やりがいのために

裏摩周展望台のコークスストーブ。冷える摩周湖の外輪山上で、もう何十年も活躍している珍しい現役。最近の活動はここからでした。

サイクリングイベント、グランフォンド清里から使い始める、裏摩周展望台~旧裏摩周~神の子池までのMTBのコースを作るため、重~い看板を担いで迷いそうなところに穴を掘って立てていきました。

観光協会のK氏、N氏とヒグマの糞の残る山道を6キロの運搬。ちょっとこたえました。

終点。いつ見ても神秘的なコバルトブルー。そして無事ここで皆さん走行を楽しまれたとのこと、嬉しい限りです。

そして日曜日、岡崎朋美さんも参加してくれてロードの部が開幕。斜里岳一周170キロのコースを筆頭に裏摩周までの100キロ、郊外の50キロを皆さんドラマチックに楽しんでいただけました。主催者側の私が言うのもなんですがグランフォンド清里は手作り感満載のホントいい大会です。是非ご参加ください。

山開き

今朝、斜里岳山開き会が行われました。山の神に安全を祈った後、登山開始。今日はこの時点で70人ほどが頂上目指して歩き始めました。天気も徐々に回復してきて昼頃には山頂からの展望を楽しむ人々が双眼鏡の向うに見えました。今年も数千人の人々が楽しむ斜里岳登山。沢登り主体の上級車向けの山ですが登山者の皆さんがたんこぶぐらいですむことを願っています。

ちょこっとツーリング

さくらの滝でジャンプするサクラマスはこの川で生まれたヤマメが海に下って1年過ごし大きくなって産卵のために戻ってくる魚。そして今年は見頃が早い!すでに昨日はひっきりなしにジャンプする姿が見られました。ただ今年は魚体が小さくジャンプ力もちょっと弱いような気が・・・これも自然の摂理だといいのですが・・さくらの滝のジャンプの見頃は時間があり、例外もありますが主に晴天の午後が多く飛ぶようです。特に午前中早い時間はほとんど飛んでいないことが多いのでご注意を。また8月下旬までは見られると思います。

地元ツーリングの足はXLR。125CCでは車の流れについてくのは厳しいですが、林道は大得意。フキやイタドリの葉っぱ、そしてクマ出没看板が北海道らしいでしょ!

神の子池はやはり人気スポット。コバルトブルーの色はとても神秘的。しかし小さく脆弱な自然でもあるので持続可能な観光資源としての運用方法を町役場や観光関係者、有志の方々と話合って進めていく予定です。またここもあえていえば太陽の日が高く風が無いときが特にキレイです。よ~くみるとイワナの仲間のオショロコマも泳いでいるので探してみてください。やはり我が清里町は素晴らしいっす!

清里町の魅力を伝える仕事

今日はCS旅チャンネルのロケのガイドで神の子池へ。今の神の子池は比較的静かで色もきれいでとてもいい感じです。そして皆さん深さは2メートルもないと思っていますが、実は5メートルもあります。すり鉢状になっている底の形状と光の屈折の具合からでしょうか、ホントに浅く見える不思議。

きよ~るで焼酎試飲の笑える撮影をしてから最後はストレートロードへ。周りに樹木が伸びてきてちょっと広大さが狭められてきましたが、海へと向かう道はこれぞ北海道。何十年と住んでもやはり北海道は魅力的です。

森へ帰る

嵐が過ぎ去り寒さと日差しももどってきたので、宿前からスノーシューを履き40年以上前に廃校となった美里小学校跡へ。雪の表面が硬くなり、しかしズボッと沈むモナカ状態(クラスト)になりとても歩きづらいったらありません。

ここは20年前からよく歩きに行っていて森に帰っていく時間と歴史を感じることのできる好きな場所。もし今の宿の場所で生まれ育ったなら通ったのはこの小学校だったでしょう。生徒たちが見上げたであろう桜の木が老木となりキノコも生えてきていました。あと何年花を咲かせるでしょうか。

滑車とワイヤーが支柱についていてしたに鉄板でできた箱のようなものがある・・これは何だろう?そのうち卒業生に聞いてみよう。

たぶん体育館だったと思われる場所から見た斜里岳。生徒たちもこの景色を見ていたのでしょう。人間の時間ぐらいでは自然の山は変わりません。

校長先生の教員住宅があった場所からは雪原の向こうの藻琴山に沈む夕日が見られました。

赤いUFOか?と思ったほど染まった雲を見て帰着。一生懸命歩き、歴史の前にじっとたたずみ、鳥の声を聴くいいショートハイクができました。やっぱり北海道は素晴らしい!

