再び、はあるのか?

ダメもとの気持ちでいい思いをした先週が忘れられず、もしかしたらまた釣れるんじゃないかという都合のいい期待で知床K氏、M名人の釣りキチ2人と再び屈斜路湖へ行ってしまいました。でも釣り始めてしばらく釣れないと「今日は8℃もあり、人に優しい日は魚には厳しいんじゃないか」という言い訳を口にしたりしてボウズだったときの理由を用意しておきます。

フライをしつこく流れ込みの流れにのせるとアタリが⁉‥引かない・・と思ったらやっぱりウグイ君。30センチぐらいありました。

ルアーで初めてまもなく43センチのひれピンニジをゲット。掛ったのはすぐ手前。何度も跳ねて”これぞレインボーという引きをしてくれました。幸先のいいスタートだっ!とおもいきやこの後は皆さっぱり・・たぶん魚はいるけど、ものすごくスレているのでしょう。オオワシやハクチョウやカモ類も飛んでたりと、ここの環境は抜群だけど釣りのほうの難しさも抜群。湖って2~3回に一匹ぐらい釣れるからやっぱり通ってしまう中毒性のある釣り場ですね。

 

油汚れと格闘

今日は厨房のテンガイ(換気扇の回り)の大掃除。2年に一度ぐらいやるのですが、揚げ物をほとんどやらないウチですらかなりの油汚れ。古くなり捨てずにとっておいたスポンジと鉄の金たわしに洗剤を付けてでステンレスにこびりついた油を浮かせ、雑巾で拭き取っていきます。ステンレスを折り返してある部分は木の棒でへらを作りこそぎ取ります。最後に換気扇の掃除。たっぷり一日かかりました。それでもピカピカになったテンガイを見るのは気持ちのいいもの。これで料理作りもやる気が出るのです!

氷結

網走湖の湖畔を通るともう乗っても大丈夫なぐらい結氷していました。(でもまだ乗らないでね)この湖は淡水化の工事もあり表層はかなり淡水に近い状態で、水深も浅いので冷えて凍るのが早いのです。気温だけだとよっぽど寒い摩周湖はたまにしか凍らないので結氷する条件は気温だけじゃないのがわかります。

網走のスーパーで見つけた「美味しい」という噂の缶酎ハイ。コカ・コーラ初の酎ハイのようですが、最近の果汁入りの缶酎ハイはホント、果汁の味が良く出ていて美味しい!今日のような寒い日は暖かい部屋でこんな美味しいもので乾杯です。

ダメもとと思えば

今日は快晴!連日の屋内仕事だったので、いてもたってもいられず、とにかくどこか行こう、藻琴山に登るか、しかしもう昼過ぎだし・・ということで仕舞いこんだ道具を引っ張り出しやはり湖へ。ロッドのガイド、ライン、ウェダー、ネットなど水がついてたものはたちまち凍り付き、氷結した川の下から流れてくる水には芯から冷え、モチベーションも下がり、今日もボウズだな・・と無心で投げていると根がかり・?リールを巻くとグゥワンという引き・・重い!デカい!ドラッグを調整しながらバーブレスのフックが外れないように慎重にしばらくやり取りしネットイン。やったぁ~!!

最高のプロポーションのオスの弾丸ニジ58センチ。このあとも45センチのニジをゲットして久しぶりの満足の釣行。寒いからもう終わり、とこの時期いつも思うけどこんなことがたまにあるのでなかなかシーズンは終わらないのです・・今度暖かい日はいつだろう・・

ご当地ナンバーへ

町役場からもらってきた2020年から始まる知床ナンバーの宣伝ステッカー。次の車からはこのナンバーになるとおもいます。(絵はいらないかなぁ・・)今の北見ナンバーよりはずっと名前の知れている知床。一部の地元の人からは「知床ナンバーなんて田舎くさくて恥ずかしいから嫌だ」という意見も出たそうで、わ~い知床だぁ~!と喜んでいる私たちには「へぇ~地元で生まれ育った人はそう考える人もいるんだー」と多様性の勉強になりました。

今日は昼間も氷点下。でもうっすら積もった雪はすでに解けてほとんどありません。年末までに積もるかなぁ・・風も弱く気持ちよかったのと、そろそろ冬のツアーに向けて体力回復させなきゃというおもいで家の周りの5キロの散歩コースを歩いてきました。顔は寒く、しかし体は暖かく気持ちのいいものでしたよ。

サケとば製作

一晩かけて解凍→ぬめりを丁寧に取りながら3枚おろし→粗塩を塗り込み→2時間おいて水で塩抜き→干す→切り込みを入れてさらに干す→細かくハサミで切る という、かな~り手間のかかるサケとば作りですが、あの美味しさのためにはがんばります!今年は早い時期にサケを釣ったのでイクラや白子に栄養があまりいっていなくて身のほうが脂がのっていてかなり美味しそう。そのまま焼いて食べたい感じです。(トバには脂分が多いのは水分が抜けづらく冷凍焼けもしやすい難しさがある)

ハラスも塩をして塩抜きし、3日間ぐらい干します。

カマも同様に。美味しそう!明後日食べよう!

アラもかなり出ました。あら汁って美味いんだよなぁ~

15時から始めて干したのが21時。風は弱まったけど氷点下10℃まで冷えています。干す、というよりすぐにカチカチになりそう。でも凍って少し解けてを繰り返し熟成されてうまみが出るのです。サケとばは今の時期なら3週間ぐらいはかかるので年末には恒例の「ハサミで切ってもらっって食べ放題」ができそうです。

北国の物語は・・

熱源 川越宗一 文藝春秋

北海道や樺太、国後、択捉などの北国の物語ってホント暗い・・差別、貧困、疫病、極寒などテーマはだいたい決まっている。この小説もフィクションではあるけど史実を元にしているため、今まで読んできた本により気持ちが重くなっているのにさらに重りを載せられた感じた。戦争により樺太はロシアになったり日本になったりしたため先住民はひどく翻弄され、理不尽な扱いを受けたことは事実だ。教科書では習わないけど(あえて教えない)このことは知らねばならないと思う。「文明」ってなんだろう?そこの地域で完結できる持続可能な生活をしていた先住民こそが一番の文明人だったのではないか?と考えさせられる。また北方民族博物館に行きたくなった。

氷の季節へ

昨日は暖かったので(といっても5℃ぐらい)屈斜路湖へ行ってみました。ウェダーを履き、膝ぐらいまで水の中に入っていると湖の北岸、南岸で水温がかなり違うのがわかります。また大きな湖では水温が下がるのは気温が下がってからしばらく時間がかかるので今は思ったより冷たくありません。晩秋は気温が低く水温が高い、初春は気温が高く水温が低いという感じです。しかし流入する小河川は気温の低下でたちまち冷えて両岸や中洲から凍結していきます。

湖岸ではしぶき氷が付き始めていました。12月の北海道なのに最盛期と同じぐらい釣り人が多いのには感心?呆れ?だけど釣果のほうはさっぱり・・でもきれいな氷やオオワシやキツネや鹿たちが見られただけでも良しとしますか・・