シーズンイン北海道の釣り

201105

今年も淡水魚の釣りの季節がやってきました。まずは西別川へ。この川は釣り師には有名な川ですが、釣り師以外の方にもきれいな川を見たいという方には北海道の中でも特におすすめできる屈指の川。摩周湖からの湧水に梅花藻が揺らめく上流部はあまり釣れなくてもそこにいるだけで幸せな気分になれる川です。首都圏でいうと日光の湯川をさらにきれいな水にして周りが森になったという感じの川と言えば想像がつくでしょうか。

ペンキ仕事・部屋

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以前から塗らなきゃ塗らなきゃと思っていた客室の3号室の壁をようやく塗りました。宿の壁は下地材でもある石膏ボードのままのため少しでも濡れるとシミになってしまうのです。塗料はアサヒペン水性インテリアカラーのライトベージュ色。最近の塗料はよくできていて仕上がりもなかなか。水性のため匂いも全くしません。建設当時は漆喰や珪藻土などにするつもりでしたが、コスト的、また見た目にもボクにはこれで必要十分だと思いました。毎年少しづつしか進みませんが着実に宿も進化していくつもりです。体験談などもお話いたしますのでDIYに興味のある方も是非泊まりにおいでください。

急斜面は怖いっす・・

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以前から行きたかった知床峠から羅臼岳の南西ルンゼルートに行ってきました。

下からみると斜面というより雪の壁という感じのこのルート、この急斜面下まで1時間歩き、見上げるとそれほど急斜面に見えません・・でも無理せずスキーをデポし上を目指してアイゼンとピッケルを準備。雪はくされ雪という状態ですがつま先を蹴り込んでいくと順調に登れました。・・しかしふと下を見ると・・かなりの急斜面ではありませんか!・・それも雪渓の終わりは緩斜面ではなくいきなり岩やハイマツ帯・・

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このぐらいの斜度です・・・滑落したら山頂ではなく天国へ登れるでしょう。正直怖いっす・・

しかしまさに絶景!

Photo 霧氷のついた岩越しに見える国後島

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知床峠を挟んで知西別岳、天頂山、もちろん両脇はオホーツクと太平洋。

峠の開通時間の関係で山頂へ行く時間は無かったけど(スキーがうまければ往復可)自分にとってはとても楽しめ、冷や汗もかいた素晴らしい登山でした。でもこの急斜面を颯爽と降りてきた羅臼の登山ガイドI氏はさすが!

花と恵みの季節はじまる

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北海道の山菜一番人気ギョウジャニンニク。強烈な匂いの分だけとてもおいしいこの山菜はこれからがシーズン。見つけた時はうれしいことこの上ないですが、熊さんにも注意。そして猛毒のスズランやバイケイソウにもよく似ているのでご注意ください。

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花もシーズンの始まり。これはエゾエンゴサク。小さく可憐な花で群落を作る早春の花。これからあちこちの花を見るのが楽しみです。

今年度のライダー1号さん

Photo 真冬のライダーさんもいますが、今シーズンのライダー一号さんが来られました。遠くからもわかる独特の爆音のハーレー。あの音を聞くと一度はオーナーになってみたくなるバイク。ここまでGWは寒くて雨でつらいツーリングとなっていますが後半の天気に期待したいです。今年もライダーさん旅人さんよろしくお願いします。ボクもすでに鉄道、カヌー、バイクと楽しんでいますがさらにあちこち出かけようとおもいます。

道の駅 充実へ

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明後日から開店予定の道の駅さっつるパパスのパンの店、komugi。その横にあるのはピザ用の石窯。地元の建設会社さんが改良に改良を重ねたモダンな窯です。この窯が本格稼働するのはまだしばらくかかりそうですが、この窯が一つのシンボルとなっておいしいパン屋さんと共にパパスランド全体を盛り上げていきたいと思います。

裏摩周開通

1104 裏摩周展望台への道も開通しました。正式には明日からなのに夕方行ったら開いていたのでほぼ一番乗りでしょう。神の子池も開通済み。まだ両場所とも道路脇には雪も残っていますが観光シーズンの始まりを感じました。

北海道の標識を楽しむ

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この案内標識の一番下に「西春別駅前」とありますが、1989年に廃線になった標津線の駅です。また道路を走っているとなんか横の森の中に鉄道が敷かれていたと思われる小道のようなところもあって昔を偲ぶ楽しさがあります。

別寒辺牛を下る

11 久し振りの別寒辺牛湿原のカヌー下り。ここの自然はほとんど原始に近く手つかずで人も少ない野鳥の楽園です。釣りもしながら下ったけど釣れたのはカラス貝2つ・・・でもやっぱり湿原の川下りは平和で楽しく、非日常の楽しさです。

パン屋の看板できました

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一部の方はご存知なのですが、宿の横にパン工房を作り(ほぼ完成)、GWから清里町内の道の駅「パパスさっつる」で販売します。店の名は「komugi」。でもボクは経営のほうで、店長兼職人は京都からの移住者のYさん夫婦。開店したらちゃんとご紹介しますが、この二人は美味しいものへの探求心が極めて旺盛で、作る料理も絶品、そして清里産、北海道産の小麦を使って香り高い見事なハード系のパンを焼きます。そしてそれが素晴らしく美味しかったので「パン屋さんやらない?」と誘ったの事の始まり。それにこの周辺にはこういったハード系のパン屋さんが無いので何よりも一番嬉しいのは自分かもしれません。店の中はHPのトップページの写真、このブログの写真は看板です。店内の古材を使った棚やオホーツクでは見たことも無いようなデザインの看板ともこの素晴らしいセンスはもちろんボクオリジナル、なわけはなく、富良野のデザイナーさん(北の国から、の五郎さんの”拾っていた家”を作った方)の作品。さすがプロ!材料の古材はゴミとなる予定のものをもらってきたので、”もらってきた店”とでもいいましょうか。GW、是非道の駅に行ってみてください。(たぶんオープンしていると思うけどやっていなかったら開店が間に合わなかった、ということで・・)