名人はボクが仕掛けを作っているうちに2投目でヒット!今まで何日も釣れなかったのに、釣りというのは魚がいてタイミングさえ合えばこんなもんです。

レギュラーサイズの美味しそうなオスのサケ。名人はこの後も1匹追加さすが!そしてボクはボウズを食らいました。こんなもんです(涙)

やばい予感

”やばい”といっても若者言葉の”すばらしい”という意味ではなく、本来のマズいな~ということで、9月になっても連日気温が30℃を超え雨も降ってもお湿り程度。こんな気候がもう1ヶ月ぐらい続いています。川は減水し、マスは遡上できず、海水温は泳げるぐらい暖かく風は吹いても暑く湿った南風。昨日はベタ凪・・例年、今頃から増えてくるサケも岸沿いにはほとんど姿を見せません。釣果も納得のボウズ・・

そんな暑い中、ウトロの道の駅のところに新設された漁港の水揚げ施設のガイド事業者向け勉強会が行われました。主にサケマスの水揚げのための施設で大きなコンクリート2階建ての構造物で2階からは一般の方が船から魚を下すところを見ることができます。海水の浄化設備も巨大で、魚を運ぶための海水を表層から取りそのまま使っていたものを少し深いところからくみ上げて浄化、滅菌までして使うようにしたとのこと、EUのHACCP(ハサップ・衛生管理の基準)に対応しているとのことでウトロ水揚げの魚はより衛生的となりました。水揚げの様子が見られるのは主に午前中の7時ごろからとのことなので時間の合う方は寄ってみてください。ウトロシリエトク道の駅後ろの「鮭テラス」です。

逃しました・・

今日も夕方から釣りに行ってしまいました。天気予報は毎日曇りですが、実際は晴れ。30℃近い気温で暑く、ウェダーも脱いで半袖でちょうどいい感じでした。毎日行っていると”今日は釣れなくてもいいかぁ~”と無欲になるので鳥を見たり景色を見たりとのんびりいい時間。近くの稜線の向うには知床硫黄山。

目当てのサケは少し離れた場所の20メートルぐらい沖合にヒレがちょっとだけ見えて狙い撃ち、針に掛け、岸に寄せてつかもうとしたところ、岩にラインがスレてブレイク・・打ち寄せた波と一緒にさよならでした。中型の銀ピカのメスだったけど、狙って掛けたので満足です。ボウズも寂しいのでまだ許容できるぐらいの美味しそうなオスのカラフトマスを一匹ぐらい釣っておきました。メスはリリース。サケも来ていることがわかったのでモチベーションも続きそうです。

 

まだでした・・

今年の初サケを釣るぞ!と意気込んで出陣。しかしサケは回って来ず釣れません。ボウズはイヤなのでとりあえずカラフトマスで遊ぶことに。ルアーは避けて通っていたけど秘伝のエサ釣りをすると1時間ほどの間に6連発。こんなにもルアーとエサ釣りの釣果が違うときもあるのです。知床K氏もオリジナルのエサでオスの大物をゲット。魚がいいアングルで写るまでねばって撮影しています。季節も進んできて魚体は段々とオスはセッパリになりかっこよく(美味しくないけど・)メスもお腹が膨らんできました。

昨日までの雨のせいか濁りも入り魚も散らばった様子。そろそろサケが釣れてきてもいいのだけど・・今年はどうなることやら・・

酷暑

そろそろサケが来ているだろうと仕掛けを持って知床へ。天気予報は曇りで気温も徐々に下がってくるとの予報・・

それなのに全然下がらないじゃん!・・13時に来てから風が弱くなり日差しは強くなり天気は・・快晴・・・そしてなぜかここでは最近オオスズメバチがずっとまとわりついてくるのです。しかし放っておけば何もしません。ハチを相手にする気も起きないほど、あまりの暑さにフラフラ・・ウェダーを脱ぎ、ウェーディングシューズだけ履いて川の中でクールダウン。足もズボンもずぶ濡れだけど気持ちいい!でも例年より水が温かい気がします。なんか変・・大丈夫なのかな?

日没までやったけど、狙いのサケは遠くで一度跳ねただけ。明日から久しぶりの雨となりそうですが、きっとサケスイッチが入ってくれるとおもいます。

まあまあ美味しそうなオスのカラフトマスを2匹キープ。釣果はM名人と共に他に数匹ずつ。少し熟女となりつつあるメスはいくつかリリースでした。