おじさんの顔はいまいちですが、魚はこの春の納得の一匹。向かい風の中で難しい釣りでしたが、夕方ようやく50センチのニジマスが釣れました。ここ屈斜路湖は毎年優勢な魚の種類が違ったり、釣れる場所も変わったりするのでまだバランスが取れる前の状態なのかもしれません。岸際で湖の中に立ち込んでいるとワカサギや小型のアメマスの群れ、ウグイ、流れ落ちたセミ、水面すれすれに飛ぶ昆虫などよく見れば数多い生物の営みが見られることが面白いです。
投稿者: wpadmin
芽吹き
長生き エンレイソウ
レンズ雲は晴れ!?
5月下旬なのに・・
大人買い
作りこみ
職人達の作品
一歩先へオホーツクの旅・津別
津別へいってきました。ここは道の駅といっても北海道ではよくある、鉄道の駅の場所に道の駅を作ったところです。保存されている鉄道車両の細かいことはわからないけど、開拓時代からの歴史を感じる貴重な資料。ボクも鉄ちゃんになりつつあるのか最近自然だけでなく歴史も気になるようになりました。
また駅そのものも大事に保存されていて壁には当時の手作りの雪はね道具やママさんダンプ(除雪道具)がかけてあったりでこれもすごい。
写真は撮らないのが普通なのでありませんが近くのシゲチャンランドも芸術心が少しでもある方ならとても不思議面白いところです。道の駅ではタイ焼きならぬクマ焼き(白クマ、黒クマあり)、ちょっとゴツイ手打ちそば、隣の建物にはとても風味がある石釜パン屋さん、街中には木がテーマの木芸館と津別町はとても面白い場所です。今日は・・町を楽しもう!というテーマの旅、おすすめです。
一歩先へオホーツクの旅・紋別
以前から行きたかった鴻之舞(こうのまい)金山跡。金の産出量が東洋一といわれたこの鉱山も1973年に閉山。1万4千人以上いた人、暮らしていた町が廃墟になりました。固定資産税がかかるとのことで建物はほとんどが取り壊され、かつての賑わいは地ならしした地形を見なければ感じることもできないほどです。
でも鉱物を運ぶのに使っていた機関車や当時ここで使っていた多くの骨董品が町外れにある駅逓に保存されています。当時の町並みや坑道の模型もここに町があったことを伝えよう、という志の熱い保存会の人たちが大切に保存、丁寧に解説もしてくれました。悪趣味的な廃墟めぐりもあるけど、ここ鴻の舞は違いました。歴史を感じ、多くの人の営みがあり、人々の気持ち、思い出は今もそこにあるんだ、ということを体感。最後の写真はエゾエンゴサクという春を代表する北海道の花。苔むして自然に包まれていくコンクリートの杭の前で綺麗に咲く様は大自然の中で見てきた同じ花とはまた違う歴史を背負った美しさでした。