やっと釣れた!

一日中ミゾレ混じりの北からの強風で極寒!こんな日に横のキャンプ場では何張りもテントが張られ焚火を楽しんでいる人がいて、よくやるよな~・・なんて言っていたらK氏いわく「氷水の中にずっと漬かって釣りをしているなんて変態じゃねぇ?」って自分ら言われてますよ・・そりゃそうだ・・3人で午後から出陣するも苦戦・・またまだボウズか・・と思っていたら一発目は大エゾウグイ。M名人をバックにいつもの構図。

何発かのウグイ、エゾウグイ(ちょっと違うのです)の後、やっと、ようやく、待ちに待ったアメマスさん。ちょっと痩せているけど安心と感激。この春も始まった感じです。

後ろの光景は雪雲で真っ白。吹雪さん来ないでね。

K氏が得意のジグでグッドコンディションをゲット!

続いてボクもハイパワーのアメマスを!嬉しい!

連発の2匹は同サイズ。きっと同じ群れだったのでしょう。風向きが少し変わり笹濁りが広がったらやっぱり釣れました。まだ湖は冷たく天気も悪かったので虫も出ていなくて魚っ気も最初の2時間は感じられず寒さと相まってモチベーションダダ下がり・・そして一匹釣れたら皆急上昇。暖かい日が続いて虫が出始めればもっと釣果は上がるでしょう。帰り道の峠は真っ白だったので慎重に帰宅。さてこれから楽しむぞ!

自然の中で・

例年より2週間ぐらい早く今日でほぼ水面の氷が無くなった湖。先日の北からの強風で南岸には流氷山脈のような氷の山ができていました。

氷水にしっかり漬かってルアーを投げる湖初釣りのM名人。腰が痛いと言っています。ボクはそんなに漬かりたくないな・・

日中は10℃以上になったので湖畔ではキタキツネも昼寝。

午後2時半、南からの強風で一面の氷があっという間に無くなりました。海明けならぬ湖明け。この時を待っていたのです。しかし半日K氏、M名人と竿を振り続けたけど魚のさの字もありませんでした。やはりまだ虫も出ていないし厳しいか・・

??・・くつろいでいた湖畔のすぐ後ろに・・鹿の体毛がいっぱい・・これってもしかして・・

バラバラになった足や背骨が転がっていました・・クマちゃんの仕業?ここはキャンプ場のすぐ脇だけどそんなの関係ないみたい。気を付けなくちゃね。

 

 

気持ち先行

湖の氷が少し解けたので出陣、あっという間にダメだと悟って敗退・・遠くに投げると氷にのっちゃうし、べた凪だし、そもそも例年待ちきれなくなって氷の間に投げたりしているけど生体反応ゼロだし、かつて一匹も釣れたことがありません。やっぱり氷のある時って釣れないんだね(涙)

湖畔の林床にはフクジュソウ、道路脇にはフキノトウ。春だ。

昔のようなカラフルな色ではなくナチュラルカラーの最新型?のテントがずらり。20年ぶりぐらいのキャンプブーム。ボクが仕事で各社のテントを売っていたころとは全く違うものばかりで知っているものは一つもありませんでした。時代は変わったねぇ・・気温は朝は氷点下、昼は5℃ほどだけど虫もいなくて焚火が楽しいし寝袋さえしっかりしていればいい夜が過ごせるでしょう。

帰路では道端の畑につがいのタンチョウヅルがいました。

ちょっと寒いのに春霞の斜里岳。もう宿前の畑の雪もすっかり解けました。例年より2週間早いかな。この分だと干ばつと土埃の嵐が心配です。

 

 

風景も釣りも

朝5時 月と斜里岳 静寂。

知床連山。これらの風景を見られただけでも早起きした甲斐がありました。さて行くか!

久しぶりの阿寒湖。暖かく天気もいいのでテントも張らずに釣ります。しかし氷が固~く厚~く、人力での穴あけで四苦八苦していると隣の紳士が電動ドリルで穴を開けてくれ感謝感激。さすがに来年はボクも買わなきゃダメそう・・そして雄阿寒岳をバックにワカサギエキスパートとなったS嬢、M名人も最初から食べごろサイズを釣りまくり!

ちっこいけどこんなの釣れました。チビサクラあるいはヒメか?

