自作の竿はこんな感じ。ガイドの代わりは浮きを留めるゴム管です。
月別: 2016年1月
チカ・コマイ能取湖2016初釣り
能取湖へ。今日は寒い!この時にマイナス13℃。北見はマイナス20℃まで下がりました。外で仕掛けをいじっているとたちまち手がシバレちゃいます(北海道弁)。
沖の氷上をズームするとアザラシ君たちが毎度のように休息中。でもこっち来ないでね・・魚いなくなるから・・よく見ると流氷ならぬ海氷蜃気楼が出ています。
昨日自作した穴釣り用の竿で初釣果。チカはやはりでかくて先週のワカサギの倍の大きさ、4倍の重さで釣り応えあり。竿はアクリル(プラスチック)の板と木で作り、それなりに使えたけど、今回の作品では小さなアタリの出方がイマイチで釣具としてそれなりの値段で売っている竿ほうが上でした。誰か、穂先が極めて小さい力でもよ~く曲がり、しかし折れなくて反発力のあるいい素材って知りませんか?市販品はグラスファイバーを削って作ってあるみたいだけど、なんかこう「オッ!こんなもんでいいんだ!」みたいな物が利用できれば面白いんだけどなぁ~・・イヤしかし網走湖や能取湖は浅いからリールも要らないし指でアワセて、手でたぐったほうがよく掛かるし手返しも早くて数を釣れるし、そうすると小さなアタリがわかれば竿じゃなくたっていいんだなぁ・・・固定観念を外して考えてみよう・・なんてブツブツ言っていると・・
M名人が主目的のコマイをようやくゲット。実はここまで2時間、最初の場所は浅いし釣れないしであっちこっちと場所を何度も替えようやく釣れる場所を見つけました。教訓・「能取湖、釣れない場所では粘らない」
オオッ来たっ!・・・カジカじゃん・・・でもお汁にすると美味しいのでいただきました。
チカは釣れ過ぎるので途中からコマイに専念。釣果は2人でコマイ30匹、チカ60匹ほど。今回の収穫は、コマイは昼間でも釣れる、ということでした。ただアタリは極めて小さく、穴の下を見ているとエサの前を素通りすることも多々あり食休み中という雰囲気でした。それでも釣るには美味しいデザートをちょっとかじってもらう、っていう感じで誘うことでしょうか。そしてこのビク、深さ40㌢ぐらいあるのに満タンで入りません。さすが能取湖、よく釣れる上、穴の下の魚が食いついたりなかなか食わないのを見ながら釣るのは最高に楽しい!足先の寒さ対策をしてまた来よう!
やはり藻琴山
宇宙一釣れる!?
M名人の新型テントと電動穴あけドリル、自作の竿などの新兵器と私も自作した(といっても薪にする板をネジ止めしただけ)竿台など釣り前からの楽しみにしていた網走湖のワカサギ釣り。駐車場で会った釧路からのベテランに「あっちがいいよ」と教えられて皆さんと離れて、あっという間に開けた穴に仕掛けを投入。暖かいテントの中で、
いきなりこんな鈴なりです。しかし鈴なりに掛けると外すのが大変・・一匹づつ釣るのが手返しよく釣りができます。午前中から午後暗くなる前の撤収までずぅ~と入れ食いでした。M名人は宇宙一釣れると言っていますが今の網走湖では本当です。ただ数を釣るのに秘訣はあって、柔らか~い竿を使って竿先でアタリを取るか、垂れ下がった糸のほんのわずかな上下左右、沈まない、止まったなどの動きでアタリを取る、そしてアワせる(ピッと引いて針を口に掛ける)こと。これができれば、
こんな感じです。釣果は2人で3.5キロ。数は200か300かもうよくわかりません・・これから甘露煮を作って宿でお出しします。お楽しみに。
オホーツクの森と清流
年末年始
再び藻琴山へ。この日は稜線沿いが風が強く氷点下10℃。でも風にあたらず、陽射しを受ければ意外に寒くありません。
このぐらい気温が下がると雪印がそのまま降ってきます。
この年末は天気にも恵まれ(しかし雪が少ない・・)宿からみる夕映えの斜里岳は「美」です。
大晦日、23時40分ごろ宿を出て来運神社へ初詣。歩いているときに明けましておめでとう。
元日は恒例の近隣ツアー。オオワシと斜里岳が良い構図。
反対側はワシのなる木。今年はオオワシ、オジロワシはちょっと少なくて100羽ぐらい。やっぱり留まりやすい樹は決まっているようです。
正月休みの道の駅パパスランドでも足湯だけは利用できて暖まりました。ここでスープなど温かいものの昼食。
2日のツアーは天気もイマイチなのと雪が少ないのでスノーシューハイキングはあきらめ標津町方面へ。まずはメロディーロード。ちょっと雪が積もっていたけどちゃんと「知床旅情」聞こえました。
そしてサーモン科学館へ。釣り師のM名人と群馬H氏は子供のようにイトウにかじりついています。それとチョウザメの指パクパク体験も爆笑。職員のNさんが見せてくれた大型チョウザメ腕パックリには驚愕!ここは面白い!皆んな大満足でサケがいないときでもオススメです。(特に魚好きには必見)
旧川北駅で鉄ちゃん気分を味わい、
ラーメン屋さんで得た情報から野付半島へ行くとトドの死体をキツネが独占。カラスがちょっかい、オオワシはジッと待つ、という構図の北海道の野生が見られました。トドは肋骨がすっかり出ていますがまだまだ動物たちの恵みになりそう。
ここにいた何匹かのキツネは丸々していてタヌキのよう。夏のガリガリ君とは別の生き物のようです。
野付半島の夕映え。凍った海面、島のように浮かぶドドワラやナラワラ。ここでしか、この季節にしか見られない風景。こんな絶景なのにあまり有名でないところが野付半島の良さかもしれません。オススメです。