タンポポ退治

庭や道端はタンポポだらけ。キレイといえばキレイではあるのだけどタンポポは根が深く、花をちょん切っても種になってしまうほど強くて手ごわい相手。農家の人も嫌がります。今日は咲いているものだけでも刈ろうと草刈り機を始動。時間もあるので久しぶりに徹底的に刈りました。

2時間かけて敷地内の半分ぐらいを刈り取り。心地よいを少し過ぎたぐらいの疲労度に満足。残りは次回。しかし半月もするとまた元の木阿弥になってしまうほど雑草は逞しい。そうなりたいものです。

気質に合わない

ここのようなへき地に住む私らはアマゾンのヘビーユーザー。そしてアマゾンから空箱が送られてきました。・・と、よく見ると箱の底にラップに巻かれた5×3センチぐらいの釣り針ひと箱・・今の時代でも昔でもこれは限度を逸脱した無駄。根本的に日本人気質に合わないしエコだ、カーボンニュートラルだ、SDGsだという流れに完全に逆行しています。いくら世界一の会社でもこのやり方はいかんなぁ・・きっと早急にこんなシステムは改善してくれると思いますが、次回はここから買うのはためらうかな・・

一台目タイヤ交換

昨日の冷え込みと降雪で白くなり、この季節の強い日差しを受けて斜里岳が眩しいぐらい輝いています。麓の原生林まで雪化粧。

雪が降っても平地の昼間に道路に積もることは無いだろう、との読みでまずは軽自動車のタイヤ交換。11月から4月までの半年間はスタッドレスタイヤですが、清里町周辺では実際に毎日雪や氷の上を走るのは12月中旬~3月上旬ぐらいまでの3か月弱ぐらいのことが多いです。でも晩秋や春の大雪もたま~にあるし、峠や日陰はまだ凍結することもあるので遠出するヴォクシーのほうの交換はGW明け。

ワイパーも雪が着いて凍ってもちゃんと機能する冬用から普通の夏用に変更。薄着になった感じで気持ちも軽くなりました。さてGWの宿業にむけて少しづつ準備をしていますがやっぱり釣りも行きたくなってきました(中毒・・)。

カメ岩見学会

一般的には立ち入り禁止の知床ウトロのチャシコツ岩(通称カメ岩)。今日は雪の中だったけど以前から行きたかったので参加しました。案内役は知床博物館の学芸員。学者ともいえるこの方々はさすがめちゃ詳しい!まずはいきなりロープの張られた急斜面の登りで皆さん洗礼。普段急な山に登っていない方はかなり怖くてつらかったはず。今は道路を通すために山をV字に切ったためにここを登るしかありません。

火山灰や珪藻土などから構成されるこの岩場はオロンコ岩とは違い、大規模な地滑りによってできたとのこと。岩というより大地といったほうがいいのかも。そして岩とは違い柔らかい地質なので掘りやすかったらしく上部は一つの集落ともいえる規模の竪穴式住居の跡であるくぼみが数十カ所も残っていました。アイヌ文化の前の700年以上前の海洋民族オホーツク人のものとのことですが、北海道は土壌侵食や堆積が遅いので形が長く残るようです。

ウトロの街並みを見下ろすこんな高くて風の強い岬の先の狭い部分になぜ集落を作ったのか・他の部族との抗争に備えるためとか所説あるようですが謎も多いそうです。海で獲れたものや飲み水を運ぶのも大変だし、逆に風を利用していたのかな?風が強いウチのようなところはブヨとか虫が少ないとか、ヒグマや狼から身を守るためとか・・?戦国時代の城のようなところに住むということはやはり敵から身を守るためでしょうか・・

NHKも取材に来ていました。

崖のすぐ近くにはヒグマの冬眠穴がありました。こんなところで寝ているのですね。そしていつも北海道は素晴らしい!と思うのはこんな柵もない落ちたら終わりの崖の上でも入れてくれたり、場所により普通に歩けるところがあること。これが首都圏だったら危険だとか落ちたらだれが責任を・・とか言って絶対に人を入れないでしょう。ある意味危険なことは自分で感じて対処する、北海道流ともいうべき(欧米では普通なんだけどね・・)この感覚は多くの人に是非身に着けてほしいと思いました。

急降下

一昨日は昼の18℃から一気に気温が下がり夜には2℃、昨日の夕方からは強い北風で吹雪に。朝からは灰色の空、氷点下まで下がった強風で体感は極寒。本州は25℃!日本って面白いで!

