屈斜路湖へ!

今シーズンも楽しみにしていた屈斜路湖の釣りが始まりました!17℃という暑いぐらいの気温なれど美幌峠からのライブカメラではまだ氷残っているなぁ・・今日は釣りができずに偵察か・・?というつもりで初出陣。昼頃着くとなんとか氷の無いところにルアーやフライが投げられるぐらいの解氷状況。氷の板を押しのけ、また風上から流れてくる大きな塊に押しつぶされないように気をつけて氷水の中へ・・冷てぇ~

1時間ほどすると風が強くなり、モーセの海割りのようにみるみるうちに膨大な氷が割れて流されていきました。まるでボクたちのために開けてくれたよう。いつもスノーシューで登っている藻琴山もまだ真っ白で素敵です。

ハクチョウたちもまだけっこういます。後ろの森からはアカゲラやクマゲラ、オジロワシの声も聞こえてきます。

釣果は・・体高も大きさもある良い型のウグイばかり9匹。リールも何度も逆転してアメマスだ!と思ったらすべてウグイでした・・まあ初日はこんなものでしょう。次回はトラウトを釣るぞ!

太平洋へ

釣り竿とカメラと双眼鏡と長靴を積んで太平洋側へ。行ってみたい沼とあちこちの川の下流の偵察、そしてラッコが見たくなったのです。途中、風連湖の砂嘴の先端、湖口へ行ってみました。

テトラに乗って河口を見ると第一級のポイント!イトウでも釣れそうな雰囲気だったけど季節的にたぶん半端なのでしょう。雪代で濁りもあって魚っ気はありませんでした。違う季節にまた来たいところです。

浜中町を過ぎ車の全く通らない絶景ロードの先に太平洋が突然出てきました。これぞ北海道!

北太平洋シーサイドラインを走り恵茶人沼へ。難解地名で「えさひと」と読むそうです。名前の由来はアイヌ語「エサシ」「エサウシ」山が海岸にせり出ているところ、
らしい。すごくきれいに見えるけど漁網のゴミが壮絶・・沼は浅くて魚っ気は無かったけど・・

クロガモの群れがにぎやかでした。なんか楽しそう。

久しぶりに霧多布岬へ。先端に松浦武四郎の文が書いてあったけどなんだかよくわかりません。ラッコはどこだ?

しばらく探すと「いた!」・・?双眼鏡で見てみるとアザラシでした。結局今日はraラッコはお留守のよう。

再び北上。何度も鹿の群れにぶつかりそうになりました。注意!!

竿を出してみたかった風連川下流。国道下だけあって人も多く、魚もたまにジャンプしています・(ボラか?・・)ルアーで何度かのアタリのあと45センチぐらいのアメマスがヒットしたものの足下でサヨナラ・・フライに換えて流すもアタリ無し。まあいることはわかったから良しとしましょう。今日は1日風景と自然を楽しみつつ、釣りのほうも行ったことのないところにしたため新鮮でした。湿原河川の釣り方はまだよくわからないけど謎を解くようにまたチャレンジしたいとおもいます。

 

 

 

 

 

 

首都圏で釣る

首都圏の川は近年きれいになっていて魚も多く(ヤバいのも含めて種類も多い)楽しいので地元のN名人に案内してもらいました。

ウグイや鯉はいっぱいいた
けど産卵期というだけあってなかなか釣れません。ようやく一匹(スレ・・)マルタウグイを手に取ることができました。意外に臭くなかったのはこの時期だからでしょう。見事な婚姻色です。

バスや鯉もなかなか釣れずにY氏もハゼ狙い。足元の石の隙間にエサを落とすと入れ食いでした。

ちょっと愛らしい。もしかして多摩川に一番数の多い住人かも。

前日に管理釣り場でさんざんニジマスを釣った翌々日、実家から自転車で20分ほどのところにある別所沼へ。ここは市民の憩いの場所となっていて釣りもOK。いいところです。

やりたかったのはシモリウキでのエサ釣り。エサのアカムシを手に入れるのに苦労しました。釣りって流行っているのに釣具屋って少なくなったのですね・・でも高校の時までヘラや鯉、そしてフナやタナゴを楽しんでいたころを思い出しました。仕掛けは極小の立派なものも売っていたけど、ちょっと大きなシモリウキがスゥーと動くアタリを見たかったので、昔ながらの大きさのやつです。

たしかここは手長エビやタナゴが昔釣れたような気がしましたが、クチボソ主体のハゼ少し、周りではヘラブナかマブナを釣っていました。鯉はパンで3度食わせたけどなぜかフッキングせず。原因はアワセの方向、針先がエサのパンからあまり出ていない(小さかった?)、すぐに糸などに気がつき吐き出すなど複合的な要因か?・・リベンジせねば!

