シーズン初・斜里岳登山

1チシマサクラ 2ブッシュ

昨日の日中開通した斜里岳登山口の清岳荘までの林道。雪の多いときに登りたくて、隣のYさんを誘い行ってきました。今シーズンの登山者は私たちが一番のようで誰もいない、足あともない、そして倒木だらけの雪の上を登って行きます。まずはチシマザクラ。こちらはシーズン最後のサクラでしょう。

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雪のない時期はもう100回ぐらいは登っているのに、場所は同じなのに目線の高さと風景がまるで違うので、「ここはどこ?」状態。ところどころパックリと口を開けるスノーブリッジにゾッとしながらひたすら雪の上を歩きます。

5アイゼン 6

途中で軽アイゼンを装着。登りはこれでズルズルいかなくなりずいぶん楽ですが、岩の上を歩くときは逆に滑らないように注意。沢が雪の下にゴウゴウと入っていっていますが流れにのまれたら山より上の天に登れるでしょう・・・

7湖 8山頂

雪でさらに斜度のきつくなった馬の背を摩周湖、屈斜路湖を見ながらヒイヒイ登り、さらに登ると山頂。空は雲が多いながら見晴らしは良く、しかし誰もいません。オホーツク海、網走まで一望。

9連山 11野付

パノラマビューは知床半島、国後島、そして野付半島は地図で見る形のそのまま見えます。根室半島もクッキリ見えました。

10家 12グリ制動

よく見ると我が家も見えます。百名山斜里岳の山頂から自宅が見えるなんて結構な贅沢。カメラをズームいっぱいにするとちゃんとわかるように写っていました。そして帰りは靴で滑り降りるグリセイドー。馬の背の急斜面はちょっと怖いけどちょうどいい斜度。このまま旧道を駆けるように降りました。今回は時間的に新道コースは行きませんでしたが尾根沿いは雪は無く谷筋はまだまだ残雪、という感じでした。とても危険なスノーブリッジがもっと数多く発達するのはこれから2~3週間ではないかとボクは予想していますが、この同じ時期に行ったことのある人以外はしばらくは待っていたほうがいいでしょう。

 

より使いやすく

スロープ前 スロープ後

大小混ざった砂利を最初はしっかり固めても、時が経つと大きな石がだんだん浮いてきて、特にカーポートの敷石が周りが浮き、バイクのUターンの時などの不安材料でした。そこでちょっとの幅だけどスロープを作成。材料はもう何年も前にもらった廃材で薪にしようと思っていたもの。ちょっと腐っているものもあったけど、2シーズンぐらいは持つでしょう。今日は暑く汗だくになったのですが、逆に暑いのと風があったので最近出てきたいやらしいブヨにも邪魔されることなくできました。このあとさっそくバイクを出して20キロぐらい走ってきたけど、爽やかでいい季節ですよ~