仕事、帰省、同窓会などで首都圏近郊から福島までめぐっていましたが、釣り堀も好きなのでY氏に栃木の上永野フィッシングリゾートへ連れていってもらいました。ここは森に囲まれて水もキレイで魚も多く、昼飯もとても美味しくてかなりハイレベルで満足できる管理釣り場でした。
アルビノのニジマスなんかも狙い打ち。イワナが多く釣れました。
新宿。300年後の人に「昔の人はこういう環境に住んでいたんだ」と言われるようになるのかな、と思ったり・・そもそも人自体が住んでいるのか怪しいものだな、とも考えたり・・
アイヌ語の川の名前の意味を見ながら北上。こんな解説を付けてくれるのは嬉しいです。バロー~入口の意味とのこと。内陸に通じるところだったのだろう。
イペ・オ・イがゆうべつになったのかな・・?魚がいっぱいいるところ、という意味はわかります。湧別川は良く釣れる川で有名なので。
野鳥が多いという紋別市のコムケ湖へ寄り道。自然のままという感じの湖でホント鳥がいっぱいいました。ちなみにコムケとはコムケ・ト~曲がった沼の意味。地図で確認すると確かに曲がったところがあるといえばある・・かな。
とんべつ~ト・ウン・ペッ~沼に行く川の意味で沼はクッチャロ湖のこと。クッチャロもクッシャロも同じ「のど元」とか「出口」のこと。同じ意味からきている名前多いです。
やっぱりここは通りたい。猿払村の村道エサヌカ線。また来たな!と気合が入る場所。
2日半、ルアーにフライに、沈めたり浮かせたり早く引いたり遅く引いたりいろいろなルアーやフライも試したけどイトウはまったく釣れず。いつも10~20人ぐらい釣り人が周りにいたけど、誰かがちゃんと釣ったのを見たのは一度だけ。例年より魚も少ないのか?食欲がある奴がわずかしかいないのか?そんなことを考えつつこんな葦の中を抜けた川に一日中いるのです。
その葦原(あしばら)がそのまま地名と川の名前になっています。サル(シャルも同じ)プト~葦原の口。まあ斜里も沙流も湿原という意味ですね。
2日目は雨ですっかりびしょ濡れになり3日目は晴れたので一休みの間、いろいろ干しています。
M名人のベストにとまったトンボ。今年はまだ暖かい証拠。
終盤、ついにヒット!?
なんか引きが違う?・・黄色いお目目に間抜けな顔・・60センチもあるボラでした・・(泣笑)これでボクも大ボラ吹き・・ちなみに北海道ではボラは刺身で食べます。(知床で獲れたボラを刺身で食べたけど意外に美味かった!)でもすすんで食べたくはないのでリリース。
白鳥のV字飛行が見られたし葦原に沈む夕日もがキレイだったし、大ボラ吹きになれたし、まあ今回の旅も良しとしますか。でもイトウの顔を見たかったなぁ・・
後半もあちこちへ。白鳥たちも多くやってきています。
秋の川での基本「底を転がす」ことができているY氏。見事な「石」を上げています!?
いい型のオショロコマも良く釣れました。
虹の下でニジを釣るM名人。
同じ湖の中でもこの場所で釣れる魚はどれも体高が高くパワフルでした。
Y氏もいい型のニジ(それ以上にウグイ)を満喫。
ヒグマダム(通称)はみぞれでしたが、ドライフライでもけっこう釣れて大満足。
屈斜路湖は日増しに葉っぱが落ちて真っ赤なカエデだけ残っていきます。
コンディションのいいアメマスもきました。
人の少ない場所でいきなり釣れたニジ。ウグイすら来なかったのでびっくりしました。
フィッシングウィーク道東編が終了し、今朝は快晴。知床連山もかなり白くなりました。でもあとひと月はトラウトフィッシングが楽しめるでしょう。
我らが清里町の誇る「酒菜屋 大田」さんの大田御前。これに中サイズのイクラ丼と味噌汁も付いて「ちょっと安すぎない?」という値段ととても美味しい味。連泊や常連のお客さんと「今日は大田さん行きませんか!」と行くこともあります。
昼間はこんな感じで最高の環境と開放感の中で釣り。(のんびり、はできずに結構一生懸命釣りをしてしまう・・)
新築してから「頑張ってる感」の伝わってくる「道の駅パパスランドさっつる」の雲丹クリームうどん。地元B級グルメの虹色うどんとともに温泉とセットで味わうと至福です。
こんなオレンジと赤の絵の具を振りかけたようなカエデの紅葉の下で釣りをしています。
50センチほどのニジマスが釣れました。
暗闇が迫る中、「なんか重いっす!あっアメマスだ!」旅の最後の最後にW氏が見事に上げた53センチ。今回は50オーバーのニジマス、アメマスにヒメマス多数、ウグイも多数ゲットと見事でした。W名人へ昇格でしょうか。
今日は女将の付き合い、という名目で北見でアウトドアショップ&釣り具屋めぐり。店頭からすっかり品物が少なくなってしまったフライフィッシング用品に寂しさを覚えながら、夕食は「マルシェ」でハンバーグ。ここは北海道にしては珍しく、ボリューム勝負ではないところが素晴らしい!何を注文しても美味しく外れがありません。
今日から宿は休館です。今シーズンも楽しく素晴らしい出会いがあり、悲しくつらい別れもあり、地震だ停電だ台風だと、またいろいろなことを経験したなぁ・・と感慨深い気持ち、そしてこれからどう生きていこうか‥などと哲学的なことを考えたり、北海道の田舎暮らしの楽しさを伝えていくことは変わらないにしてもその方法は他にもあるはず・・と思ったり。
来てくださった皆様、そしてブログを見ていただいている皆様ありがとうございました。明日からは普段できない場所の掃除から始めて修理やら会議やら。いや、まずは遊びからだな。
残った清里焼酎は空になっちゃったし、まぶたが重い・・おやすみなさい・・
気が付くと斜里岳が白くなっていました。たぶん初冠雪は5日ぐらい前。
湖の釣りも本番を迎え気合が入リます。
屈斜路湖の素晴らしさはこの自然の中で遊べること。釣りをしている後ろではキツツキが木をたたき、エゾリスが走り回り、エゾシカが「キュイーン」と鳴き、白鳥が渡ってきて、忘れかけていた感性を呼び戻してくれます。
サケが上がっているならそれについてマスたちも来ているはずだ!という期待は大いに外れ、あちこちで竿を出したところようやく小さな湿原河川で魚たちと遊べました。これは東京W氏の本日の大物賞。
北海道のワイルドさを感じる一つ、頭蓋骨。エゾシカのもののようですが、たまに転がっています。さて宿の営業もあと2日。楽しく〆て自然にどっぷりつかりに行きたいと思います。