物置きを片付けていたら最初に手にしたもらったフライロッドがでてきました。(折れていたのを直して使った)ダイコーで書いてあるな・・ルアーロッドも、ふる~いグラスでめちゃ重い・・両方ともたしか40年以上前のものです。

女満別空港から網走の沖合いに流氷蜃気楼が!まだ沖に少し残っているようです。北海道に帰ってきた感じ。

帰宅すると雪解けが進み、丸太が雪からすっかり出ていて「腐る前に早く割ってくれ」と言っています。

そして今日は1日薪割り。敷地内に生えていたシラカバですが、これが節とねばりがあって割りにくい・・腐りやすいし薪にしてもすぐに燃えちゃって暖かさが少なくあまりいい樹種ではありません。しかし最後まで燃やしてあげねばと不調なチェーンソーでなんとか切り込みを入れてクサビを鉄ハンマーでたたき込み裂くように割っていきました。残り少しで日没、終了。久しぶりの重労働で体中が悲鳴を上げていますが北海道で生活しているって感じのいい1日でした。しばらくは大工仕事が続きそうです。

 

 

 

シーズン初めはボウズ続き

網走への用事のついでに網走湖のインレットへアメマス狙いで行ってみました。・・やはり雪が・・

土手に車を置き歩いて釣り場へ。冷たい水の中に入るために全身着ぶくれの身にズボズボハマる歩きでたちまち大汗。車で最後まで行けるのはまだ20日ぐらいかかりそう。

沈めたり引いたりとねばったけど魚のさの字もありませんでした。常連さんらしきルアーマンに聞くとだんだんと釣れなくなってきているとのこと。ここは当たり外れが多い釣り場だけど魚も動いているのでしょう。シーズン初めは魚を探す釣りだからなかなか釣果がでませんが、それだけに最初の一匹は嬉しいのです。早く喜びたい・・

ルベス岳へ

登山道は無く、通常積雪期のみ登ることのできる絶景ポイントのルベス岳。この周辺は地元では有名なバックカントリスキーのメッカではありますが北海道でも人の少ない道東地方、会う人もわずかです。まずは峠に車を停めて樹林帯から安定した雪庇の壁をよじ登ります。ここでアリ地獄のようにずるずる下がってしまうのはお約束。でも先月もツアーに参加していただいたWさん夫妻は慣れていてスノーシューを雪面に蹴り込みうまく登っていきます。

眼前に現れるのはオホーツクの流氷。今年は南風で一気に離れてさようなら、ではなく徐々に薄くまばらになっていっています。

そして急こう配の斜面を下ります。よほど慣れていないと結構恐怖な場所。

そして忍耐の登り。春雪のため沈んだスノーシューが重い・・

気温はちょうど0℃。シラカバが白い霧氷でいっそう輝いていました。

キレイな斜面を登ると風紋と雪庇の稜線歩き。風景も広がり気持ちも解放されていくようです。

知床をはさんで根室海峡側の野付半島も見渡せます。流氷もずいぶん南下しているな。

約1時間半の歩行で山頂へ。雪と空の世界。

山頂で斜里岳を望む。ウチから見るのとちょっと形が違うけどやっぱりカッコイイ山。

帰りは一気降り!きれいな急斜面を走ったり歩いたり。スノーシューの面白さ満喫です。

たまにコケつつ無事下山。峠の車に戻ると同時に雪がかなり降ってきていいタイミングで下りることができました。

今年の冬期スノーシューツアーもこれで終了。宿泊およびツアー参加された皆様、オホーツクの冬の自然を感じることができたでしょうか。私も最高に素晴らしいと毎度ながら認識しました。まだ参加したことのない方は是非おいでください。きっと良い思い出になると思います。

 

外が好き

家の中にいると血行が悪くなるのかどうも不調です。宿のメンテナンスや事務仕事などやることは限りなくありますが、やはりボクには外での肉体労働が向いているよう。今日はワカサギ釣りの道具の片付けや物置の整理、釣った魚の加工、そして来シーズンのための薪の整理。何年か前に動画を参考に作った薪小屋ですが強度が無く、すでにあちこち壊れたり外れたり・・いずれは直すとしてまずは雪の中に埋もれていて伐採し、玉切りだけしてあるシラカバを割って置くスペースの確保のため薪を移動。先れ先出しも大変です。

ときおり吹雪の中、30分ぐらいかけて除雪し掘り出せた細い枝だけ薪小屋へ一輪車で運びました。

夕方は斜里川へ。今季初のアメマス狙いですが、雪が深くたまたま持ってきたスノーシューが役にたちました。枝の間からあちこち投げるもボウズ・・でもやはり外は気持ちいい!釣れなかったけどリバーサイドウォークができてこんな釣りもいいものです。

