今年は凍らず?

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連日晴天ツアーですっかり顔だけ日焼けしてしまい美白?とは程遠い顔面になっていますが、この日は裏摩周へ。ここの風景はホント雄大で、この日は流氷のオホーツク海と遠くに根室海峡の流氷まで見えました。また摩周湖は今年は凍るか微妙なところですが今のところまだの様子。あの山、この山色々見えますがスノーシューでどれも登って見たい山ばかりです。

成長したヒゲと、これもしぶき氷か?

Photo_3 やはり風の影響でフレペの滝もヒゲ状の氷を結構成長させて、たくましくなりました。(別名、乙女の涙なのにヒゲか・・)

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滝の上周辺の枯れ草の茎も滝からのしぶきで凍り付いてあちこちアイスキャンディー状態。地中を通ってきた比較的暖かい水が急に外の冷気の風にさらされてできる一つの芸術です。

風景画除雪隊!?

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日曜日は今年一番の猛吹雪でツアーに行けずとても残念でしたが、代わりに猛吹雪内除雪体験をしてもらいました。いや、させてしまいました・・すまないやら、ありがたいやら、面白いやら。皆さん汗だくになって、しかし顔面は冷え冷えで重労働ありがとうございました。

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次の日、今回の天候の影響で出来上がった流氷山脈。波の力は凄いものです。

網走で遊ぶ

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Photo_3 監獄以外にも実はいいところ満載の網走。網走湖でワカサギ釣りをしようと湖の流れ出しを見ると例年どおりゴマフアザラシが寝そべっています。あんまりにもだらけて寝ていたので、ちょっと声をかけるとこっちを向いてくれました。起こしてゴメンね。そして釣り。今年はとても魚が少ないようで3時間がんばってようやく50匹ほど。でもこのようにたまにとてもよく引くウグイやカレイがかかってきて網走湖の豊かさを実感。帰りには能取岬周辺も散策してよく遊んだ一日でした。

工房建設中

Photo 宿の横に建設中の小さな建物、実はパンを焼く工房にする予定です。焼くのはボクではなく、移住者のYさんとウチの女将・?。Yさんは清里産と北海道産の小麦を使い見事なハード系のパンを焼きます。ボクの個人的なイチオシはフランスパンで、「フランス人はこういうパンを毎日食べているんだ」というもので、まさに毎日食べられるパン。大手メーカーのフランスパンしか知らなかったボクにとって「フランスパンなんて味の無い食べづらいパン、という固定観念を一気に払拭しました」いい材料をたっぷり使っている手作りなので決して安くはありませんが、小麦畑の前で地元の小麦を使ったハード系の美味しいパンが食べられる日が夏前までにはやってきそうです。

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かなり多くの方に何年も前から「誰か町おこしも兼ねてパン屋さんかカフェやってくれないかなぁ~」とつぶやいてきましたが、こういうことは結局自分でやるしかないな、と一念発起し、ちょうどバッチリのタイミングで職人さんも来てくれることになり、第一弾としてパン工房を考えました。田舎はどこも普通の就職は無いけど自分の職を自分で作ることなら可能性は大だと考えています。そんなようなことをお考えでしたらいろいろとアドバイスいたしますので、是非宿へ泊まりにきてくださいね。

裏山ブリザード

Photo_5 連日ツアーで楽しんでいますが、昨日は一昨日に近くのエトンビ山登頂に挑戦するも8合目で雪で断念したため関西から来たNさんと再び挑戦。途中から風の音がひどくなってきて、こりゃ上はそうとう吹いているな、と覚悟し、斜面からその稜線に出たとたん吹き飛ばされそうな地吹雪。「♪ブリザード~ブリザード♪」なんて歌っている場合ではなく、ときおりしゃがんで突風をやり過ごし、なんとか山頂にたどりつき写真をすばやく撮って直ちに下山。稜線から下がるとほとんど無風という不思議な状態の中下っていきましたが、山から畑にでるとまたしてもブリザードが・・でも直線の終点に停めた車に向かうこの写真はなんか北海道らしくて気に入りました。もちろん無事帰着です。Photo_6

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極上の風景

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候と流氷の状態がピタリとマッチした日はそう多くないのですが、この日のツアーはまさにそんな日に当たりました。大型のキツツキであるヤマゲラを見ながら知床の原生林を抜け、断崖絶壁の上から見下ろす流氷は開氷面も見えて海と氷のコントラストが素晴らしく、陸を見ると知床連山が先端部に近い知床岳まではっきりと見える眺望。風景が大きすぎてカメラに収まりきれない迫力です。また大氷原をバックに鹿たちが草を食む風景も知床ならでは。この日は時間があったため、ちょっと食事を遅らせて流氷原に沈む夕陽まで堪能。最後まで最高の時をすごせたツアーでした。 

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青空と流氷原

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ここは知床。原生林を抜け、鹿や鳥達の居所におじゃまして人気の無い断崖絶壁の上から見る水平線(氷平線・?)の彼方まで続く流氷原は、疲れていても、嫁とケンカしていても、すべてがリセットできてしまう、そんな魅力があります。今年は今のところ大方の予想に反して流氷が安定して接岸している状況。まだ見たことの無い方、今年はまだの方、必見です。(モデルは元ヘルパーのカブちゃん)

ダストを見ながら朝食を

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このところの冷え込みでダイヤモンドダストが出現。こちらの人は「ダスト」と呼ぶ人も多い低温の象徴です。この写真は朝食時に窓からとったもの。晴天で冷え込んだ朝、ダイヤモンドダストとサンピラーを見ながらの朝食、なんてどうでしょう。

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神の子池スノーシューツアーで見つけたしぶきの氷による偶然の芸術。すぐ近くに飛んでいたカワガラスを透明にしたようです。このときは昼でも氷点下10℃。でも風が無くて、30分も雪の上で昼食をとれました。神の子池周辺のスノーシューハイクはやっぱりとても楽しいです。

斜里岳山麓 敗退・・・

Photo スノーシューの新コース開拓のため、知床半島基部を横断する根北峠から斜里岳の稜線上の最初のピークを目指して出発・・しかし・・膝まで埋まる積雪のラッセルに大汗、息切れ、ボクの根性は1時間半で終わりました。ここはやはり雪の締まった3月からがいいようです。しかし今日は2週間ぶりの晴天。疲れの残る足を引きずって流氷ビッシリの冬の風景を求めて知床へ。

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夕映えの流氷を撮ろうといい場所を探していると、知床の付け根の日の出漁港周辺の開氷面から蒸気が上がっていてとても不思議な光景。海面のほとんどが氷結し波の打ち寄せない防波堤の高いところから見渡すと素晴らしい風景でした。今日は斜里岳は敗退したけど、流氷は大満足。あまりの美しさに日没までじっと見とれていました。