ボウズのち入れ食い

キュウリウオが釣りたくてボクとしては珍しい早起きをして前回そこそこ釣れたサロマ湖への流入河川へ。

気温は15℃(氷点下)。風はないもののどんなに厚着しても冷えてきます。ランタンに火を入れて暖房代わりにするもガスが気化せず(真冬用ではないので当たり前か・・)不安定に炎が上がり危ないので消火。

今回はボロテントを持って行ったのですが、ファスナーが錆び付いて閉まらない・・テント内なのに穴も凍ってくるし、あまりの寒さに靴の中敷き型のUSB電源ヒーターを装着。ようやく一息つくも2時間アタリ一つ無く、心折れて場所移動(テントも撤収はとても面倒だけど・)。

国道の橋のすぐ下、かつ日曜日だけあって賑わっていて釣れている人はチカがけっこう釣れています。釣れていない人もいましたが・・ボクも仕掛けを変えてターゲットをチカに変更。しかし横着して人の開けたすぐ近くの穴でいいや、とテントを立て雪を周りにかぶせ、釣ろうとしたらここだけ水深が50cmもありません、釣れません・・またまたテントのペグを抜いて2メートル横の開いている穴に移動。水深1.5mぐらいかな。

いきなり入れ食いでした。ピタッと釣れなくなる時もあるけど再び入れ食い、という状況が何度か繰り返してこの小バケツ一杯とジップロックLに3分の1ぐらい釣って終了。たぶん150匹ぐらいかな。明日の捌きが大変だけど今日は臨機応変が功を奏しました。やっぱり北海道スゲェ~

 

 

おかずを釣りに

昨日、今日とときおり吹雪で極寒の天候。遠出(といっても家から1時間半ぐらいまでだけど)はあきらめ、ヤマメの唐揚げを食すべく近所の川へ。

先行者がいたためか入れ食いではなかったけど、小さいヤマメがポツポツ釣れてきてその後に25cmほどのアメマスがきました。こんな小さい沢でも40センチぐらいのがくるから侮れません。

のんびり後から釣れだすオショロコマ。

珍しい!25cmもあるヤマメ。この辺りは海に降るやつが多くここまで川で大きくなるやつは多くありません。

今日の夕食の分のヤマメだけキープしてあとはリリース。ほんの1時間弱の釣りだったけどやっぱり北海道スゲぇ~。まだまだ釣り人パラダイスです。

目的のヤマメの唐揚げと塩焼き。ホント上品で美味しい魚でした!

ワカサギ一安心

昨年は重油の流失事故や温暖化による生態系の混乱などもあってか網走湖のワカサギの水揚げが例年の9割減!という非常事態。湖水は茶色く濁り底をオモリで叩くと油が浮いてくるような状況で釣果も悲惨なものだったので今年も影響は相当残っているだろうな・・と少し沈んだ気持ちで初釣行。氷はとても手動で開けるのは筋肉痛確定。そろそろ電動ドリルを買わねばと思ってはいるものの、ちゃんとしたメーカー品は4万円ぐらいするので躊躇しています。天気も雪→曇り→吹雪→強風で厳しい状況だけど水は澄んでいてキレイ。釣り客も例年の3分の1ぐらいだったのでやはり釣れないのか・・

浅場と深場で頑張って穴を開けて知床K氏が試し釣りをすると浅場は好調!テントを張って始めると次々と釣れてきて水槽にはみんなこっちを向いたワカサギがあふれています。

ボクの一発目は良い引き!とおもったらウグイ君。幸先いいのか?

4匹掛けも何度かあり、昼前後にお魚も昼休みがあったもののほぼ釣れ続きました。

髪の毛をリールに巻き込んだりぜず針を外すのにも手際のよくなったS嬢とM名人もかなり釣り上げ納得のいく結果、約3キロ、800匹ぐらいかな・・魚のサイズも大中小を色々でした。ただ深場での試し釣りでは全く釣れなかなったので一昨年までのように湖全体がワカサギだらけ、というほどではなさそう。好調なのはシーズン初期だけか・・?