流氷を見に行く

2月の暴風雪はなんだったのだろう・?というような暖かな日が続いていますが、流氷は見事に残っているので夕方見に行ってきました。まずは流氷に続く道。この時期は海外に行けない学生の卒業旅行の姿が目立ちます。彼らにとってもこの時期にこれだけ綺麗な流氷が見られるのはかなりラッキーでしょう。普通の海外旅行ではこれだけの風景は見られないので日本の良さと多様性を見直してくれればと思います。

オオワシ、オジロワシもまだかなり残っています。流氷の間にある何かの食べ物を狙っている様子。

知床の代表的な風景、プユニ岬の流氷原に沈む夕日。これから強い南風で一気に無くなるか、風の弱い日が続いてしばらく残るか,流氷一進一退の春です。

北海道の釣り 野付半島編

昼前から野付半島へ。ここは斜里から標津へ向かう国道244号の川北温泉入口付近。これだけの雪が積もったのは珍しいことで先日の猛吹雪の爪痕です。

この先に速度自動取り締まり機があるとはいえ、いつ来ても素晴らしい爽快ロード。たしか35年ぐらい前にTZR250でかっ飛ばしたことをいつも思い出します。

野付半島に入ると流氷がまばらに来ていました。水の中の青さがとてもキレイで後ろの国後島側には流氷がビッシリ接岸しているようです。

道路端の家屋の脇にいたタンチョウヅル。この半島には少数がいます。

知床半島や国後島が見渡せる駐車場にはホタテが・・北海道らしいでしょ。

広大な氷平線と野生動物たちと絶景。その好きな場所に穴を開けて釣りを楽しみます。後ろの山は斜里岳と周辺の山々。ウチからみるのと大違いでどこがピークかわかりづらい連なった山容です。

適当に穴を開けてエサも付けずにサビキ針で誘いをかけると水深1メートルという浅さながらも2時間ほど入れ食い!穴の下で食いつくのが見えてホント面白い。今日は暖かいのでテントも張らずに楽しみました。氷の状態からするとそろそ氷が割れてだれか落ちて終わりでしょう。でもやっぱり外はいい!日焼けしたけど・・

オジロワシが釣り人のおこぼれを狙っています。まずはカラスがやってくるけど。

午後2時からピタッと釣れなくなったので釣りは終了し、野付半島ネイチャーセンター隣の津波避難タワーへ。国後島を見てみるとビッシリ来ている流氷の中を観光船?が走っていました。大丈夫なのかな・・?

いつも野付半島に何団体かいるオスの集団。男子校みたいでなんか汗臭そう・・?知床ではオスの群れはあまりみません。ここはモテない男の集まるところなのか・・

今日の収穫はチカおよそ100匹。最大は23センチ!これは今までの大物記録でしょう。1時間ほどかけてすべてさばいて、みりん干し用の調味液に漬け込みました。ふらっと釣り道具を持って行ってきたけど野付半島はやはり素晴らしいところです。

いまさら快晴

例年だと流氷が来ると快晴、無風の日が多くなるのですが、今年はずれていてここ数日前から連日の快晴。斜里岳もいつもの夕映えを無音の中に見せてくれます。

南風の後に北風が吹いたので流氷もいまさらビッシリ。日中はプラスの気温になってきたのでそろそろ流氷蜃気楼がみられそう。

知床連山もやっと毎日展望できるような日が来ました。

玄関前に停めた車のホイールにウチの軒下に年中住み着いているスズメが!こんな冷たく寒々とした日陰がいいのでしょうか。巣箱でもかけてやろうかと思いますが、サケトバを食い荒らすオコジョかイイズナがいるので思案中です。

終盤の大漁!

M名人、K氏、S嬢と女満別湖へワカサギ釣りに。先発のボクとK氏で釣れそうな場所を探し、分厚い氷と格闘しつつ穴を開けて3か所目。1時間かけてやっといい場所を見つけました。そしてここの魚影と皆の腕の良さが爆発!

いつもは昼前後に食いが渋る時間帯があるけど昨日はずっと釣れ続いていました。S嬢も多数匹掛けを連発。皆、腰痛と戦いながら釣り続け、結果3桁は釣れました。美味しい甘露煮を作ってお出しします!

心配なのは昨年まであれだけいたカレイが全く釣れないこと。ワカサギ以外、唯一釣れたのはK氏の釣ったチビウグイ。能取湖の魚の激減といい、海から遡上してくるワカサギやアメマスと環境変化に比較的強いウグイ以外の魚が少なくなった原因は何?これは温暖化だけではないような気がする・・しっかりした調査研究と対策がされることを願います。