珍しく短かった今年の夏も終わり、涼しく済んだ秋晴れも多くなってきました。これはちょっとでも乗ろう!とサイクリングイベント、グランフォンドきよさとのコースへ。交通量皆無、整った舗装路、しかしたまに泥や石ころの農道は爽快、快適。バイクを走らせ風を受けると「やっぱり北海道はこれだよな~」と思うのでした。
夕方は快晴。段々と緑が茶色になっていく斜里岳。毎日見ていても飽きません。そして実はこれからが沢の水も虫も少なく、涼しく登りやすい季節でもあります。
町でただ一つの中学校である清里中学校の卒業式へ出席してきました。自分の子供はすでに卒業してしまったけど、やはり涙腺が潤みます。それに全国的にみてもこれほど平和で教員も熱心でいい中学校はあまりないでしょう。しかし昭和40年代には200人以上のときもあった卒業生は今や37人。このままだとこの子供たちの時代に町は消滅しますが、ボクは「こんな広大で景色と自然環境が抜群で天気も良く作物もよく育って海の物も美味しく水もキレイで、そして・・中学校までの教育環境は抜群なのになんで人が来ないんだ・?」といつも感じています。そして、こういうことをやれば人は来るんじゃないかということをいつも考え、提案し、自分に出来ることは実行していますが一人ではできる範囲も限られます。これからは役場をはじめ、やる気のある人たちと力を合わせ、急速な過疎化を食い止め、盛り返していかねばならないと思っています。
中学校まででいいから、お父さんは都会に置いてきていいから、何年かでいいからから住んでみてはどうでしょう。仕事を卒業した方も体が動くうちだけでもいいので住んでみてはどうでしょう。ホームページの「北海道移住記」に何年も前に書きましたが移住は片道燃料の特攻隊ではありません。嫌になったら、飽きたら帰れば、または他の場所に行けばいいのです。空き家バンクや移住体験住宅、山村留学もありますし。
清里町はホントいいところです。知床や阿寒国立公園の中間に位置し、観光地ではない住みやすい穴場です。少しでも住んで見たいな~と思う方は是非一度話をしにおいでください。