最後は低温地吹雪極寒撤収で手足顔の感覚が無くなってきて皆笑いました。テントの内側もバリバリに氷結。次回は好天を希望です。

 

サロマで仕入れ

新年恒例、サロマでのキュウリウオ釣りへ。ここは完全に川で氷の下はしっかり流れているのですが海の魚が上ってきて釣れるのです。(たぶん下のほうは汽水というか海水でしょう)まだ氷も厚くなく、しかし割れるのが心配というほどでもなく穴あけも容易で楽しく釣りができます。

やはりここはキュウリウオ主体でチカが少しという釣果が多く、下流のサロマ湖近くだとチカ主体になることが多いようで、今日もチカはM名人の上げた数匹でした。ボクはチカは掛からないぐらいのデカい餌を付けているのでオールキュウリウオ。狙い通りですが、例年釣れる大物は掛からず皆同じ大きさの中型だけでした。

3時間ぐらいでこの3倍、2人でおよそ30匹ぐらいとかなり厳しい釣果でしたが、宿の食材調達という呪縛から逃れられればちょうど飽きないぐらいに釣れる楽しい釣果です。今年は一匹でも多く釣って・・と目を三角にして釣るのは止めて心に余裕を持って釣りをする予定です。という訳で、釣って加工してお出しする、より、仕入れて加工してお出しする、ことが多くなりそうですが、美味しさ追求は変わりませんのでよろしくお願いいたします!

埼玉で釣り!

年末年始は埼玉の実家へ。そしてまた片道10キロの道のりをスノーシューツアーのためのトレーニングも兼ねて毎日自転車でヘラブナ釣りに。それにしても関東の冬は毎日天気がいいなぁ~屋内は寒いけど・・ヘラは静の中の一瞬の動の釣り。小中学生のときにはまっていて知識もその時のままだけどこの春にやってみて再びはまりました。釣りはフナに始まりフナに終わるというけどやっぱり面白いわー。人気のこの沼では他に100人ぐらいおっちゃん、じっちゃん釣り師がいるのだけど全員立派な専用の釣り台をセットしてやっているけどボクだけは45年前の竿掛けを土に刺して小さな折り畳み椅子でやっています。かなりレトロ・・

冬は簡単には釣れないけど毎日行くうちに段々と昔の感覚が戻ってきて釣れるようになりました。ヘラブナ以外にも「あなたは誰?」という魚が結構釣れるの面白く本州の生き物の多様性を魚類でも感じます。オイカワかなぁ・・なんか違うような・・ウグイ以外あぶらびれの無い魚は新鮮です。(魚狂N氏に写メして聞いたらニゴイの子供とのこと)

狙いはこのヘラブナだけど一気にのされてバレてしまったなんかの大物やニゴイ、マブナ、カワムツ?オイカワ?ハクレン??などいろいろ釣れて楽しいなぁ~!次回は新たな仕掛けも考えて多くの魚種を釣ってみたいと思います。

湖岸でくつろぐ

今日も湖へちょっと行ってきました。いつものように釣り始めから30分ぐらいはよく釣れます。そのあとはトレーニングもかねてあちこち歩いてルアーを投げるもまったく反応なし。しばし倒木に腰かけて休息。気温もちょうど0℃ぐらいで風もなく寒さは感じません。平和です。

何匹かの中でいい顔をしていた口の先がへの字になったオス。

すぐ横でコンコンやっていたオオアカゲラ。キツツキ類は警戒心が比較的低いのでじっとしていると姿をよく見せてくれます。

クジラの口のヒゲのようなしぶき氷。こんな造形物の中で数時間ロッドを振ったいいい一日でした。

再び堪能!

日中も氷点下ですがホント気持ちが良くて知床K氏と湖に出陣です。

今日も一投目から5投目まで連発!そしてそれ以降まったくの沈黙、場所を変えていくつかあげるものの、釣れないときは、あるいは釣れない場所は魚一匹いないんじゃないかと思うぐらい釣れません。でもこんなちょっとビックリしたようなひょうきんな顔のアメマスはなんか愛おしい!

50cmを越えるようなオスは上唇はへの字になっていて、いいおっさんの顔をしています。

後ろでクマゲラが鳴いているな、と思ったらキツネが「こいつらまた来てるよ」という顔で見ていました。この自然との距離がとても心地よいです。また来ようかな・・

家の冬眠

忘れていた別棟の水抜きをあわててやりました。冬の間に使わない別棟も毎日かかさず暖房を付けて温めるか、暖房を最小にして付けっぱなしにするかしないと昼間でも氷点下の気温が続く冬は室内の機器の隅々まで凍結し破損します。(過去にはウオッシュレットの便座が割れたり、水道栓も割れました・・)しかしそれだけで燃料代も月に何万もかかるし火という危険度もあるので、ウチは電気も暖房も付けない「冬眠」状態にしています。ボイラーや水道栓、トイレ、シャワーブースなどの機器の水をすべて抜き、柔軟性の無くなった体にムチうって床下に潜りこみ、這いつくばってパイプの中の残り水も排出栓を開けて排水。洗面所や台所、シャワーの排水のトラップには凍結防止の不凍液を注ぎます。けっこう手間だったけどボイラーなどは排水中に氷が出てきたから破損寸前だっかも・・春になって注水したらどこかから漏れたりして・・・

