知床 野生と絶景

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晩秋の知床へ行ってきました。
いきなり道路脇の河原に兄弟?ヒグマがサケをくわえていました。もうホッチャレ(死ぬ手前のよれよれのやつ)のようなサケでもやっと獲ったのでしょう。

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カムイワッカの滝は紅葉の中。そしていつもの10円玉磨き。強酸性のこの川につけてちょっとこするとみるみるピカピカに!

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そしてようやくヒグマ出没の少なくなった知床五湖へ。ヒヤッとする空気のなか、約1時間の地上歩道は人も少なくいいものです。ここの紅葉はポツーンとときおりある真っ赤なカエデやウルシなどが湖面に写るのがとってもきれい。
その後ろには冠雪した知床連山がひかえるという素晴らしい風景。

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歩道のあちこちにはどんぐり。豊作のようです。
今日も知床は絶景の中、ヒグマ、エゾシカ、キタキツネ、エゾリス、キツツキや多くの野鳥達、サケが出迎えてくれました。
やはりここはスゴイところだ。

冬へ

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昨日の夕映え。山の色も日差しも秋本番です。
そして夕方より曇り、今日の昼間に山が現れると

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初冠雪です!
ついに今年も来たなっ、という感じで、空にはときどき白鳥達がV字編隊を組んで北からやってきます。
そろそろ薪割りしなくちゃな・・とその前にも色々遊ぶ用事もあったっけ。

今シーズン最後のハーレー・・でしょう

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寒さも続くようになり秋半ばの北海道もツーリングシーズン終盤です。
たぶん今シーズン最後のライダーさんが来られました。
バイクはハーレー、ショベルヘッド。約30年前のモデルでギヤがタンク横のレバーになっており、自動車のマニュアル車のよう。でも音はやっぱりハーレー、しびれちゃいます。今は本州でいうと真冬と同じぐらいの気温だけどまだもう少しバイクに乗れる時間がありそうです。(ボクはこっちでは真冬は乗らないので・・)

くるっと一周

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久しぶりにバイクで知床半島一周をしてきました。
もう秋なのに今日は夏のように標津、羅臼側は曇り、秋の風と相まって肌寒さを感じるようになりました。
ここはいつも停まる道々1145号の忠類川の橋の上。登ってみたい山々が望め、水の中を見るとサケが泳ぎ、周りの木にはオジロワシなどが留まっていて、川を過ぎると5キロほど直線が続きます。
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1145号を海の方へ曲がるとこのような看板が。いまだにゴミが散乱しているのをみると「あ~あ」と思うけど笑える注意喚起の看板は効果もある気がします。

十勝岳~美瑛岳

秋の宿の休みは登山day。
今回は十勝岳から美瑛岳を回るコースを歩いてきました。
夜、望岳台へ着き、月夜の下の広大な風景に感動し、日の出とともにお茶を沸かしてから出発。
石と岩のごろつくちょっと歩きづらい道をずっと登っていきます。Photo
青空と日蔭のコントラストが強すぎて写真がうまくとれませんが、十勝岳からの風景は内陸の広大さと周りの山々の素晴らしさ、そして植物が少なく見晴らしの良さが特徴のようです。このブログには載せていないけどもちろん噴煙を上げる噴火口も見事!

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何カ所からもわき上がる噴煙や硫黄などの酸で鉄の杭は解けている状態です。

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荒涼と言うしかない風景の中をひたすた登り山頂着。だんだん雲がトムラウシ方面よりわいてきました。

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これから向かう美瑛岳。どうかお天気もってちょうだい・・

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雌阿寒岳を巨大にしたようなこの光景は月面・・?と言われても皆疑わないでしょう。

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美瑛岳に近づくとだんだんと樹木や草が多くなってきます。
今年のここの紅葉は今がピークでしょう。

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山頂でゆっくり休んで下界へ向かうと途中白い実があちこちに・・なんの実だっけ・?

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昨年通行止めだったらしいこの函状の枯沢には溶接して作った鉄の梯子が掛けてありました。国立公園だとここまで整備してくれるんだぁ・・羨ましい(道立公園の斜里岳、北海道さん、なんとかしてください)

今回も行ってよかった!!
火山のあの光景、風景、そしてスケールは感動します。
やっぱり登山は晴れの日に限る!!
来年はどこに行こうかな。

最後のはまなす

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知床、藻琴山、西別岳、摩周湖、野付半島、網走監獄、能取岬、釧路湿原・・と、ウチの親父の知人一行様を案内してきました。
熊、鹿、キタキツネ、エゾリス、シマリス、オジロワシ、タンチョウ鶴などと会い、雄大な山々からの眺め、海、森、湖、湿原、牧場、畑と連日満喫。やはり北海道はいいところです。この写真は野付半島に咲いていたハマナス。きっとそろそろ最後の開花でしょう。
ちなみに野付半島はかなりいいところです。ネイチャーツアーもやっているし、ネイチャーセンターの食堂もシマエビ定食とかホタテバーガーとか美味しいものも多くおすすめです。

大きな黒いおしり

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これぞ知床!フレぺの滝を散策していると25メートルほど横に黒い大きな物体が・・!?ホントは真っ先に熊撃退スプレーを出さねばならないところですが、すぐに去っていったので、ついカメラを構えてしまった、そんな雰囲気のヒグマでした。
いつも会うと思うのですが、怖いとか恐ろしいというより人間との間が不思議な空間、というかヒグマという大きな動物からオーラが出ているように感じます。これがもっと至近距離で親子熊だったり、オスの大物だったならそんな悠長なこと言っていられないんだろうけど・・

耳についていたタグの色をレンジャーに伝えると雌の成獣とのこと。いつものやつなんですね・・・

ライダーさんもそろそろ終盤へ

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今日は3台来てくれたライダーさん。ついに3日ほど前から急に寒くなってきたので本州からのツーリングライダーさんのシーズンも終盤になるかもしれません。でも私ら宿のオヤジライダーの季節はこれから。まだまだ乗りますよ!

最盛期へ

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いまごろになってこの場所でカラフトマスが釣れるのは珍しいかもしれません。そしてサケも何匹か釣り、この日はイクラ用にメスを一匹持って帰りました。ようやくサケ釣りの最盛期、宿でイクラを出せる日も多くなりそうです。

夕焼けの影

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「すごい不思議な夕焼けですよ~!」とバイトのAちゃんが言って来たので外に出ると真っ赤な夕焼けにV字型の影が・?隣りのYさんが「あれは雲の影だぁ」と教えてくれて納得。赤さも凄かったけど形も珍しいオホーツクの夕焼けでした。