ひさびさ猛吹雪!

昨日釣ってきたチカとキュウリウオの加工。ボクのやり方はまずおしりからエラの手前まで小さい包丁で開きます。

グレープフルーツ用のスプーンで血合いからエラまで一気に取ります。血合いはこそぎ取る感じで、エラはむしり取る感じです。これで水でさっと洗って完了。でも二百匹となるとやはり2時間ぐらいはかかります。またグレープフルーツ用のスプーンは周りにギザギザが付いていて先が細くなっているのがミソ。内臓をかき取るのにちょうどいいのです。

薪ストーブで先日切り倒した小枝を燃やしながら斜里岳を見ているとだんだんと風が強くなってきました。

午後3時ごろからは猛吹雪!気温も氷点下10℃まで下がり猛烈な風に・・外に出ると前も見えないし瞬間的に命の危険を感じる寒さ。近隣の道路、温泉などはほとんど閉鎖。北海道人はこういう時は無理せず早く家に帰っておとなしくしているのはさすが慣れていて素晴らしいです。でもこれだけ寒いと1年前の12月のように暖かく湿った吹雪によって電線や電柱が着雪で肥大化し突風で切れたり、折れたりすることも無いので停電にはならないと思います。ただ凄い吹き溜まりができているので明日の除雪は大変だ・・

ボウズのち入れ食い

キュウリウオが釣りたくてボクとしては珍しい早起きをして前回そこそこ釣れたサロマ湖への流入河川へ。

気温は15℃(氷点下)。風はないもののどんなに厚着しても冷えてきます。ランタンに火を入れて暖房代わりにするもガスが気化せず(真冬用ではないので当たり前か・・)不安定に炎が上がり危ないので消火。

今回はボロテントを持って行ったのですが、ファスナーが錆び付いて閉まらない・・テント内なのに穴も凍ってくるし、あまりの寒さに靴の中敷き型のUSB電源ヒーターを装着。ようやく一息つくも2時間アタリ一つ無く、心折れて場所移動(テントも撤収はとても面倒だけど・)。

国道の橋のすぐ下、かつ日曜日だけあって賑わっていて釣れている人はチカがけっこう釣れています。釣れていない人もいましたが・・ボクも仕掛けを変えてターゲットをチカに変更。しかし横着して人の開けたすぐ近くの穴でいいや、とテントを立て雪を周りにかぶせ、釣ろうとしたらここだけ水深が50cmもありません、釣れません・・またまたテントのペグを抜いて2メートル横の開いている穴に移動。水深1.5mぐらいかな。

いきなり入れ食いでした。ピタッと釣れなくなる時もあるけど再び入れ食い、という状況が何度か繰り返してこの小バケツ一杯とジップロックLに3分の1ぐらい釣って終了。たぶん150匹ぐらいかな。明日の捌きが大変だけど今日は臨機応変が功を奏しました。やっぱり北海道スゲェ~

 

 

おかずを釣りに

昨日、今日とときおり吹雪で極寒の天候。遠出(といっても家から1時間半ぐらいまでだけど)はあきらめ、ヤマメの唐揚げを食すべく近所の川へ。

先行者がいたためか入れ食いではなかったけど、小さいヤマメがポツポツ釣れてきてその後に25cmほどのアメマスがきました。こんな小さい沢でも40センチぐらいのがくるから侮れません。

のんびり後から釣れだすオショロコマ。

珍しい!25cmもあるヤマメ。この辺りは海に降るやつが多くここまで川で大きくなるやつは多くありません。

今日の夕食の分のヤマメだけキープしてあとはリリース。ほんの1時間弱の釣りだったけどやっぱり北海道スゲぇ~。まだまだ釣り人パラダイスです。

目的のヤマメの唐揚げと塩焼き。ホント上品で美味しい魚でした!

ワカサギ一安心

昨年は重油の流失事故や温暖化による生態系の混乱などもあってか網走湖のワカサギの水揚げが例年の9割減!という非常事態。湖水は茶色く濁り底をオモリで叩くと油が浮いてくるような状況で釣果も悲惨なものだったので今年も影響は相当残っているだろうな・・と少し沈んだ気持ちで初釣行。氷はとても手動で開けるのは筋肉痛確定。そろそろ電動ドリルを買わねばと思ってはいるものの、ちゃんとしたメーカー品は4万円ぐらいするので躊躇しています。天気も雪→曇り→吹雪→強風で厳しい状況だけど水は澄んでいてキレイ。釣り客も例年の3分の1ぐらいだったのでやはり釣れないのか・・

浅場と深場で頑張って穴を開けて知床K氏が試し釣りをすると浅場は好調!テントを張って始めると次々と釣れてきて水槽にはみんなこっちを向いたワカサギがあふれています。

ボクの一発目は良い引き!とおもったらウグイ君。幸先いいのか?

4匹掛けも何度かあり、昼前後にお魚も昼休みがあったもののほぼ釣れ続きました。

髪の毛をリールに巻き込んだりぜず針を外すのにも手際のよくなったS嬢とM名人もかなり釣り上げ納得のいく結果、約3キロ、800匹ぐらいかな・・魚のサイズも大中小を色々でした。ただ深場での試し釣りでは全く釣れなかなったので一昨年までのように湖全体がワカサギだらけ、というほどではなさそう。好調なのはシーズン初期だけか・・?