午後、横になってウトウトしていると、ガンッという頭の下からハンマーで叩かれたような短い揺れに飛び起き!真下が震源の小さい地震でした。斜里岳は噴火しないとおもうけど・・外の仕事が降雪でできないのでルアーのフックを半自作。

自分の理想とする形のものが売っていないので作っています。フライを巻くことに比べれば極めて簡単。そのうちにトラウト用のルアーも作ってみたいと思います。

 

ルアーフィッシング堪能

一昨日、最高の釣果だったことが忘れられず今日も行ってきました。フライフィッシングもやってみたけどさすが氷点下。(昼で氷点下3℃ぐらい)ガイドがいちいち凍結してラインが出なくなるため断念。ルアーは魚に飽きられないようにまた古~いやつも持ってきました。1投目からヒットしたルアーは懐かしのハスルアー。すぐにスレて追ってくるけど食わない状況になったため、ルアーチェンジ。タスマニアンデビルにダーデブル、オークラ、トビーにサラマンダー、忠さんBito、Buxにクルセイダーと新旧いろいろ投げて(ルアーの固有名詞ばかりでスミマセン・・)ポツポツと釣れ続きました。しかしなぜか一昨日一番釣れたルアーが今日は全く釣れないのが不思議。

40センチ近いエゾウグイ。沖の深いところで掛けたので重く、上がってくるまではトラウトだと思っていました。たまに来るなら愛せます。

湖岸ではキタキツネが石をひっくり返してなんか食べてます。なんだろう?

結果は昨日より1匹多い釣果(ウグイ除く)でまた自己記録に!ルアーフィッシングは真面目にやり始めてまだ10年ぐらいだけど、ルアーの種類と形状、色、引く深さ、そのルアーにあった引く速度、アクションなどこの釣りも奥が深い!釣っていても明らかにモグモグって食ってくるときと、ガツッとちょっかい出してくるような時があり、このルアーをこんな引き方したときにこう食ってきた、なんていうのが推理通り当たると嬉しさひとしお。ホントにいい趣味だと実感しました。

新記録!

昨日は鮭トバ作り。この秋は切り身として出すにはちょっと脂が足りない、しかしトバにはちょうどいいやつばかり釣れたので仕込みに入りました。ハエなどの虫が完全にいなくなってから始めるのだけど近年は温暖化でどんどん開始時期が遅くなっています。

昨日からの雪で道も景色もついに真っ白。でも湖は水温が高いのでまだしばらく凍らないでしょう。このまま冬景色になるか・・?

湖岸で待ち合わせていた知床K氏のタイヤがバースト!JAFを呼びK氏は一本だけ細~いスペアタイヤですぐに帰宅・・怖そう・・

いきなり良い型のニジマスがヒットし連続ジャンプの後、ネットインのときにバラシ(涙)。その後はなにも来ず今日はもうアカンな・・とあきらめムードの中、場所を変えて数等するとウグイのようなコツコツというアタリが連続。抑え込むようなアタリに合わせると強い引きで上がったのは45センチほどのグッドコンディションのアメマス!ボウズじゃなくてよかった!

そこからは夢かうつつか幻か・・良型アメマス怒涛の8連発!

その後はルアーを追ってくるものの食わなくなり昼休み。再開後はルアーを色々変えてポツポツヒット。比較的いい反応だったのが懐かしのタスマニアンデビル。たぶんゆっくり引けてそんなに派手なアクションじゃない、っていうのがいいのかな・?

太っていないけど長さだけなら今日の一番大きかった55cm。

すぐ上ではオジロワシがボクを観察中。目の前で水面から魚を鷲づかみしていきました。後ろはキツツキが賑やか。

今日は一日中氷点下。日も射さず一投ごとにガイドやリールが氷結。ファイト中もロッドを水に付けて氷を解かします。しかしラインローラーの氷は厄介。スプールにキレイに巻けない。今日の釣果数は湖での新記録。ここまでの爆釣はもうないかもしれないけどいろいろなルアーを試してみてとても面白かったです。また行こう!