建物北側の残っていた6カ所の植林を知床のガイド屋ピッキの若月さん夫妻が手伝ってくれました。一年中野山にいてDIYでリフォームもやっているだけあって苗木の採取、植林も手際がとてもよくすぐに終了。今、朝晩は氷点下になり霜もおりているけどどうにか無事に育ってほしいです。
朝うっすらと積雪があった今日は月曜大工ではなく日曜植林。先日伐採したシラカバたちは20年間、北風から建物を守ってくれましたが、暴風で折れて電線に架かり停電も起きました。そこで次は折れないと思われる15年間ぐらい働いてもらうべく植えることに。まずは近所の道端や荒れ地で雑草の狭間に生えていて切られる運命にある幼木を探して採取。幼木でも根切りに労力がかかります。
伐採した木の間に穴を掘り、水をたっぷり入れてから植樹。足りない土は排水溝から流れ出てきて詰まる原因となる土を採取して一石二鳥。今日は夕方2時間だけの仕事だったのでまずは5本です。あと5本ぐらいは土壌が凍結する前に植える予定。無事に育ってくれることを願います。
木が折れて電線を切ってしまうのを防ぐために伸びたシラカバを北海道電力さんが切ってくれるというのでお願いしました。北側のシラカバです。
暖かな日差しが徐々に無くなり北風が吹き始めてきました。しかし高所作業車2台と見事な手順で警備員も入れて10人ほどがテキパキと作業を進めていきます。結局今日は屋根のペンキ塗りもできず作業を一日中見ていました。やっぱりプロ集団の段取りはとても勉強になります。
キレイに決まった方向に倒すためにある程度枝を払ってから根本を切ります。一番感心した手順は電線や電話線に囲まれた樹木の伐採。高所作業車のバケットをなんとか差し入れて枝を払い、もう片手の小型のチェーンソーで幹を抱え、1.5メートルぐらいづつ切って丁寧に下に落としていき、電線などより低くなったら根本を切っている人とタイミングを合わせて上の人も押し、倒すのです。素晴らしい!
そしてキレイに伐採完了。北側が明るく、宿を作ったころの風景になりました。
幹の部分は薪ストーブ用にということで置いていってもらいました。薪割りだ~!
ゴミ箱の後ろの木。年輪を数えるとやっぱり20。開業2年目から今までよく宿を風から守ってくれました。ありがとう!
今日はとても寒く、今(22時半)外は氷点下1℃。いつのまにか氷も張るようになってきました。さっそく昨年伐採したシラカバで薪ストーブを着火。暖かさは格別で今日も酒が進みました。
ようやく晴れました。釣りで汚れた車をしっかり洗い、そろそろ朝晩氷点下になる日が出てきそうなのでヴォクシーのほうもタイヤ交換。軽自動車と違ってタイヤが重い・・でも長いレンチのおかげで簡単にボルトを緩めたり締めたりできてちょっと気持ちいい。やっぱり道具だねぇ~
家と物置の間にあった板やケースなどを一時撤去。風の通り道に物があると落ち葉が大量に積もってしまい湿気と虫の温床となるのです。
晴れ渡った今日の夕方の我が家。斜里岳の雪は少し解けたけどもう消えないかも。宿が休みの日はなにやってるの?とよく聞かれるけど、改装、メンテンナンス、掃除に事務仕事、会議だ、保健所の巡回だと意外にやることが多く、時間の融通は利くけど暇はないというかんじです。もちろん釣りも行きますが・。