夕方、太陽を見るとサンピラー(太陽柱~光が縦に伸びているように見える現象)が出現。(写真では良く見えませんが)冬が来たなと感じる光景。気温は氷点下7℃ほどでしたが無風で日差しがあるのでそれほど寒く感じません。
少し雲のかかった斜里岳も紫色に。でもこれでも16時前の写真。あとひと月ほどはとても早い日没です。
雪の日の今日は設計ミスだったスリッパ入れを修正。実寸したスリッパが小柄のものだったので少し大きいスリッパに換えたときにうまく入らなくなり、お客さんに手間をかけてしまっていたのです。
対策は背板を一枚加えて前方に「ふかし」ました。「ふかす」とはたぶん建築用語で幅を増やすとかせり出すこと。建築作業員時代によく職人さんに「そこふかしとけ!」と言われて「??」となったものです。板一枚加えるだけですが、材料を買ってきて電動工具で切断、紙やすりでざっとバリをとり塗装をし乾燥、元の板に接着、ビス止め、壁と平行に取り付けるため下部にもスペーサーを付けて壁に取り付けで完成。
これでこの大き目のスリッパ(実はニトリ)でもつま先が壁に当たることなく入れることができるようになりました。スリッパは定期的に換えていますが、すぐに壊れたり汚れたりとコスト的にもなかなかいいものがありません。来年は使い捨てスリッパにしようかなぁ・?しかしそれも宿の方向性とはなんか違うしエコじゃないしなぁ・?たかがスリッパ、されどスリッパ・・悩みは続くのでした。
宿改装中の今日、当宿の元ヘルパーカブちゃんがやってきました。年齢不詳の彼女は7年前、50㏄のカブで神奈川よりやってきてこちらで就職、今も天然ぶりは健在で会社員としてまた奥さんとして活躍。北海道で楽しく生きている一人です。
改装は玄関周りの内壁の塗装。置物を片付け、スイッチやスリッパ棚を取り外し、壁の穴をパテ埋めしてホコリやクモの巣をきれいに取ってからマスキング。(塗料がつかないようにテープを貼ったり、ビニールで窓を覆ったり)この時期は16時には暗くなり電灯だけでは細かいところが見えないので投光器で照らしながら作業を進めます。出入りするドアのマスキングを残して今日は終了。明日中になんとか2度塗りしてここは終わらせ明後日はできれば釣りに行きたいところです。
この秋のイトウはまだ1匹も釣れていません。今日、明日は季節外れの暖かさとの予報で急きょ遠征。川が凍っていないことを願って北へ。ここは夏、ライダーの聖地であるエサヌカ線。前日の雪で地平線まで真っ白。走れるのも今年はあと数日でしょう。
道北の空は移ろいが激しく、日が差したり雨がパラついたり。しかし11月初旬より暖かく我慢の釣りではなかったです。
1日半、魚を探し(しかし一匹も見なかった)ひたすら竿を振り続けてボクは35センチほどのアメマス一匹・・・
M名人は帰り間際にねばって渾身の一匹。さすがです。
今回もお世話になったトシカの宿さんのコハル。まったくひょうきんなかわいいやつです。ボクは結局この秋は丸坊主で、多くのイトウはいつもの場所周辺ではなくどこか違う場所にいるような感じでした。海か?中流か?自然を読むのは難しいですが、一匹の大物を追う旅はいいものです。
今日は真冬日だけど晴れ。空気が澄んでいて気持ちいい!
しかし知床方面はいつものようにどんよりと雪が舞ったり曇ったりしているよう。そして製作中の干しておいたサケとばを見ると・・・
網が大きく破かれてサケが半分無くなっている!!・・・3匹分、およそ60人分のサケトバがぁ~(泣)・・・周りには食べ残しも全く無い?しかも猫がどこからか来ている・・?網の高さは2メートル以上はある・・イイズナがロープを伝ってきたのか?いや、それにしては網の破け方が大きいしサケがキレイに無くなりすぎている・・やはりカラスが持ち去ったのか・・そして網から落としたときのかけらや食べ残しを猫が食べに来ていたのか・・しかしここまでやられると悔しさよりも見事とたたえたくなる。が、許さんぞ!犯人め!(犯鳥か・犯猫か・・犯イタチか!?)
残った鮭と無事だった方の網の半乾きのサケの半身にカッターで切れ目を入れてさらに干します。あと一週間ほどで完成。今年はちょっと塩分控えめ、そして量も控えめ(涙)となりそうです。