最後は低温地吹雪極寒撤収で手足顔の感覚が無くなってきて皆笑いました。テントの内側もバリバリに氷結。次回は好天を希望です。

 

風景画水産

昨日釣ってきたキュウリウオはちょうど40匹でチカが4匹。今日は捌いて内臓を出し、キレイに血合いも取って醤油、酒、みりん、ちょっと砂糖を混ぜた液に漬けました。これで2日ほどしたら干します。また今日も鮭トバの切断加工もやりました。今はほとんど水産加工会社のよう。でもあと100匹ぐらいは釣りたかったなぁ・・

サロマで仕入れ

新年恒例、サロマでのキュウリウオ釣りへ。ここは完全に川で氷の下はしっかり流れているのですが海の魚が上ってきて釣れるのです。(たぶん下のほうは汽水というか海水でしょう)まだ氷も厚くなく、しかし割れるのが心配というほどでもなく穴あけも容易で楽しく釣りができます。

やはりここはキュウリウオ主体でチカが少しという釣果が多く、下流のサロマ湖近くだとチカ主体になることが多いようで、今日もチカはM名人の上げた数匹でした。ボクはチカは掛からないぐらいのデカい餌を付けているのでオールキュウリウオ。狙い通りですが、例年釣れる大物は掛からず皆同じ大きさの中型だけでした。

3時間ぐらいでこの3倍、2人でおよそ30匹ぐらいとかなり厳しい釣果でしたが、宿の食材調達という呪縛から逃れられればちょうど飽きないぐらいに釣れる楽しい釣果です。今年は一匹でも多く釣って・・と目を三角にして釣るのは止めて心に余裕を持って釣りをする予定です。という訳で、釣って加工してお出しする、より、仕入れて加工してお出しする、ことが多くなりそうですが、美味しさ追求は変わりませんのでよろしくお願いいたします!

手間の結晶

鮭トバ第一弾完成!今回はちょっと干し過ぎた部分もあったので例年より硬めですがその分熟成されていい味出ています。鮭トバはサケを釣って干せる時期が来るまで保存、解凍、さばき、塩漬け、塩抜き、干し、切り込み入れ、再び干し、皮剥ぎ、最後にカットという手間の結晶。今年は夜はしっかり室内に取り込んだのでオコジョやキツネにやられることもなく完成しました。でもまだ3分の1ぐらいはトバ用のサケがあるのでまた虫の出なく腐敗しない冬の寒いうちに作成予定。あとこれからは氷上で釣ったチカ、キュウリウオ、ワカサギを水産加工場のように連続一夜干し(実際は3日干しぐらい)の製造が始まります。今年も皆さんに美味しくてオホーツクらしいものを味わっていただくために、まず釣りをがんばります!

埼玉で釣り!

年末年始は埼玉の実家へ。そしてまた片道10キロの道のりをスノーシューツアーのためのトレーニングも兼ねて毎日自転車でヘラブナ釣りに。それにしても関東の冬は毎日天気がいいなぁ~屋内は寒いけど・・ヘラは静の中の一瞬の動の釣り。小中学生のときにはまっていて知識もその時のままだけどこの春にやってみて再びはまりました。釣りはフナに始まりフナに終わるというけどやっぱり面白いわー。人気のこの沼では他に100人ぐらいおっちゃん、じっちゃん釣り師がいるのだけど全員立派な専用の釣り台をセットしてやっているけどボクだけは45年前の竿掛けを土に刺して小さな折り畳み椅子でやっています。かなりレトロ・・

冬は簡単には釣れないけど毎日行くうちに段々と昔の感覚が戻ってきて釣れるようになりました。ヘラブナ以外にも「あなたは誰?」という魚が結構釣れるの面白く本州の生き物の多様性を魚類でも感じます。オイカワかなぁ・・なんか違うような・・ウグイ以外あぶらびれの無い魚は新鮮です。(魚狂N氏に写メして聞いたらニゴイの子供とのこと)

狙いはこのヘラブナだけど一気にのされてバレてしまったなんかの大物やニゴイ、マブナ、カワムツ?オイカワ?ハクレン??などいろいろ釣れて楽しいなぁ~!次回は新たな仕掛けも考えて多くの魚種を釣ってみたいと思います。

冬支度

スノーシューを出しました。ここ風除室(外玄関と内玄関の間にある冷気がいきなり家の中に入らないための小部屋)の掃除も兼ねているので半日仕事です。まだウチの周りは真っ白だけど積雪は10cmほど。年末年始にドカッと降ることが多いけど今シーズンは予想がつきません。森と山だけは雪、降ってくれ~

湖岸でくつろぐ

今日も湖へちょっと行ってきました。いつものように釣り始めから30分ぐらいはよく釣れます。そのあとはトレーニングもかねてあちこち歩いてルアーを投げるもまったく反応なし。しばし倒木に腰かけて休息。気温もちょうど0℃ぐらいで風もなく寒さは感じません。平和です。

何匹かの中でいい顔をしていた口の先がへの字になったオス。

すぐ横でコンコンやっていたオオアカゲラ。キツツキ類は警戒心が比較的低いのでじっとしていると姿をよく見せてくれます。

クジラの口のヒゲのようなしぶき氷。こんな造形物の中で数時間ロッドを振ったいいい一日でした。