反対側には雌阿寒岳。噴煙も見えます。

阿寒湖の釣れるポイントは10メートル以上と深いので仕掛けの上げ下げに時間がかかるのと上げてくるまでに結構バレます。平日のこのコンディションでは袖針6本仕掛けで小さめのサシと針が良さそう。それでも好調で数百匹は釣れました。阿寒湖は3月末までワカサギ釣りができる予定とのこと。ちょっとしか釣れないときもあるみたいだけどシーズン後半なのに閉鎖された湖水域でこれだけ釣れるのはさすが阿寒湖でした。

氷上の休日

今日は体を休めようかと思ったけど家にいるとあれもこれもと仕事をしてしまいそう・・やっぱり別海町の尾岱沼(おだいとう)の氷平線に釣りに行こう!国道244号サーモンロードと呼ばれるこの道も今は両側が雪原。しかし今日は7℃まで上がり道路の雪もすっかり解けて一気に春が来た感じ。

現実感の無い感じの釣り場。暖かいのでテントも張らずに魚を誘います。

知床連山もいつも見ているのと反対側からなので新鮮。

海なのに氷は分厚く硬く穴あけは大変だったけど、少しだけ掘って水を入れ生け簀を作り観察。

こちらでガジと呼んでいるクネクネ、ネバネバの不人気魚。底に餌を落として待つとよく釣れちゃいます。針を外そうとしてもかたくなに口を開けないし力強いし蛇のようにクネって仕掛けがぐちゃぐちゃに・・リリースしたけどちょっと不憫なやつ・・

国後島の泊山をバックに飛ぶオジロワシ。

お隣の釣り人さんの連れてきたワンコ。ワシにちょっとだけ興味あるみたい。

3時間ほどでチカにコマイ、ガジと10匹ほど。捌くことを考えると逆にほっとした釣果。やはり広大な風景の中でゆっくり釣りをするのは最高のくつろぎでした。帰路は清里峠から。夕日と西別岳、出かけて良かった。

 

氷平線にて

7月上旬の花の季節と冬はイチオシの野付半島。ここでは水平線という言葉から氷平線という呼び名をつけ広告に使っています。そんな凍った広大な海に穴を開けて釣りをするのは最高の気分。それと今日は短時間の釣りということもあって厚着してテントも無しで始めました・・しかし擬餌針で誘っても餌をいくつも付けても撒き餌さをしても1時間まったく生命反応無し・・風景は堪能したので移動。

半島の外海側には国後島の泊山がくっきり。近いなぁ・・自由に行ける日は来るのだろうか・・

ウチの常連さんが開いた宿「のつけのつけね 」– ようこそ野付半島へ (notsuke.net) の外海側にはオジロワシが泊まっていました。この宿のHPはこういう人来て!というよりこういう宿だから承知してくれる人だけ来て!というちょっと面白いページ。でもオーナーさんは温厚ないい方でよくこんないい場所に作ったものだと感心してしまいます。

夕暮れ間近に半島を戻り、尾岱沼側の釣り場で竿を出したら・・入れ食い!さっきのところが見えるほど同じ湾内なのになんでこんなに違うの?時間とタイミングが良かったようではあるけど釣れないところではねばらないのが肝心のようです。30分で30匹ぐらい釣って終了。今日は野付半島で癒されました。やっぱりここは素晴らしい!

晴天はなにより気持ちいい

前回の女満別湖でも感じたのだけど、今年はワカサギの数が少ないのか例年のようにどこでも爆釣!ではなくなっています。水の色も茶色が強く(もともと茶色いけど)今日も朝から試し釣りをあちこち4か所も転々として釣れる場所を探しました。やはり浅いところのほうが良かったな・・

とにかく穴を開けるのが超大変!硬~い透明な氷の層が40cm以上と厚くオール手動のボクのドリルでは一穴開けるのに20分ぐらいかかり体はヘロヘロ腕パンパンに・・でもこういう氷のときに開けるコツは少しつかめた・・とりあえず一つ開けて電動ドリル持ちのM名人を待ちます。

ずっとポツ、ポツと釣れ続きましたが、ウグイ君も多数ゲット・・

大きさもワカサギと同じぐらいの小さいやつも釣れるので、適当に針を外していると「おっとウグイじゃん!」と間違えて網に入れそうになります。

受付の人も「あまり釣れていない・・」と言っていましたが、前回の3分の2ぐらいは釣れました。ワシたちも少なく少し寂しかったけど広大な湖面の上、キツツキや楽しそうな子供たちの声に癒されていい時間を過ごせました。これから釣果が上向いてくれることを願います。

 

やっぱりスゲェ~北海道!

サロマ湖への流入河川下流でチカ釣り。ほしいのはキュウリウオだったけど、あんなにいたキュウリウオはどこへ??というぐらい釣れてない、ということでチカへ。名人の電気ドリルであっという間に穴を開けて(氷の厚さは15cmぐらい)仕掛けを投入するとすぐにゲット。ここにテントを設営。強者たちは相変わらずテント無し。凄いなぁ~。

