裏摩周 今 寒い年は全面結氷する摩周湖。今年も暖冬になるのか摩周湖の氷結は半分ちょっと。でも裏摩周展望台の周辺は人影もなく、オオワシやワタリガラスが飛ぶ風の音のみの世界。遠方には流氷のオホーツク海、太平洋、斜里岳と絶景です。疎なダケカンバとトドマツの林が広大な風景をさらに広くみせてくれる冬のハイキングスポットです。
ネコと流氷 斜里町峰浜で高いところから流氷を眺めていると向こうから白いネコが走ってきて車の屋根に飛び乗ってきました。そして身体をこすり付けて臭いつけ・・?すぐ近くの家のネコだと思いますがとても人懐っこかったです。事故に気をつけてね。
薄いながらも 昨日の知床の流氷。宿から見ると今年の流氷の接岸傾向は知床方面が密度が濃い様子です。ここフレペの滝の前はビッシリではないものの広範囲で海氷に覆われていて素晴らしい眺めです。でも氷の厚さは薄いから融けるのも早いかもしれません
流氷やっと ようやく安定しそうな・・?流氷が接岸しました。ここ数年と同じように氷の状態は薄いけどやはり風景は素晴らしく「海が凍る」不思議さを寒気の中で体感できるでしょう。温暖化がこのまま進むといつまでみられるかわからないけど、毎日でも見ていたくなる自然現象です。
フロストフラワー ここは屈斜路湖。一昨日結氷した湖面をよく見ると白い花のようなものが湖全面に咲いています。近寄ると空気中の水分が結晶化して氷の上につくフロストフラワーという現象でした。これが広大な屈斜路湖のほとんどにできていてとても不思議な美しさ。それに映像では見えませんがノコギリをくねらせた時のような音が大音響となって湖面を渡っていました。これも自然現象。氷がまだ薄くて冷え込んだときにおきる現象らしく珍しいとのこと。これも幸運でした。この時期に冷え込んだら朝の水辺がきれいな現象に出会えることが多いようでおすすめです。
ルベス岳から野付半島を望む 昨日今日と歩きまくっています。有名じゃないけどかなりいい景色のルベス岳。この山は清里から標津へ向かう根北峠から歩いて1時間半ほどの山。今日は天候もよく、快適なスノーシュー登山日和。でも温度計はマイナス16℃を指しています。太平洋側には内湾が凍りついた野付半島があの形のまま見え、国後島も一部望めて、斜里岳は全容、海別岳は横っ面、前面にはオホーツク海が広がっています。この山はずっと中斜面の登りで結構きついけど鈍った身体に喝を入れるには最適。もうすぐスノーシュー最盛期、冬の北海道を楽しみましょう!
なんか嬉しい何年ぶりかの冷え込み 夕方から冷え込み夜にはついにマイナス20℃以下になりました。ここまで下がったのは何年かぶりです。風は弱いので体感温度はたいしたことないですが、靴裏についていた雪が玄関内で融けて、その濡れた靴底のまま外のコンクリの上に出るとパシッとくっつきます。鼻から息を吸うと鼻毛がピシピシ凍るのも面白い。朝、車のバッテリーも冷え切って弱くなり、ようやくかかる状態。シャボン玉はそのまま凍り割れずに残り、ホントにバナナで釘が打てるほど。でもオオワシや鳥たちは飛び、ウチの名犬?ムギは丸くなっていればへっちゃら。冷え込むといろいろ面白いですよ。
森ガールよ森へ 最近定着しつつある森ガールファッション。そんな彼女たちにおすすめしたいのが知床をはじめ北海道の原生林。本来の自然そのままの森。こんな森も特に冬は笹やヤブも雪に隠されどこでも歩くことができます。倒木、キツツキたち鳥のあけた穴、鹿、オオワシ、キツネ・・都会では使わない五感と感性を活用して森を感じる、身体に浸透するような感覚。動植物本来の営みがここにあります。
ワシ達が知床へ来ました 一度去ってしまった流氷と共にか、オオワシ、オジロワシたちが知床(ウトロ側)から姿を消していましたが昨日行くとオシンコシンの滝の上空に15羽ほどの群れが飛んでいました。海岸にも何羽も留まっていたので波で打ち上げられたなにかを食べていたのでしょう。フレペの滝からは数キロ沖合いに薄い流氷が見えたのでもうすぐちゃんと接岸してくれる・・でしょう・・?待ち遠しくってしょうがありません!