こんな天気のいい日は出かけたいけど物置の片付けとスノーシューの準備です。
風除室も掃除し、除雪道具とスノーシューをスタンバイ。薪ストーブの焚き付けようの建材の余りを手斧で割って一息つくとついに冬が来たなと感じます。
いつものオオワシたちの川沿いへ・・!?例年100羽以上はいるのに今年は数羽しかいません。もしかして川にサケが上がっていないのか・?これは調べてみる必要がありそうです。
今日は暖かくなる!との予報で釣り竿を持って屈斜路湖へ。12月中旬に行くのは初めてです。アメマスはどんなに寒くても釣れるけど、人間が寒くて釣りにならないかな・・そして一昨日の雪で近郊の道路はこんな圧雪アイスバーンのつるつる。気温もプラスまで上がり表面が解けて特に滑る状態がこれです。車の乗り降りで転倒することも多いのでご注意くださいね。
峠道に入ると気温は氷点下2~3℃なのに路面は解けています。これは道路管理者(国とか北海道とか)が塩をまいているため。氷点が下がるので雪は解けますが、この塩が車に錆、腐食という結構なダメージを与えるのです。撒く量も大量なので環境にもかなり影響ありそう。安全第一をかかげればここまでしてもいいのかな・・?とも思ったりして・・滑らず、車にも環境にもインパクトの少ない全く違うもっといい方法ないかなぁ・・?
冷え込みが厳しく温泉地帯でもある弟子屈町川湯の樹々一面霧氷でとってもキレイ。
湖は水全体が冷えるまでまだしばらく凍りませんが波打ち際ではしぶき氷が発達しています。でも4月の寒い日よりよほど暖かく糸や竿が凍り付くこともなく問題なく釣りができました。
釣果はフライで53センチのアメマス一匹。産卵後でまだ痩せていてパワーもありませんでしたが、まだ釣れるんだなーと確認できた満足の一匹でした。
雪の日の今日は設計ミスだったスリッパ入れを修正。実寸したスリッパが小柄のものだったので少し大きいスリッパに換えたときにうまく入らなくなり、お客さんに手間をかけてしまっていたのです。
対策は背板を一枚加えて前方に「ふかし」ました。「ふかす」とはたぶん建築用語で幅を増やすとかせり出すこと。建築作業員時代によく職人さんに「そこふかしとけ!」と言われて「??」となったものです。板一枚加えるだけですが、材料を買ってきて電動工具で切断、紙やすりでざっとバリをとり塗装をし乾燥、元の板に接着、ビス止め、壁と平行に取り付けるため下部にもスペーサーを付けて壁に取り付けで完成。
これでこの大き目のスリッパ(実はニトリ)でもつま先が壁に当たることなく入れることができるようになりました。スリッパは定期的に換えていますが、すぐに壊れたり汚れたりとコスト的にもなかなかいいものがありません。来年は使い捨てスリッパにしようかなぁ・?しかしそれも宿の方向性とはなんか違うしエコじゃないしなぁ・?たかがスリッパ、されどスリッパ・・悩みは続くのでした。
宿改装中の今日、当宿の元ヘルパーカブちゃんがやってきました。年齢不詳の彼女は7年前、50㏄のカブで神奈川よりやってきてこちらで就職、今も天然ぶりは健在で会社員としてまた奥さんとして活躍。北海道で楽しく生きている一人です。
改装は玄関周りの内壁の塗装。置物を片付け、スイッチやスリッパ棚を取り外し、壁の穴をパテ埋めしてホコリやクモの巣をきれいに取ってからマスキング。(塗料がつかないようにテープを貼ったり、ビニールで窓を覆ったり)この時期は16時には暗くなり電灯だけでは細かいところが見えないので投光器で照らしながら作業を進めます。出入りするドアのマスキングを残して今日は終了。明日中になんとか2度塗りしてここは終わらせ明後日はできれば釣りに行きたいところです。