3人で2時間ほどで箱が一杯。ホント富んだ川です。捌いてみりん干しにするまでは大変だけどこれで春ぐらいまでのお客さんの分は足りそうです。

自分の髪の毛を巻き上げたS嬢(かなり笑)ハンドルを外して毛を取りました・・

穴をのぞくとチカがすぐ下にウジャウジャ!30分ぐらい魚影がほぼ消えた時があったけどその時以外擬餌針を入れて置いておくだけで次々に掛かってきます。外すのも大変になってきたので5本針を2~3本にしてカエシをつぶし外しやすくして見釣り。ほぼ暴れる前に釣れちゃうのでこういうタナが浅いときはバーブレスが快適です。ボクは50匹に一匹ぐらい釣れるキュウリウオを見て狙って誘ってポツポツ釣りました。面白い!(チカが掛からないように大きな針にカツオの小さい身を付けた餌釣り。でもチカは釣れてしまいます・・)

休日ということでテント村と言えるほどの人出。70~80人ぐらいはいたかな~これだけの皆が入れ食い。でもいつまでもウジャウジャいました。いったいどのぐらいいるのか見当もつきません。北海道凄いぜ!

 

 

 

広大な湖面で遊ぶ

毎冬恒例の女満別湖でのワカサギ釣り。湖の正式名称は網走湖ですが女満別の人は地元なので女満別湖と言うようで地元LOVE、いいですね!朝は冷えこんで氷点下15℃ほどでしたが人力のドリルで穴をあけるとたちまち汗をかきます。この穴あけはけっこう難しく特に氷が硬いとなかなかドリルの先が入っていきません。苦戦するK氏。

今回も一投目から入れ食いだ!・・と思ったらなかなか釣れません。やっとでかいのが来たかな?とおもったらウグイ君2連発・・今日のこの場所(沖合いの3メートルぐらいの深場)ではワカサギは少ない様子。1時間かけて穴あけ、テント張りまで完璧にやったのに癪だけど移動しました。

監視員のようなワシたち。おこぼれを待っています。

もしかして浅場にいるかも!?と直感して再び汗をかきつつ穴をあけ試し釣りをすると一投目から入れ食い!当たりました。浅いところにいる理由がわかればもう一段釣れるようになるのだけど・・昨年同時期は深いところにいたのでわかりません・・カレイもいっぱいいます。

再びテントを張り腰を据えて釣り始めます。名人はテント横で一服中。

釣りあげて生かしておくとフンを出すので少しでも美味しく食べるために出させます。密になると皆同じ方を向いていてこっちを見ているよう・・なんか怖い・・

何百匹釣ったか数えていませんが満足。撤収した釣り人のテントの跡にたくさんのオジロワシが集まっています。

日没時、サンピラーが出ていました。

今日は魚たちを干します。干物屋風景画となっています。

 

スノーシューを履いて湖に

雪で車で入れなくなった湖のいつもの場所へスノーシューを履き1時間ほど歩いて行ってきました。やはりどこも鹿だらけで近づく前に警戒音を発して逃げていきます。どこも鹿道だらけ。一見人間も歩きやすそうだけど実際は狭く凸凹で硬くフンだらけで気持ちよく歩けません。しかしスノーシューツアーに向けたトレーニングでもあるので汗をかきつつバランスをとりながら頑張って歩行。雪が無いときは車では10分もかからないぐらいなのに歩くと結構大変。車って凄い・・

湖岸の樹々は霧氷でとてもキレイ!被写体だらけです。湖岸も氷結し始めていてあと3日遅かったら釣りはできなかったかも。浅いところから凍るので魚が多くいる(と思われる)深場はまだ凍っていなくて釣りはほぼできました。

11時の時点で氷点下9℃。現地について薄着でクールダウンするとすぐに冷えてきます。13時ごろは氷点下3℃で風も弱く日差しもあり寒くはなかったです。

背負ってきた重いウェダーを履き、1投目でアタリがあり2投目と4投目で50cmほどのグッドコンディションのアメマス連発!ここまで来た甲斐がありました。そしてさすが冷水性の魚、水は0℃近いのによく引きました。

荷物はすべてこんな感じで木の少し高いところに吊るしておきます。キツネのやつがマーキングするのです・・・

湖岸にはマリモが打ち上げられていました。この湖でもたまに見かけます。

後ろの森で鹿はカサカサ動き、オジロワシはキャッキャッキャッキャと叫んでオオアカゲラはガンガン木を叩いて虫をほじっていて水辺はハクチョウの声で賑やか。車も人もほとんど来なくなった森と湖で動物たちはのびやかに生活しているようです。

500メートルぐらい歩きながら釣りをしたけど釣れたのは2か所だけ。でも今日の魚は皆45~50cmと大きく太っていて銀ピカ。年末の魚たちとは違うし群れもあまり移動していない感じでした。

3時に終了、また1時間歩いて暗くなりはじめたころに車に戻りました。釣果は良い型のアメマス6匹。バラさなければ10匹ぐらいは釣れていたはず。まだまだだな・・そしてさすがにアメマス釣りは終了(今度こそ本当・・)。これから氷上釣りで食べる魚を釣りまくり。湖は氷が解ける4月から楽しみたいと思います。