 

 

飲む遊ぶ年末年始

今年もおじさんたちに手を合わせにいくぞ!と2019年0時に向けて歩いていきましたが、来運神社も周辺の過疎化が進みついに開かなくなりました・・もちろんいつもの焚火もお神酒もおみくじも無くなり訪れる人も数人。これが現実でしょうか。ちょっと寂しいので来年はちがうイベントを考えようと思います。

斜里岳から上る初日の出。

新年はまずおせち料理から。

元日からいきなり神の子池へスノーシューツアー。積雪もいい感じになってきました。

池では多くのオショロコマが越冬中。でも水温は年中一定の8℃ぐらいなので魚の動きはけっこう活発。

神の子池周辺の川筋ではあちこち水が湧いています。冷気によってできたフロストフラワー。冬を実感。

ミニの子池前急斜面の一気降り、というか一気ゴケ・・みんな尻制滑りになっています。

新鮮な?ヒグマの爪痕。少し警戒。

2日は知床へ。オシンコシンは半分氷の下でした。ここは日陰だから寒いのです。

男の涙へ。雄大なオホーツク海もあとひと月で流氷に覆われます。

原生林でのこの日の主役、ゴジュウカラ。逆さになって木を下っていく鳥はゴジュウカラとキツツキぐらいでしょうか。

フレペの滝上部では草の幹が氷漬けに。滝から吹き上げる風が水を運んでくるようです。

エゾシカたちも暖かい日差しの下でまったり。ちなみに次の日の昼食はエゾシカカレーやエゾシカカツ丼を堪能。ボクは彼らの姿を見ても可愛いというより美味そうだなと思うのでした。

 

 

皆で食べる

昨晩、大雪の中、地元の特産品を地元の人が食べる試食会である「特産品の夕べ」が開かれました。高校生からカフェまで自慢の一品が出ましたが、それぞれレベルも高く楽しく美味しい時が過ごせました。

こちらはtokotokoさん。さすがのセンスとバランスです。

そして今日は雪かきや、動物に持っていかれたサケとばの補充分を作成。朝とこれを書いている今(夜9時)の気温。極寒・・と数字だけみるとそう思いますが、冷え込むときの多くは風が無く意外にそれほどでもありません。星がキレイだったので外でゆっくり見てきたほどです。一昨日から本格的に冬。楽しみでもある季節がやってきました。

秋の空

今日はあまりにも天気が良く暖かいので散歩です。清里の農産物の収穫も終盤。てん菜(ビート)を残すのみとなりました。大地の3分の2は土の色、残りの3分の1は青々とした秋撒き小麦がゆっくり育って雪の布団を待っています。

その緑と茶色と冠雪した斜里岳。これも清里の秋の色彩。

夕方は久しぶりに朱く染まりました。大地の真ん中でこんな風景を見るのは今でも不思議な感覚です。

 

 

グリーンツーリズム着々と前進!

こんな広大な風景の中で清里町を体験するモニターツアーが行われました。まずはジャガイモの収穫。農業も自然も極めて詳しいガイドさんの指導でイモを掘ります。

でっかいイモ、小さいイモ、宝探しの気分。

強風のため畑横のハウスでTOKOTOKOさんの美味しいランチBOXと収穫したイモを食べつつ麦草ロールで遊びます。皆、ここに登りたくなるんだよなぁ~

町内一の有名観光地である神の子池散策の後は

清里ストレートロードのダウンヒル。これは最高に気持ちいい!

ベリー工房さんでいろいろなベリーやブドウを食べたりジュースを飲んだり。スイートポテトもめちゃウマ!

最後は恒例の農家さんのD型ハウスで人情ジンギスカン。肉も美味しくいつものように食べ過ぎちゃいました。今回のモニターツアーは受け入れ側の農家さんやガイドさんも慣れてきてこれまでよりかなり洗練されてきました。細かい改善点はありますが清里にも新しい風が吹き始めています。今後もお楽しみに!

虹の町

ここ数日よく虹が出ています。それも2重に出ることが多く山や畑の風景を相まってとても美しい!いいカメラも腕も無いので普通に見える天の川や人工衛星、流れ星などの星空も載せられませんが、清里町って虹や星もすごくキレイに見えるところなんだ!と再認識した次第です。