清里で見る雪もこれが最後ねと・・(なごり雪♪・・)思いますが、春は東京で降る雪のように湿っています。そんな重い雪も雪だるまのように風下に向かって転がっていくほど風が吹き荒れています。

久しぶりに薪ストーブを着けました。こうなると酒を飲みたくなっちゃうのはキャンプして焚火の前で飲む酒が一番好きだったからでしょう。火はいいものです。

宿の裏側

今日は物置代わりにしている屋根裏の片付け。よくもまあこんなデカいものまで上げたものだという勉強机やテレビ、建材から使わなくなった布団やベッド、鍋や食器など、とてもお見せできないカオスとなっています。勉強机は開業当初の20年前に筋力も体力も過剰すぎる自信があったので背負って上げたのですが、今、もういらないから下そうとおもったら重くてとても下せない(笑)・・・そのため今日は掃除しつつ電動ドライバーで机を分解バラバラにして一片づつ下しました。いままで見えないところは後回しにしてきたけどこのご時世で時間もあるので少しづつ片付けていこうと思います。

難敵、太いシラカバ

先日お隣さんの庭で倒したシラカバを薪割り。薪割りの時のシラカバは実は難敵。木の繊維どおしの結合がけっこう強く節も多いので25センチ以上ぐらいの丸太はパカッと割れなくて斧が刺さるのです。そのためチェーンソーで十文字に切り込みを入れそこにネジレの入った鉄のクサビをはさんで鉄ハンマーで何度も叩いて割るのですが、これが手間と重労働。チェーンソーも不調でなかなかかからないし、すぐにエンストしてしまい二度手間です。時間をかけてメンテナンスしないとダメだな・・久しぶりの薪割りで体もバキバキですがサッポロクラシック(ビール)は格別です。

春霞?

今日は16℃。部屋の中は暖房無しでも25℃となり半袖で過ごしました。春だなぁ~。こんな日は掃除に整理整頓、それに水道管やボイラーなどの凍結防止のため水を落としていた別棟の水回りを復活。もう凍結はしないでしょう。外は一面の春霞のようにモヤが出た状態。急な温度上昇で雪解けが一気に進み飽和状態の大地の水分が蒸発してかすんでいるようですがそれにプラスして黄砂もきているよう。明日は釣りかな。

首都圏へ

ブログの更新久しぶりですみません。所用で首都圏に行っていました。北海道の清里に戻ってきて一番に感じたこと・マスクを取って「やっぱり広いっていいわ!」。

往路の飛行機から見た日高山脈と襟裳岬。日高ってちょっとねじれた恐竜の骨のよいに見事に連なっていて海に入っているのですね。日高ファンが多いのもうなづけます。

川越市の伊佐沼。フナや鯉、ブラックバスの釣り人がいる後ろは桜が咲きかけていました。引っ越しのための粗大ゴミ搬入でこの周辺を何度も往復。そのたびに咲いていくサクラが見事でした。

ソメイヨシノはやはり観賞用。こちらにあるエゾヤマザクラやチシマザクラとは違い、白く、葉が出ていなくて花だけというのがより見事に見えるのでしょう。

小江戸川越を散策。4年前に来た時は外人ばかりでうるさく、食堂は客が持ち込んだキムチで臭く不快でしたが、今回は若い人が多いながらも皆さん静かに楽しんでいて気持ち良く歩けました。最近の若者たちってけっこうちゃんとしていますね。右側の店はスタバ!粋です!

帰路は最近就航したピーチエアーの成田~女満別便を使ってみました。サービスや接客、機内の装備などは大手と比べるべくもありませんが十分と言えば十分。値段から見ると納得です。しかし成田空港がまるでゴーストタウン・・店の多くも閉店していて密を一番避けられたのは首都圏では空港かもしれません。

 

 

敗北・・

またまたやれました・・完全な敗北(涙)オコジョ返しを装着したものの見事に丸い穴があけられていました。

網の下にはキツネの足跡、そして網の下部にぶら下がったような伸び・・オコジョだと思ったら真犯人はキツネかも。オコジョはキツネが去った後に来ているのでしょう。(足跡から推測)2m近い高さをジャンプしてぶら下がり、歯で食い破って中の魚を揺らし、あるいは手で引き寄せて獲っていたと思われます。でもなぜかワカサギは人気が無くほとんど無傷。ワカサギが嫌いなのか干してある魚が嫌いなのか・・??近所のタラの干場でもカラスさえあまり来ないのは理由があるのでしょうね。発酵臭が嫌なのか?でも死体食べるしな?腐敗はいいけど発酵は嫌なのか?

そして敗北その2、ネズミ捕りに仕掛けておいたワカサギが魚だけ獲られていました・・でも特に腹立つのが干し網を破かれたこと。これで今年2つ目。ここ何年か連続でやられているのですが大丈夫なときも多く油断したころにやられるのです。天災は忘れたころにやって来る・・ということで主犯はキタキツネ、共犯がオコジョといったところのよう。せっかく滑車で干しやすように作ったのに来シーズンの冬までにはまたなにか方法を考えねばなりません。キツネ+オコジョ連合軍と宿のオヤジ対決。いつまでも負けっぱなしってわけにはいかんぞぉ~!!